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The Rolling Stones

★ロックンロール50%
★ブルース40%
★ポップロック10%

 「ストーンズってどんなバンド?」と言われるとこれほど難しい質問はない。ストーンズは人生をかけてロックンロールだけをやってきたまさにロックンロール職人みたいな人たちのバンドなので、ストーンズの場合「どんなバンド?」と聞くことは「どんな人生だった?」って聞くみたいなものだと思うのだ。そりゃ山あり谷ありで一言では語りつくせない。例えばジャガーandリチャーズとしてJumpin' Jack Flashを書き上げた日もブライアンジョーンズがプールの底で死んだ日も全部あってストーンズなのだから。(とはいえ何かまとめないと話にならないので)私の好きな楽曲だけについて言えば、やっぱロックンロール最高ってことかな。。陳腐な感じになっちゃいますけど。笑

■おすすめ曲

Jumpin' Jack Flash(Flashpoint/1991年)
 このアルバム自体Liveアルバムなので全体的にテンポが早いのだが、このバージョンのJumpin' Jack Flashは勢いがあって、昔から聞くと無条件でテンションがMAXになってしまうという日常生活に支障が出るほどかっこいい曲。キースがこの曲について「俺たちがこの曲やってるのに乗ってこないやつはよっぽどの腑抜け野郎だ」とかロックスターっぽい暴言吐いてるけどこれに関してはほんと同感だ。

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Midnight Rambler(Get Yer Ya-Ya's Out!'/1970年)
 ミックのハープとキースの5弦ギターのリフが最高にロックしてる曲。ストーンズのロックンロールとブルースの真髄って感じの曲。1990年の東京ドームのライブで、曲の途中のブレイクでキースがミックの肩に手を置いてニヤッと笑うところがあるんだけど、それが普段あんまり表面上は仲良くないように見える二人がお互いを信頼しあってるみたいでめちゃくちゃシビれる。(↑映像:6:45あたり~)

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You Got Me Rocking(Voodoo Lounge/1994年)
 これもキース語録によるものだが「みんな'ロックロック'って騒いでいるけど、'ロール'は一体どうしちまったんだ」...ロックンロールを知り尽くしたキースがいうから説得力がある。まあこの言葉の正確な意味はよくわからないが、この曲でのキースとロンウッドの掛け合いを聴いてこれが'ロック'と'ロール’ってことなのかなと思ったりした。キースいわく「ロールは学ぶのが難しすぎてそれのためだけに大学に行ってもいいくらいだ」とのことらしい。

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■まとめ
 ローリングストーンズほど骨太なロックンロールを繰り出せるバンドはそうはないと思う。というかそんなバンドを知らない。この人たちはロックンロールとブルースをかっこよく演奏することだけを考えて生きてきたんだから。大学生のある日、飲み屋でストーンズを好きな人が「ストーンズはストーンズっていう長〜い曲を一生かけてやってるみたいなもんだからね」と言っていたがなるほどと納得してしまった。そういう一朝一夕では身につかないようなことを彼らはやっていると思う。ロックンロールの曲を覚えること自体は簡単に思えるけど、突き詰めて熟成しようとすれば深みは無限にあることをまさに体現してくれているバンドなのだ。キースのギターを弾く渋さたるやそこらへんのバンドにはちょっと真似できない。

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■どうでもいい話
・キースは曲によっては弦を五本しか張ってないギターを使うことがある。(通称オープンGチューニング)6弦はキースいわく「邪魔だから」取ったらしい。


■昔のツイート↓

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