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Oasis

★ポップロック60%
★オルタナティブ40%

 このバンドの核は何と言っても荒くれ者の兄弟ノエル・ギャラガー(兄,Gt)とリアム・ギャラガー(弟,Vo)。ブリティッシュポップを狂ったように聞いて育ったノエルの作詞作曲能力、独特のポーズで歌うリアムたちの、年中やっている兄弟喧嘩だけでも相当キャッチーなバンドであるが(笑)、楽曲はそれよりも何倍もキャッチーでメロディも美しい名曲ばかりでそこらへんのただのお騒がせバンドなんかでは全くない。「第二のビートルズ」とまで言われたバンド。バラード系の名曲も紹介するには有り余るほどあるが今回は私の個人的な趣向でアップテンポな名曲を紹介したい。

■おすすめ曲

Fade Away(The Masterplan/1998年)
 疾走感のある王道ポップロックといった名曲。'Wonderwall'や'Don't Look Back In Anger'などバラードの名曲と比べるとあんまり名曲としてピックアップされていないような気がするがノリといい歌詞といいポップロックのまさにお手本とも言えるめちゃくちゃかっこいい曲である。サビの「子供の頃、夢見てたはずのことはいつの間にか遠のいていってしまうんだ」という歌詞はアップテンポな曲ながら少し寂しさや懐かしさも感じさせる。王道とはいえただかっこいいだけのポップロックは作らないところはノエル・ギャラガーのさすがのソングライティング能力だと思う。
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Headshrinker (Morning Glory/1995年)
 そこまでアップテンポの曲が多くないオアシスの隠れた名曲だと思っている。バラードのような曲ばかりがピックアップされているように思うが(私だけ?)、アップテンポでガレージロックみたいなリフのこういう曲もノエルは余裕で作れるんだということをもっと世に知らしめたいんだよなあ。
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Bring It On Down(Definitely Maybe/1994年)
 
オアシスはこの曲を発表した1994年ごろが一番脂に乗っていると思う。この人達はいろんなバンドとけんかしたり暴言吐いたり荒くれ者のイメージだけど、曲の内容はしっかり人生に向き合っている人が書く曲そのもので、ときどき
「It always seems to me. You only see what people want you to see」
(お前はいつも誰かに期待されていることばかりしているように見える)
なんて普遍的な真理をついていたりする。
 でもそれが上から目線でも「もっとこうしろよ!」みたいなメッセージでもなくてひたすらに自分の人生と戦っている感じを歌っているのが心にくるんだよなあ。
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※インタビューにて:最後に泣いたのは??「つい最近だ」理由は?「つま先をぶつけた」 かわいいおじさんやな笑

画面収録 2020-05-01 12.10.16.mov

※ロックスターたちによるチャリティマッチ。ゴールを決めているのがリアム。サッカーが好きでマンチェスター・シティの大ファン。宿敵マンチェスター・ユナイテッドのファンは◯◯ッキン愚か者らしい笑

■まとめ 
ギャラガー兄弟の人間的魅力だけでなく、紹介しきれないほどの名曲があるオアシス。現在は兄弟喧嘩が昂じ解散して兄弟それぞれのバンドをやっているが再結成してくれたらいいなあ。

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■どうでもいい話
・ギャラガー兄弟はビートルズを非常に敬愛しており、「ビートルズストーンズとオアシス以外はクソ以下だ」と話している。
・'Whatever'という曲はライブではコード進行はそのままにビートルズの'Octopus Garden'の歌詞が歌われることがある。(映像↓)
・リアムは歌い出しを間違えると、ステージ中にもかかわらず拗ねて歌わななくなってしまったりする。(↓映像:2:10~)

■昔したツイート↓

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