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白夜極光の終了

サービス終了

 悲しいことに1月24日をもって、白夜極光はサービスを終了しました。
 私にとってグラブル以来最もハマったソシャゲと言っても過言では無く、昨今の流行ったゲームを取り敢えずパクる流れに反する非常に興味深く、挑戦的なゲームだったと思います。
 正直、リリース当初は保って2年くらいかなと思っていました。それ程に攻めたゲーム性だと感じました。

 少なくともゲーム性という点においてはどのソシャゲにも追随を許さない、『白夜極光ならでは』の楽しみ方が出来ていたと思います。
 いわゆる「手荷物検査」と呼称されるようなものも無く、工夫すれば(事前の育成は必要ですが)予想外のキャラを活躍させて高難易度クエストを突破することも可能で、イベントのたびに「ああ!あいつを育成していれば!」と後悔したことは一度や二度では済みません。
 けれど、そういったキャラを育成できる程、普段のプリズムに余裕は無いんですよね。
 ですが、それでも何度もリトライを繰り返して初手の盤面の上振れを引いてクリアしたことも有ります。パズルゲームとして、基盤がしっかり整っていたからこそ出来ることで、そもそも『ガチャゲー』にもっと寄っていたらそんな事は出来なかったでしょう。

 そういった点で、唯一無二の楽しさが有ったのがこのゲームでした。

 一方で、親切な設計になるまでに時間がかかりすぎたのは、かなりの痛手だったと思います。
 私は記憶力があまり良く無いので、確かなことは言えませんが少なくとも4倍周回出来るようになるまで1年半程かかっていたように思います。
 初めの頃なんて2倍が限界でしたから、毎日の周回にかなりの時間を取られていたと思います。
 あくまでも噂ですが、どうやら親切設計を実装したのはのTourdog Studioがテンセントに買収されて以降のようで、更に実装の際にはTourdog Studio側が強く反発したようです。
 実際、ワンボタン周回は最近追加されたような気がします。
 こんな魅力的なゲームを生み出してくれた方々を貶めるようなことは言いたくないのですが、その後Tourdog Studioの元々のメンバーは殆どがテンセントを離れ、新たにゲームスタジオを立ち上げたことから信憑性が嫌でも増してしまっています。
 このことに関して、「Tourdogは新たな事柄を生み出す才能には溢れているが、それを継続させる能力は無い」なんてことを言っている人も居ました。結構辛辣ですが、的を射ているなと思ってしまいました。

 イベントのミニゲームは個人的には嫌いでした。時間は取られますし、そのくせやらないと報酬が減るので。そういった部分もTourdog側の提案だったらしいです。あと存在が忘れ去られた庭も。

 実際の所はどうか分かりませんが、私がこのゲームを続けることが出来たのは間違いなく『ゲーム性』と『魅力的なストーリー』、『キャラクター』に依る所が大きいので、Tourdogの新たなゲームを待ちたいと思います。

 ただ、どうも原神風の3Dアクションゲームっぽいんですよね・・・
 これを見てしまうと、少なくとも庭はTourdogの我儘で作られたんだなと思えてしまいます。

 参考:


白夜極光の『今後』について

 サービス終了するゲームの『今後』ってなんだよ。と思った人もいると思います。
 こういったコアなファンを生み出すようなゲームは、終了後にファンによってプライベートサーバーやコミュニティサーバーによって復活を遂げることが多くあります。
 私はソシャゲの前例は知りませんが、TERAやMHF、DDONなどといったMMOなどはプライベートサーバー作成ツールが作られたり、コミュニティサーバーが立っていたりします。そういった事は法律上は普通に黒ですし、モラル・マナー等々の面からも決して表立って言うべきでも、喧伝すべきでも無いと思います。なので詳しくは述べませんが、気になる方は海外掲示板Redditのサブレディット・AlchemyStarsENで調べてみて下さい。私は期待しています。

最後に

 白夜極光のサービスを提供していただいたTourdog Studio様、およびテンセントゲームズ様、本当にありがとうございました!














独り言

 白夜極光を(諸事情により)私はずっとプレイし続けることが出来たわけでは有りませんが、少なくとも私の人生において結構比重は重かったです。
 デイリーだけなら数分で終わる手軽さが備わってからは余計にです。
 そんなゲームが無くなってしまうと、私のスマホは本当にただのガラケーと大した差が出来なくなってしまうので、なんとかして後釜を探そうとしています。
 なのでオススメのソシャゲが有れば教えてほしいです。
 今はリバース:1999を触っていますが、どうにもUIがややこしくて続けられるか不安です。ソシャゲ漬けの友人にはヘブバンとNIKKEとスタレを勧められていますが、少なくともヘブバンは宗教上の理由でやる予定は無いです。宗教って怖いですね

 人にはそれぞれソシャゲに求めるモノが存在すると思いますが、私は『ゲームとしての独自性と面白さ』を最も重視しています。
 何かが流行ればそのエッセンスを取り入れた、似たようなものが量産される。巨大IPでもなければ本当に似たようなゲームが並んでいます。
 最近はSlay the Spire風の戦略カードゲームが流行りですね。ローグライクは好きでよくプレイしますが、ソシャゲでそれをやりたいとは思いません。
 我儘を言うようですが『ソシャゲには向いていないがソシャゲでなければならない』そういったモノを求めています。
 そのギリギリの境界線に見事にこのゲームはハマってくれました。本当にソシャゲとしては最高級のものだったと思います。


 noteについては今後はPCゲームも含めたいろんなゲームの感想をつらつらと思い出帳代わりに書き連ねることになると思います。ブログのようなイメージです。
 少なくとも新作アトリエの感想は書こうと思ってます。
 飽き性なので続くかも分かりませんが、気が向いた時にでも見てもらえると幸いです。


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