出川イングリッシュに学ぶ、英語上達に必要なもの
ストアカ講座の英会話レッスンの生徒のRさんに、無料で英語が学べるアプリのduolingoを教えてもらい、早速やってみた。
30問中、3問くらい間違えたけど、「えー、これ間違いなの?」と納得いかないものもあり、やっぱり機械がだからかな、私が先生だったら、どっちでも正解にしちゃうけど、と思った。
例えば、英語を日本語に訳す質問で「I ate a lot of hamburger.」の正解は、
「私はたくさんのハンバーガーをたべた」
私の答えは、「私はハンバーガーをたくさん食べた」で不正解💦
「えー、どっちでも良いじゃん」とツッコミを入れたくなる。機械がゆえに、柔軟性がない、笑
私は「正しさより楽しさを!」をテーマにしているので、あまり細かいミスは気にしない、自分もよく間違って英語を話してるけど、通じてるから良いじゃん、というスタンス、だから、英検、TOEICなどの試験対策の講座は開催できない💦生徒がみんな不合格になっちゃう〜。
英語力はコミュニケーション能力、英語があまりできなくても、度胸と自信、相手に伝えたいという思いがあれば、なんとか通じる。出川哲郎さんの話す「出川イングリッシュ」がまさにそう!
上記の記事を読む時間がない人のために、抜粋してみた!
1.出川イングリッシュとは?
テレビ番組「世界の果てまでイッテQ」の「はじめてのおつかい」というコーナーで、芸人の出川哲朗さんが海外に行き、道ゆく人に英語で質問をしながら、出されたミッションの答えを導き出していくというコーナー。
毎回予想外の英語が飛び出し、文法も発音もめちゃくちゃなのに、なぜか現地の人たちと意思疎通し最終的にはミッションをクリアできる。
2.本当にすごい!出川イングリッシュ
自由の女神まで自力で辿り着かなければならない出川さんが、自由の女神を英語で何と言うのか分からず「ドゥーユーノーフリーウーマン?(自由な女知ってる?)」を連呼。(正確には、自由の女神=Statue of Liberty)
それでも通じない出川さんは、「ベリベリビッグドール(すごい大きい人形)」や「フリーホワイトドール(自由な白い人形)」でも試してみますが、自由の女神は白でなく緑なのでやはり気づいてもらえず。
その後、通りがかりのお店の自由の女神の置物を見て色が緑だと気づいた出川さんは「グリーンビッグドール」と伝え、相手のアメリカ人が「Statue of Liberty?」と言ってくれますが、もちろんリスニングも苦手な出川さんには「スタジオエブリ?」に聞こえてしまう(笑)
しかしその後も「スタジオエブリ」を押し通し、質問を重ねているうちになんとか駅の名前を聞き出し、奇跡的に自由の女神にたどり着くことができた。
他にも「クルクルボックス」観覧車(正確にはFerris Wheel)など、完全なる造語の出川イングリッシュで道を尋ねまくる出川さん🤣ボキャブラリーやリスニング力が無くても、公共交通機関を使って、目的地に自力でたどり着けてしまう!
3.出川イングリッシュから学ぶ、英語の上達において必要なもの
英語力が無い出川哲朗さんが群を抜いて持っているもの、それは「自信!」
英語を何年も勉強している日本人に「英語話せる?」と質問しても、おそらくほとんどの人は「あまり話せない」と答える。しかし出川さんは、英語を勉強したことが無くても「英語力が無くたって単語を並べたら通じるんだよ」と自信を持って答える。出川さんは自身が英語ができないことを自覚した上で、「絶対に通じる」と言い切る。
英会話においてもう一つ必要不可欠なのが、「伝えたい」という気持ち、ある時、出川さんは声をかけた外国人にこんなことを言われる。
「I try to understand what you’re trying to ask for.(僕は君が聞こうとしていることを理解したい)」
出会って数分の相手にこの言葉を言わせるのは、すごい!出川さんの「伝えたい」という気持ちが届いたからこその言葉。
伝えたいという強い気持ちがあれば、相手は理解したいと思ってくれる。
4.出川イングリッシュから学ぶ、英語の上達において不必要なもの
出川哲朗さんに無いもの、それは、羞恥心と恐怖心。
慣れない地でネイティブに話しかけるのは、日本人にとって簡単なことではない。伝わるのか不安で縮こまってしまったり、恥ずかしいと思ったりするもの。
出川さんは一切物怖じせず、人を見つけてはすぐに話しかける。一回で通じなくてもあきらめないで何度も何度も繰り返し、挙げ句の果てに自分の英語が通じないと、ネイティブに向かって「Can you speak English?」と聞いたり(笑)
出川さんの話す英語が分からず外国人に怪訝な顔をされようと、呆れられようと、そんなことは全く気にしない。
実はこのマインドを持つことはとても大事!「あ、やっぱり私の英語通じなかった、、。」「今度また通じなかったらどうしよう、、。」と後ろ向きでは、英語を話すのがどんどん怖くなり、それに比例して英語を使う頻度が減ってくる。
英語を上達させたいなら、羞恥心と恐怖心を今すぐ捨てよう!
是非みなさんも、恐れず、恥ずかしがらず、「伝わる」という自信と「伝えたい」という強い気持ちを持って、英語に挑戦してみてください!
森を素敵にするために使わせていただきますね!