ウサギのかつお
noteで共通の方々を通して、知ったかつおさん。
以前からかつおさんの企画で、かつおさんの記事の感想を書きたいと思いつつも期間が過ぎてしまい、遅れながらも個人的に感想文を書きたい!と感じたので書かせて頂きます✨
まずは、どうか「かつおさん」の書いた「かつおちゃん」の記事を読んでみてください。
わたしは初めてこの記事を読んだ日に、言葉にならないくらい衝撃を受けましました。
動物を飼ってた頃を思い出して、涙が溢れてきました。
この記事を読んでさまざまな感情が湧き起こり、きっと動物が好きな方は、怒りや悲しみを感じる方、それぞれいるかもしれません。
ですが、きっとそんな方も最後はかつおさんに引き取られた「かつおちゃん」の行く末に安堵するんじゃないかと思うのです。
虫のわくほど汚いゲージの中で、カピカピのお米やパスタを投げ与えられ、少しでも食べ物に手を伸ばして引き寄せようとする、かつおちゃん。
「生きるって食べていくこと。」
藁にもすがる思い、という言葉があるけれど生きるために動物の本能はいつもちゃんとそれを知っていて、私たち人間にも教えてくれます。
うさぎである素直な反応に対しても、人間の足でガンとゲージを蹴られ、ヒゲはライターでちりぢりにされ、かつおちゃんからしたらいつ命の危険に晒されるかわからないほど、本当に死ぬほど怖い思いをしたんだと思います。
本能に忠実であるがゆえに、動物は人間以上に、危ない人を感覚で察知したり、見分けられるんじゃないかな。
動物(ペット)は餌や水を与えられなければ生きていけない。
閉じ込められたままでは逃げ出すこともできませんし、人の愛情や温もりを頼りに生きているので、中には愛されるために媚を売ったり、忠実にただ飼い主の帰りを待つ子もいます。
パート2では、物語が新たに展開していきます。
100均で買った半分のキャベツをさらに半分こするふたり。
先に食べたかつおちゃんに、自分の分のキャベツも差し出すかつおさん。
かつおさんご本人は空腹を満たすためにティッシュを食べてたというので、到底の人ではかなわないくらい深い愛情が、かつおちゃんに出会った当初から向けられてたんだと感じました。
人間の、子を思う親のような強い愛情を感じました。ただでさえ人間に懐きづらいウサギが、さらに人間不信になったウサギが心を許せたのは、きっと出会えたのがかつおさんだったからだと思いました。
人間同士、相性や絆はありますが、人間と動物にも絆があり、仲良しになれる相性もあるのかもと、この記事を読んで感じました。
やっぱり動物に懐いてもらえるととても可愛いし、より愛情が湧くのもわかります。
懐かないから、可愛くないから等の理由をつけて判断する前に、必ず人間から愛情を持って手を差し伸べてやらなければ、こたえてくれない子(動物やペット)もいます。
もし、人間だけでなく、人間と動物の間にも相性があるのなら最後まで懐いてもらえない可能性もあるかもしれません。
わたしが初めて飼ったハムスターは、まだ小さなキンクマでペットショップから来たハムスターでしたが、手の中や膝の上で伸びたりまるまったりしながら眠るほどよく懐いてくれました。
ですが、他にも人からもらったゴールデンハムスターは、気性が荒くいつも気が立っていて、わたしだけでなく人間の指に噛みつくクセがありました。飼いだしてしばらく経ってから噛むクセはなくなりましたが、人間に懐くということに興味がないのか、よほど怖い思いをしたのか、最後まであまり懐いてもらえませんでした。
それでも、ペットを飼うことは、動物との信頼関係ができるまでに命を共にする時間を捧げる覚悟や、掃除や餌やり、お散歩など責任をもつことの大切さが問われます。
ペットという枠を超えて、命とどう向き合うか、人間は試されてるんだと思います。
この前、近所の川辺で座っていると、草むらがガサガサしたので見てみると1匹の大きな亀が顔をのぞかせました。
突然のことにびっくりしたのですが、きっと人間に育てられた亀が大きくなり過ぎて川辺に捨てられてしまったんだと思いました。
亀は何食わぬ顔で自分の庭のように草むらの中を1匹でノソノソ歩いて、ポチャンと川の中へ消えていきました。
何を食べて生きてるんだろう?という疑問がわきながらも、こんな亀がどこかにたくさんいるのだろうとも思いました。
動物の命を巡る話は、本当に沢山ありますが、何がペットにとっていいことかどうかは、物言わぬその動物にしかわからないこともあります。
でも、管理される中でも愛情を感じたらきっとかつおさんに懐いたかつおちゃんみたいに、愛らしい表情や仕草で愛を返してくれると思います。
そして、ちゃんとそこにはしっかり種族を超えた絆も生まれていると思いました。
私もいつかまた動物を飼う日が来たら、かつおさんの記事を思い出して読み返したいです。
かつおさん、素敵な記事をありがとうございました!
☆*KOKAGEの拙い文章にサポートしてくださる方へ*☆ いつもありがとうございます* 文章はまだまだですが、日々の日記が少しでも何かのあなたの発見につながれば幸いです。文章であなたに出会えたことに感謝いたします。