「自分探しに終わりはないよ」
はじめての公開でドキドキです。
先日、周りにばかり目がいってしまい自分がなぜここにいるのか大切な原点を見失い、頭が真っ白になりなることがありました。
自分のためにも私が就活から今までなにを考えてきたかか原点を書き残しておこうと思います。
まず最初に色々な人に建築から何で?と聞かれることが多いのでそこを含めやっていこうと思います。
1.建築に進んだ理由
私は、幼い頃から父の働く姿に憧れを持っていました。ものづくり、職人気質な父の背中をおいかけ中学3年生の時に建築家になりたいと進路相談で告げ理系コースに進みました。
そこから理系科目だけ鬼のように頑張り、建築学科に進むことができ無事夢への切符を手に入れました。
そこから1年ちょっと、憧れだったゼロベースで構想していくものづくりの楽しさ、深くて長い歴史を持つ建築の多面性に夢中になり、来る日も来る日も徹夜して設計に励んでいました。
2.転機
そんな素直だった私は2年生になり西と小幡という2人の同期と仲良くなりました。2人の設計への姿勢と実際のデザインが特に大好きで、話を聞く度に勝手に刺激をもらっていました。と同時に「どんなに頑張っても、デザインだけでは勝負にならない」と考えるようになりました。
多くの人は、納得のいくものができれば、勝負に負けてもいいと慰めてくれますが
私は「最後、勝てるまでやりきれたか」これが自分の中での納得いくかいかないかの基準でした。(持論です)
なので何か得意分野をつけようと、設計事務所やゼネコンなどインターンを積んでいきましがいっこうにその差は埋まらず、むしろ楽しさや達成感だけが倍増していきました。
ちょうど3年の秋。就活を意識し始めたタイミングでした。
「勝てなくても、楽しければ良いのかもしれない」悔しい気持ちを抑え、守りの道に進もうとしてしまう自分を戻すため、
挑戦するなら今しかないと別の軸で就職活動を始める決意をしました。(この時期を支えてくれ、背中を押してくれた兄には心から感謝しかないです。)
3.就職活動・大切にしたい事
そんなわけで、私は少なくとも同じ建築学科の子とは違う就職活動を始めることになったのです。
焦りながらもやりきった就職活動を通して大切だと思った事をまとめていきます。
(1)自分の事を知ってあげること(終わりはない。)
自分がどんなことがしたいのか?目標なんて持てない、、やりたいことなんてわからないよ、、
これは私の最初の状況です。
決定的な経験もないし、目標なんて生き物みたいなもので、時間が経てば変わっていくし。。。
レールの上を兄の後ろ姿を追いかけて歩いてきた21年間だったと改めて痛感しました、
いつも相手にもならない、後ろを歩いてきた私にはちっぽけな兄に追いつきたい、そして追い抜きたいという目標がありました。
というよりも、同じ目線で物事を捉え、自分の意見を言い合えるその相手になりたかったのです。
なので漠然と「成長したい」と心の中にはありました。この成長が自分の言語化できるまでは結構長い距離でしたが・・・
何のために成長したのか?それがどこなら一番良いのか?
これは、時間をかけて自分のこれまでの人生、経験から仮説を持つしかないと思いました。
面白いもので、必ず自分の行動には共通点があります。その行動をとった瞬間の自分の感情の起伏にしっかり向き合うことが大事です。
それは自分が逃げた瞬間かもしれないし、何かを達成するきっかけになった瞬間かもしれない。
成し遂げられたきっかけとなった瞬間いつ?→その原動力って何だったけ、、?→・・・→・・・・・→自分て〜な状況だと〜と感じる
こんな感じて、来る日も来る日も分解していました。
何のために成長したのか?それがどこなら一番良いのか?
この答えが見えた時、私はたった1つ就職先を心の中で決めることができました。
ありがたい事に新卒という武器があるだけで、お話を聞かせてくださいと申し出れば色んな企業の色々な方が時間をつくってくれます。
すごい時はベンチャーの社長さんが出てきてくれたりもします、、
自分はこんな人なんだと仮説を持って社会人先輩のお話しをすることで、自分の目指したい場所や見たい景色が想像できてきます。
(2)強烈な目的意識を持って動くこと
成長ってどんな環境でもできるので特に成長角度が大事だと思ってました。それを最大化できる環境を選ぶのが必要だなと。。
じゃあどうすればその成長やらを実感できるのか?
自分がやっている事に目的意識を持つことだと思うんです。これができたらその後の伸び率は格段に違うと思うんです。簡単だと思うかもしれませんが続けるのは難しいものです、もっというと、自分の存在意義を持てたら最高ですね。ただ私も今だに曖昧ですが。。
例えば素振り。
100回やるんだ!1.2.3・・終了!!これも目標持って達成感は感じますね、
でも、毎回ピッチャーの投げるテンポや内野の動きを意識しながら振った100回とでは、格段に差があると思うんです。
(余談ですが、私はソフトーボール少女だったんですが、ホームラン打ってベンチに帰ってくるところまでイメージしてました。)
話を戻すと、私は、自分を試すこと、特に自分の苦手とする環境を避けてきました。具体的にいうとリーダーなどです。
自己分析をしながら人生の分岐点に立っての決断や挑戦する事をしてこなかった過去を悔やみもしました。
でもこれって、これからいくらでもこれから変えていける。早い方で気づいたなと自分を褒めてあげて欲しい。
じゃあ、どうしたら変えていけるか?試すことができるか?
気づいたその瞬間から、「強烈な目的意識を持って行動すること」だと思います。
この先にようやく、就活中よく耳にする「成長した自分」が待っているはずです。
言葉にして誰かに伝える必要はないので、私は毎日ノートに目標を書いてます。
目的意識を持って何かに取り組み、自分を磨いていく。
その中で、自分の好きな事、嫌いな事を知っていく。
それを繰り替えしていく事でようやく自分について知ることができるんだと思います。
知るというよりは、自分を創っていく方がニュアンス的には近いかもしれないです。
そしてその先にかっこよくいうと自分にしか見えない世界があると思います。私は本当にそう信じています。
(3)今の自分の位置は関係ない
ストレートに、自分の今の位置なんて気にしなくていいです。
周りと比べると、自分の考えは浅いなとか、全然ダメだとか悲観的になる瞬間がたくさんありました。インターンの時も社会人になっても毎日思ってます。
ただ、自分が今ここにいる理由を思い出すと、なんだそんなことわかってたじゃん、覚悟してたよ。って冷静になれます。
今現在の自分の実力で焦るのではなくて、これを乗り越えた先の自分に目を向けてはをくいしばっていきたいですね。(結構むずいんです)
悩んだ分、考えたことは一生無駄にはなりません。
4.最後に一番大切な事
長々と書きましたが、これもまだ、自分の中で仮説に過ぎません。就活中というよりはむしろ、今になって考えられるようになったことです。
まだ何かを達成したわけではもなく、22年しか生きてない新米ですが、日々家族や自分に関わってくれた全ての方々に感謝の気持ちを忘れずに大切に1日1日をいきています。当たり前にそばにいてくれた人がいなくなると一気に不安になるものです。こんなにも自分が弱くて脆かったのかと新たな発見もあります。
両親からもらった、丈夫な体とみなさんからの愛情で育まれた心があれば、他は何もいりません。
あとは自分が頑張るのみです
そんなことを思った日曜日でした。
GWは帰省もできないので、インプットする時間、思考する時間、アウトプットする時間、意識して取り組んでいきましょう!!(恩師の教えです!)