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The Hives

★ガレージロック100%
 数あるガレージロックリバイバルのバンドの中でもビートの激しさと、ロックンロール本来の衝動で言ったらハイヴスが一番徹底してこだわり抜いていると思う。ある日ランディ・フィッツシモンズなる人物から日時と集合場所が書かれた手紙を送られた5人がバンドを結成し、5人はその人の操り人形としてステージで演奏している。(という設定らしい)…そんな設定なくても普通に有り余るくらいかっこいいのに。笑

■おすすめ曲

Hate to Say I Told You So (Veni Vidi Vicious/2000年)
 ガレージロックど真ん中って感じの曲。ガレージ好きだったらテンション上がること間違いなし。海外の番組で司会者が今から演奏するハイヴスのことを'best live band on the planet! The Hives!!'ってテンションマックスで紹介してて、すごい納得した。

Tick Tick Boom (The Black and White Album/2007年)
 これもガレージロックど真ん中の曲。ガレージロックに興味ない人からしたら'Hate to Say I Told You So'と同じに聞こえるかもしれないけど(笑)私なんかはiphoneのシャッフル再生で急にこのリフが流れてきたりしたら電車でテンションを抑えるのが大変で困る。ライブ映像では'BOOM!'のところで一回全員丸々1分位静止するって言うパフォーマンスがあったりする。ボーカルのペレがわざとらしい顔で静止してる様子(笑)↓

画面収録 2020-05-01 11.03.07.mov



Two Timing Touch And Broken Bones (Tyrannnosaurus Hives/2004年)
 この曲のリフはハイヴスの尊敬するバンドThe Monkeesの'I'm Not Your Stepping Stone'(↓)という曲から拝借(よく言えばオマージュ?笑)しているらしい。どこで着想を得たかは置いといて二本のギターで奏でるリフの演奏はめちゃくちゃかっこいい。大学生の時ハイヴス知ったのがこの曲が初めてだったんだけど、ぼろアパートのこたつの中で一瞬で心奪われたっけな。


■まとめ ハイヴスはオルタナって書いてあったりするところもあるけど個人的には最強のガレージロックバンドの一つだと思う。最近のバンドには「ロックの原始的な勢いが足りない」とボーカルのペレが言っていたがハイヴスにはそれをいうだけの資格があるくらいまさに'best live band on the planet'といったパフォーマンスをしてくれるのだ。

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■どうでもいい話
・ペレはAC/DCのファンでAC/DCのブライアン・ジョンソンが難聴のため引退しボーカルがいなくなってしまうってなった時に「自分は6歳の頃からAC/DCの歌を歌ってきた」といってAC/DCのボーカルに自ら志願した。
・ペレはとても楽しそうにMCめちゃくちゃ喋る。「ちょっとそこのVIPの奴ら!お前らそんなに重要人物じゃないんだからとっとと座れ!そこのトム・ハンクス!お前のことだよ!」とか言っちゃうらしい笑 →リンク

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