FF風ドット立ち絵を描く
こんにちは、りんご味です🍎🍏
2024年頭にFF風ドット立ち絵をいくつか描いたので、その過程を記録します。
はじめに
FF風ドット立ち絵とは
ここで言うFF風ドット立ち絵とは、主にFINAL FANTASYⅣを意識した、『FF DOT.』という本を参考にしたイラストです。
ゲームで実際に使われたイラストも描き下ろしイラストも満載の本ですよ。
使用ツール
Edge
今回描くキャラ
ニコニコ静画にはもう少し多く投稿してるのですが、ここでは自画像とVtuberにじさんじの「ぶるーず」3人の、計4人を描きます。
FF風女性(大人)を描く
まずはローザを真似する
色の使い方や大きさの実感を得るために、また、下地として利用するためにもまずは本を見て再現するようにFF4のローザを描いてみます。
描いてみるとわかるのですが、色数が多くて16色を超えています。(本向けの描き下ろしだから…?)
なので、この後描くキャラも色数は気にせず描くことにします。
真似して描いたことで、目や手足の位置、頭の大きさなどがわかりました。これをベースにすれば、FF風のイラストが描けるはずです。
自画像を描く
まずは自画像を描いてみます。普段Minecraftやあつまれどうぶつの森で採用している己の姿です。
ローザはマントの上部にフードでもついているのか、それともポニーテールで髪をまとめているからか、首のすぐ後ろにも白い布があります。対して自画像では首の後ろには髪の先端が来るでしょうから、この辺りは輪郭が違ってきます。
また、前髪も色々描いてみた結果ローザより前(画面左側)に出しすぎない位置に描きました。なんだかしっくりきます。
あとついでに、自画像がローザ並みに胸が高いと違和感がすごいのでナーフしました。
参考にしているイラストでは部位ごとに複数の色を使ってのっぺりにならないように描かれているので、そこも真似してみます。
髪の毛は、過去の自画像で使ったグラデーションから色を持ってきました。Edgeのパレットの機能でグラデーションを作ってもいいですね。
手は濃い色はローザの絵を参考にしながら色を作りました。
スカートは柄があるので特にいじらず、ブラウスは少し濃い色を使うようにしました。
相羽ういはさんを描く
次は最推しのういはちゃんを描いてみます。
描き方や色の選び方は自画像と同様です。
胸については、大きく描いた方が男性との差が出てより女性らしく見えるし(つまり誇張するということ)、装飾も描きたいのでローザと同じ大きさで描きます。
半袖かつ手袋をつけているので、手袋は横幅3pxの腕(素肌)横1pxにしました。程よく再現できていると思います。
さて、スカートの後ろにある大きなリボンも描きます。
本家イラストのひらひら間を出すために、青色のグラデーション部分は互い違いになるように配置しました。さらに、白い布の部分も途中くの字に曲げました。
また、自画像と同様、髪の毛に濃淡を付けます。
ういはちゃんをドットで描くときは前髪の三つ編みを濃い色で描いてあげるとそれっぽくなりますね。
FF風男性(大人)を描く
ローザを下地に男性版のバランスを確認する
先に女性を描いたので、男性とのバランスを比較してみます。
手が大きいのがかなりの特徴ですね。
これを守りさえすれば男性に見えそうですね。
黛灰さんを描く
次はぶるーずの男性、黛さんを描いてみます。
ちょうどこの向きだとトレードマークのインナーカラーが見えていいですね。
黛さんは毛先が白っぽい印象があるので、自画像やういはちゃんのときは濃い色を足していたところを、白っぽい色を足してみます。
FF風子供を描く
まずはリディア(子供)を真似する
次はぶるーずのアルスさんを描きたいので、リディア(子供)の描き方を真似してみます。アルスさんはちっちゃくてかわいいから当てはめるなら子供サイズでしょう!
リディア(子供)の顔は両目とも見えていて、背丈が小さいです。(髪のボリュームがあるので同じだけ縦を使っています)
かわいい~~~~
アルス・アルマルさんを描く
さあ! 今度はリディアを下地にアルスさんを描いてみます。
マイクラスキンでは再現できなかった、マントやフードの裏地(青色)も描くことができます。
黛さん同様に濃淡も一気に描いてしまいます。
アルスさんは髪と手に濃淡をつけましたが、少々ささやかですね。
おわりに
今回は自画像とぶるーずだけを紹介しましたが、ニコニコ静画にはほかにもいくつか同様のイラストを載せているので、そちらもどうぞご覧ください。
この絵はEdgeで描きましたが、パソコン用で他に有名なドット絵ソフトにはAsepriteがありますし、GIMP(GNU Image Manipulation Program)やPhotoshopなどのドット絵に特化していないソフトでも書くことができます。
また、わたしはスマホ版アイビスペイントで描くことも多いので、みなさんも使いやすいソフトでドット絵を描いてみてくださいね。
ご覧いただきありがとうございました。