名言採集12
これまでの人生の中で、元気になったり考えさせられた言葉をご紹介します。
他の人にはスルーされる言葉でも、その時々で聞いた時、グッときた言葉ばかりです。
これを読んでくれた方にとって、ひとつでもいいなという言葉があれば幸いです。
●一番キライなのは「器用」と言われること。努力しないでできるわけないでしょ。
美空ひばり
●友人のひとりが、私たちを必要としていると知ったら、友人がそれを言い出すまで待っていてはならない。そんなことは告げずに済ませてやる心遣いこそ、友人に対してなしうる、一番好ましいつとめである。
シュバリエ・ドゥ・メレ、パスカルの友人
●経験は人にものを教えてくれるが、それに安住したり、固定的にとらえたりすれば、その弊の方が大きくなるだろう。むしろ、手垢のついた過去など自己否定するくらいの方がよいのかもしれない。少なくとも、「転々」を志す場合は。
筑紫哲也 ASAHIジャーナル「風姿花傳」
●つい一瞬前の一歩が、次の一歩を決め、その積み重ねが思いもよらない世界へと連れていくことがある、とつくづく思う。自分でも知らないうちに、新聞記者や普通の主婦やビラ貼りや、あるいは死に向かって歩き出している。
どうせ運命は、こちらの考えになど頓着せず、どこかへ連れていく。長い目で見たりせず、とりあえず好きなように挑戦してみることをお勧めしたい。
向山敦子、中国新聞社の記者
●人間誰も彼ももうすぐ死んでしまうというのに、どうして生命を賭けて心からしたいと思うことをしないんだろう。
●いかなる「対話」も無効だったけれど、ある人間の自然の生き方は人を動かすということでしょうか。
曾野綾子 「仮の宿」
●今日なら、まだ遅くはない。
●思うのは、才能なんてみんなそんなに大差ないんだから、情熱があるかどうかだよ。才能は自分で耕すもの。持続して、自分の中のものを耕したり、外から吸収してきたり、そういう情熱を持ち続けられるかどうかでしょう。
田島征三(画家) 朝日新聞より
●人間って、精神的な存在なのね。素晴らしい存在だと思う。自分がこうしたい、やりたいっていう希望を持ち続ければ、いつのまにかそうなっていくの。私だってひどい状況のときが沢山あったのよ、何度も何度も壁にぶつかって。
でも希望を持って夢を抱いて、それがその人の人生を先に進ませる第一歩だと思う。ああ、行き詰った、もうダメだと、自分に対して愚痴も散々こぼしたら、あとはパッと発想を変える。私にはこれだけしか残ってない、そう考えるより、こんなにあるじゃないかって考え直すの。
本当に疲れきってしまっていても、肉体だって自分の精神の支配下にあるんだもの、コントロールできるのよね。
櫻井よしこ ジャーナリスト
人って言葉に支えられて生きてるようなところがある気がします。
それではまた…。