本当にあった怖いプロジェクト
こんにちは、寝るときエアコンをつけるようになりました。りんご酒です。
今日は本当にあった怖いプロジェクトとその特徴について書いていきます。
私がプログラマとして働き始めたころ、Javaのシステムリプレース案件での話です。
思えば最初から違和感を覚える箇所がいくつかありました。
違和感① 朝礼/終礼が長い
そこのプロジェクトでは毎日30分ほど朝礼がありました。
終礼は15分ほど。
一日のうち45分は朝礼と終礼にもっていかれます。
一週間で225分
「いや、さすがに長くない?」
違和感② 人のせいにするPM
そこのPMは開発経験があまりなく、工数を全て一人で引いたのですが、、、プロジェクト始動後至る所で遅れが発生。
1週間遅れは当たり前、中には1か月遅れも。
全体でみると3か月ほど遅れていました。
そして、なぜかPMはプロジェクトの遅れを私のせいにしました。
「カイジにでてましたか?ってくらいクズやん」
違和感③ 仕様変更の多さ
そのプロジェクトはウォーターフォール形式でしたが、仕様変更がかなりありました。
一般的に、ウォーターフォールは仕様が固まっている前提で工数を引くので、作業が始まった後での仕様変更は基本的にありません。
しかし、実際ウォーターフォールでも仕様変更があるのが現実です。
ですが、ここのプロジェクトはその回数が異常でした。
私が担当した箇所の設計書は、実に48回もの設計書修正が入っており、
そのうち、仕様変更は30回ほど。
しかも納期は変わらない。
「やくざか」
他にも
・〇〇のせい。という責任の押し付け合い
・プロジェクトメンバーで喧嘩
・プロジェクトメンバーがキレて「もういい!帰る!」
・プログラマは毎日3,4時間残業しなければならない風習
など。
おかしなことばかりでした。
プロジェクト崩壊
現場の空気は毎日最悪でした。
プロジェクトメンバーは全員余裕がなく、常にイライラ。
誰かの怒号が聞こえるのは日常茶飯事。
そんな中で、ある日の朝
「今月でこのプロジェクトは終わりです。」
まだシステムリプレースは半分も完成していませんでしたが、
唐突なプロジェクト終了宣告
「わーい!解放だー!」
今回のプロジェクトで学んだこと
やばいプロジェクトの特徴
・PMのスケジュール管理スキルが不足している。
・無駄な会議が多い
・仕様変更はするが、稼働延期は認めない
教訓
・人のせいにすることは何の解決にもならない
・残業しすぎると心の余裕と毛量がなくなる
・残業が多くてもエナジードリンクは飲みすぎるな
・だがエナジードリンクはうまい
今後はこのようなプロジェクトに気を付けて
心身ともに健康一番です。
それでは今日はこのあたりで
また月が綺麗な夜に
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