(98)高校範囲-理科生物「伴性遺伝」
もうすぐ期末テストの時期ですね。
前回は中学生向けの記事を書いたので、本日は高校生向け記事を!
ポイントDNAと遺伝子と染色体の違い
まず遺伝情報がぎゅっと形になったものが染色体で、核の中にあり、細胞分裂時に目に見えるようになります。
そして、染色体を構成しているのがいくつかのDNAです。
そしてDNAは、いくつかの遺伝子で構成されています。
①伴性遺伝とは
伴性遺伝とは、「オスかメスか」を決める性染色体の中に別の遺伝情報が入り、遺伝する性質の事です。例を挙げると
猫の毛の色って色々ありますよね。
実は猫の毛の色を決める遺伝子は、オスかメスかを決める性染色体の中にあります
この様に、猫の毛の色を決める遺伝子が別に存在せず、性染色体に依存している遺伝を伴性遺伝と言います。
②不完全顕性とは
不完全顕性とは、例えばとある花の色を決める遺伝子があったとします。
花の色を赤にする遺伝子→A
花の色を白にする遺伝子→B
Aが潜性でBが顕性なら、Aを持った花とBを持った花を受粉させると、白色の花が多くできますが不完全顕性出会った場合、ABの時は、白ではなくピンクになります。
まさかの混ざってしまうのです。それはこれまでの優勢劣勢がないため。
それでは今日はここまでです!