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Jet

★ロックンロール10%
★ガレージロック60%
★オルタナティブ30%

 ジェットは曲の爆発的なノリの良さといい、リフでグイグイ引っ張るギターロックぶりといい、ニックセスターのセクシーなシャウトといい、文句なしど真ん中のロックンロールスターだと思う。これまで思い描いていたロックンロールスターがまさに頭の中からそのまま出てきたような最高かっこいいバンドだ。

Are You Gonna Be My Girl (Get Born/2003年)
 1stアルバムの'Get Born'は1曲目から'Last Chance'→'Are You Gonna Be My Girl'→'Rollover DJ'と、まるで自分たちが最強にかっこいいロックンロールバンドであることを証明しようとしているかのような曲順だが、もはや2曲目(この曲)のAメロくらいからそんなことは嫌という程伝わってきていた。(笑)ガレージロック好きでジェットの'Get Born'を初めて聞く人はこの最初の3曲で「もうわかったから!もうわかったけど続けてくれ」っていうよくわからない感情になると思う笑


Lip It Up (Shine On/2006年)
 2ndアルバム'Shine On'から。これまたロックンロールスターど真ん中の爆裂かっこいい曲。ジェットはそんなにギターの手数が多いわけじゃないのがすごい。ビートがこれでもかってくらいはっきりしていてちゃんと聞く側をよろこばせてくれるようになっているのが聴いてて気持ちいい理由なんだと思う。

She's a Genius (SHAKA ROCK/2009年)
 3rdアルバム'SHAKA ROCK'から。3rdアルバムの中では一番1stアルバムに近い勢いのある曲だと思う。1stから6年も立ってこういう曲が作り続けられるのはやっぱりすごい。ジェットのアルバムは何にも考えないで聞いてても勝手に最高の気分にしてくれるからいいんだよね笑

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※↑フジロックで来日したとき優しい彼らがバスドラにカタカナでバンド名を書いてしまいちょっとかわいくなってしまう様子です。

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■まとめ ジェットはロックンロールビートをぶっ飛ばしてる曲の他にも'Cigarette and Cola'とかメロディの綺麗なバラードがたくさんあるんだけど、個人的には上で紹介したような曲ばっかりやっててほしいと思う。ロックンロールスターそのものがなんたるかを教えてくれるバンド。

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■どうでもいい話
・現クロマニヨンズの甲本ヒロトはジェットのファンで2ndアルバム'Shine On'のCDの紹介シールコメントを書いている。コメントは「あしたのことなど知るもんか!!今やるか!!やらねえか!!JET!!コイツらはやる!!」
・ジェット解散後、ニックセスターがツイッター始めたのに全然気付かれなくてひっそりと辞めたってエピソード可愛くて好き。

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