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BIGLOBEの新ブランド「donedone」の”エントリープラン(月額0円)”は使い方次第で最強のSIM!

BIGLOBEが突如としてMVNOの新ブランド「donedone」を発表しました。

最大3Mbpsの通信速度で月間50GBまで使える「ベーシックUプラン」
YouTube、Instagramなど10種類(※今後、順次増えていきます)のアプリの中から好きなアプリを3つを選んで、選んだアプリは通信”速度”無制限(「カウントフリー」ではありません。)それ以外のアプリは(safari等そもそも選べないアプリも)最大1Mbpsで月間50GBまで使える(※50GB超過後は選んだアプリも含めた全てのアプリが最大1Mbpsに制限される)「カスタムUプラン」
そして月額基本料0円で最大128Kbpsだけど使い放題の「エントリープラン」があります。

この記事ではエントリープランについて紹介します。

エントリープラン(128Kbps)で出来ること。

メール・LINE(画像やスタンプがあるとちょっと待ち時間が発生します。)等のテキストメッセージのやり取りとFaceTimeオーディオやLINE通話等アプリ間の音声通話が使えます。(※エントリープランには電話番号がないのでLINEアカウントの作成は出来ません。)
ネットサーフィンや動画(youtube)閲覧等はかなり厳しいです。

一見、不便…というか全然使えないように思えますが、子ども用スマホにこのSIMを契約すれば実質的に子どもの(出先での)スマホ利用を制限することが出来ます。

・数値で解説

「メールが出来る」という感覚的なことじゃなくて、数値的にどれぐらいの通信速度か知りたい!という方のために数値で解説します。
Kbpsの数値を8で割った数が1秒間に送受信できるデータ量です。
つまり128Kbps=16KB/s(1秒間に16KBのデータのやり取りが可能)です。
1MB(1000KB)のデータをやり取りするのに62.5秒=1分以上かかります。
スマホで撮った写真1枚5MBとして、128Kbpsの通信速度だと5分以上かかってようやく相手に送れる/相手から受け取れる計算になります。
1GBとかになるともうとんでもない時間がかかります。

楽天モバイルと組み合わせることでエリア補完が可能!

楽天モバイルとこのエントリープランのSIMを組み合わせることで楽天モバイルの通信エリアを補完(Au回線)することが出来ます。
つまり楽天モバイルのエリア圏外でもエントリープランSIMが繋がっていたら楽天の電話番号で電話をかける、受ける(※Android。記事執筆時点ではiPhoneも受けることが出来ますが楽天LINKの仕様変更後は受けられなくなります)ことが出来ます。


Povoのトッピング的な機能に期待!

最大128Kbpsじゃいくらタダでも…とお思いの方必見!

急なWeb会議やライブ配信を観たいときに、時間単位で快適通信できるチケットもご用意(今後対応予定)。2枚目のSIMとして端末に挿しておくのもおすすめ。(donedone

donedoneの公式サイトのエントリープランの部分を見るとこのような表記があります。
povoの24時間使い放題トッピングのようなサービス(チケット)が提供されるかもしれません。
「高速データ通信容量(パケット=ギガ【GB】)」を買うのではなく「〇時間高速通信可能」というのはなかなかないので期待です。
個人的には1時間110円ぐらいであってほしい…。

以上。とりあえず契約しちゃってもいいと思います。

何といっても月額0円ですからね。
090~070から始まる電話番号の付与もされないためユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料等もかかりません。
事務手数料(SIM発行手数料)がかかるのがちょっと気になるところですがこれから先、チケットを使わない限りは無料で使わせていただけるのですからそれぐらいは…



(余談)donedoneをBIGLOBEの新ブランドという違和感

BIGLOBEって2016年にKDDIの傘下に入っているんですよ。
だからBIGLOBEの新ブランドと言うよりKDDIの新ブランドといった方が正しいような気がします。
まあ多くの人はそういう事情なんて知らないでしょうしKDDIというよりBIGLOBEの新ブランドと言った方がMVNO感があるというかKDDI(Au)に対する不信感等の影響がなくピュアに発信できると考えたのかも知れませんがちょっと事情を知っている者としては違和感があります。


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