【2020年版】台湾進出希望企業から本当によく聞かれる質問
こんにちは!
最近うちの会社にくる問い合わせに対して返信をしたら、みなパタと連絡が途絶える現象にあっている applemint 代表の佐藤です。
さて、コロナ before/after も変わらず台湾に進出をしたいという連絡を受けます。
台湾は経済回ってますし物理的に距離が近くて進出しやすいのでわかります。
それで毎度大体決まったような質問をされるので、この際一部書きます。
台湾進出を検討している方の参考になれば幸いです。
Q. 中国の商品サービスをそのまま簡体字を使って台湾で展開しようと思っていますがどうでしょうか?
A. かなりオススメしません。
台湾の人は繁体字を自分たちのアイデンティティの一部と見なしており、一般的に簡体字を見ることも使用することもあまり好まない傾向にあります。
Q. 台湾の人の消費傾向を知りたいのですが
A. 簡単に説明すると可処分所得の内、25%ほどが家賃や水道・電気代で、大体 20% が貯蓄、そのほかレストラン・旅館は10%前後、趣味や文化・教育への支出も10%前後で、食料品が15%前後です。
衣類への支出が下がる一方で、レストラン・旅館の支出が上がっています。
Q. 台湾の越境EC で好調な商品やサービス、或いはカテゴリーはありますか?
A. 正直に話します。
どこもかなり苦戦しています。
9割ぐらいは苦戦しているでしょう。
敢えて一社あげるとすると日本で割と知名度が高い某コスメ商品が割と好調です。
私が思う好調な理由は、商品の機能がわかりやすく一瞬で効果を実感できるためです。
また、日本で起用した某有名ユーチューバーのビデオを台湾でも広告素材として使えたことが大きく、結構効率がいいです。
ウェブ分析の結果、越境EC では購入カート追加/購入カート入力後の離脱が通常より高い気がします。
Q. 台湾における定期通販が好調と聞きました。実際はどうでしょうか?
A. むしろ誰から聞いたか知りたいです(笑)
少なくとも私の周りで定期が好調というクライアントはあまり聞いたことがありません(苦笑)
私の周りのお客様は色々な試行錯誤、努力を重ねて定期購入者を増やしてはいますが、誰も現状に満足していません。
よって好調という表現は少し違うかなと個人的に思います。
Q. 台湾でウェブマーケティングを始める場合、どんな施策がありますか?
A. 恐らく他の方もお話をしていますが、基本的には Facebook と Google と思います。
これに追加で KOL の起用が現時点では王道です。
余力があれば LINE 広告を試してみるのもいいかと思います。
台湾に限らずアメリカも結局 Facebook & Google 広告と聞きます。
また、以下に私が以前他社さんに寄稿したコラムを貼ります。
台湾進出時に検討したい媒体とそのメリット・デメリットを述べています。
その他最近だと KOL/インフルエンサー話も聞かれたりしますね。
以上台湾から applemint 代表の佐藤でした!