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【2021年版】台湾のペット用品市場とウェブプロモーション

こんにちは!リモートワーク中は1-2時間に一回は猫を撫でるか、猫と遊んでいる applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。今日は僕が大好きな猫やペットについての台湾の動向をお話ししたいと思います。

applemint では、ずーと昔に、台湾のペット用品の会社からウェブプロモーションのお問い合わせが来ました。確か猫用品のプロモーションで、猫好きな僕はかなり興奮したのを覚えています。残念ながらお見積もりを出した結果、返事が来なかったのですが、それ以来台湾におけるペット用品の市場をちょくちょく気にかけてます。

そして今回真面目に調べたら、どうやら台湾はかなりのペットブームということがわかりました。コロナ渦でペット需要が増えたと聞きますが、その影響もあるかもしれません。

そこでこのブログでは台湾のペット市場がどうなっていて、もしも僕が台湾でペット用品を売る事になったらどんなウェブプロモーションをするかというお話をします。

ついでにペット用品を販売することになった場合、どんな選択肢があるかお伝えした上で、ネットで台湾の人に販売出来ないか模索したいと思います。

台湾のペット用品市場ってどうなの?

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台湾ペット市場の概要

結論から言うと台湾のペット市場はかなり盛り上がっています。その背景に、子どもを育てる代わりにペットを飼う若者が増えていることがあげられます。

最近2021年のニュースによると、台湾の出生率は世界で一番低く、台湾人の女性は平均して1.07人の子どもを出生するそうです。台湾に次いで出生率が低いのが韓国で、韓国の女性の平均出生数は1.09人だそうです。

参考:台灣生育率全球倒數第一 專家揭脫不了二大原因

女性の出生率が下がるのを尻目に、ペット市場はどんどん盛り上がっていて、2017年のペットとしての猫と犬の数は250万匹以上で、この数は2006年の2倍です。10年でペットの数が2倍になっています。

どんなペットを買っているのか?

調査によると、台湾のインターネットユーザーが飼っているペットの種類は、犬(67%)が最も多く、次いで魚(33%)、猫(31%)となっており、小動物(17.5%)、鳥(14.9%)、爬虫類(7.1%)も一定の割合を占めています。

<参考:數據圖表拆解毛小孩商機!養貓人數居然輸給牠、寵物用品市佔第一電商是哪家?>

猫よりも魚を飼っている人が多いことには正直驚きました。ただし飼いたいペットランキングは、犬(57.3%)、猫(46.9%)、魚(19.6%)の順となっています。猫は飼いたいけれど少しハードルが高いので魚を飼っているのかもしれません。

台湾人はどこでどんなペット用品を飼っているのか?

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ペット商品の販売チャネル

台湾でペットオーナーが最もよく利用する販売チャネルの1位は「ペットショップ(68.4%)」で、2位は「オンラインショッピングチャネル(47.4%)」、3位は「スーパー/コンビニ(46.8%)」、4位は「動物病院(16%)」という結果になりました。

<参考:數據圖表拆解毛小孩商機!養貓人數居然輸給牠、寵物用品市佔第一電商是哪家?>

ネットの時代とはいえ、思ったよりも多くの人がペットショップでペット商品を購入しているようです。ちなみにうちでは全てネットで餌やおもちゃなど購入しています。

台湾におけるペット用品のEコマース市場は「shopee」が69.2%と圧倒的なシェアを占め、「momo」が32.5%、「PChome 24h Shopping」が29.8%と続きます。

Shopee がペット用品に強い理由ですが、どうやら単純に多くのペットショップが Shopee で商品を売っているからだそうです。詳しくは調べていませんが、恐らく Shopee は他社より出店手数料が安いためと思われます。

ペット用品

ペットを飼う際の最大の支出は、医療費と食事・おやつ代です。僕は猫を飼っていますが、確かにおもちゃはあまり買い換えません。しかし、いいおもちゃに出会ったら衝動的に飼ってしまいます(苦笑)

ペットオーナーが一番興味を持っているのもペットの健康 (医療) と食事です。特にこの分野のスマート商品が注目されています。

スマートーフィーダー (自動餌やりグッズ) や猫の健康状態をチェックするスマートトイレなどが注目されています。

調査によると、台湾のペットオーナーの40%がペットテクノロジー製品を購入しており、26~40歳のグループが最も購入率が高く、主にスマートフィーダー(17%)、スマートウォーターディスペンサー(13.9%)、スマートペットカメラ(13%)などの食行動のカテゴリーで購入が目立ちます。

台湾でのペット用品の販売 (潜在性)

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台湾のペット市場が成長を続けている事は事実ですが、どうやらかなり飽和状態にあるみたいです。しかしそれは台湾に限らず恐らく日本やその他の国も同じだと思います。

そんな飽和状態のペット市場で期待されているのがスマート商品です。スマート商品を通して他社より先にいち早くペットのデータを集め、データを基にさらに商品を改善すれば他社をリード出来ます。

そのためには早い段階で台湾に進出するのがいいのですが、どのようにして台湾で販売をすればいいか?一番現実的なのは販売代理店や実店舗を持っている企業を探して、そこに日本から卸すというパターンです。

現に、台湾ではペットオーナーが最も使う販売チャネルは実店舗です。その次にネット販売があります。ネットで売る場合、EC モールが良さそうですが、台湾のEC モールでお店を開くには台湾に現地法人を置くか、販売代理店に出店をお願いするかの二つになります。

販売代理店の多くは実店舗の他にECモールで出店をしているので、結局は販売代理店と協業する形が一番いいという結論にたどり着きます。

では他の方法はないか?自分達で広告費をかけて、直接消費者に売るという方法があります。

まずはリスクフリーで繁体字のインスタアカウントを立てたらどうか?

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ネット広告をかけて、自分達のECサイト及び自分達のチャネルで売る強みはユーザーデータの蓄積と利益率アップです。

ペットオーナー商品の原価を調べた事はありませんが、決して安くないと思います。そこから更に台湾人向けに広告費をかけたら、利益がすっ飛ぶと思う方もいるかもしれません。

そこで、僕がご提案したいのがまずは台湾人向けのインスタアカウントの開設です。まずはペットが自分達の商品を使う様子を色々動画でアップし、台湾にいるペットオーナーと交流します。

使用する文字は繁体字をお使いください。(くれぐれも簡体字にしないよう!)もしも反応が良ければ、Shopify を導入して直接販売すると面白いと思います。

以上台湾のペット市場についてでした!

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