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月額130円を払ってでもiCloudストレージを50GBに増やすべき3つの理由。

最終更新:2022/07/04

この記事では、月額130円払ってでもiCloudストレージを無料の5GBから50GBに増やすべき理由について解説する。

・iCloudストレージとは何か。

まず、本題に入る前にiCloudストレージが何か理解していない人のためにiCloudストレージについて簡単に説明しよう。
iCloudストレージとはAppleが提供するクラウドストレージのことである。
クラウドストレージとは、ネット上のデータ保存領域(ストレージ)のことだ。

iPhoneが壊れた時、iPhone本体にしかデータを保存していないと最悪そのデータを失う可能性がある。
だがクラウドストレージにデータを保存(バックアップ)しているとネット環境と新しい(あるいは別の)デバイスさえあればデータを取り戻すことができる。

クラウドストレージはこのようにデータ消失を防げるだけでなく「ネット環境さえあれば複数のデバイスから同じデータにアクセスできる」というメリットがある。

例えば自宅のパソコンで作った書類をクラウドストレージにアップロード(保存)しそれを出先でスマホで確認したり、変更を加えることができるのだ。

使っている人が多いであろうGooglePhotoグーグルフォトもクラウドストレージの一種だ。

iCloudストレージを50GBに増やすべき理由①バックアップ作成の面倒くささから解放される。

筆者がiCloudストレージをアップグレードして一番感じているメリットがこれだ。

もし、読者の方で以下の画像がiPhoneの画面に表示されて困っている(書いてあることの意味が理解できない)あるいは「パソコンでバックアップを取っているが面倒くさい」という方は50GBにアップグレードすることを強くおすすめする。

筆者もこの画面が表示されるようになり、初めこそバックアップを取るデータの取捨選択をしたり、パソコンにバックアップを取るようにしていたが、それを面倒に感じるようになっていた。

そこでiCloudを50GBにしたところ、その面倒くささから解放された。
やはり「寝ている間にバックアップが作成される」というのが一番楽でいい。いちいちMacとiPhoneをケーブルで繋いでFinderアプリを開きバックアップを作成するのは予想以上に面倒くさい。
毎日のこととなるとなおさらだ。

iCloudストレージを50GBに増やすべき理由②データの一時保管(整理)が簡単、便利になる。

50GBという容量は、Apple製デバイスのバックアップを作成するだけでなく、データを一時保管するにもちょうどいい容量だ。

日々、iPhoneやiPadを使っていると「データ整理したい」と思うことがあるだろう。
その際にiCloudを50GBに増やしてそこにデータを一時保管しておくと纏まった時間が取れた時に簡単にデータ整理が出来る。

筆者は複数のAppleデバイスを使っているのだが、データの保存先を全てiCloudにしている。
週末にMacの内臓ストレージや外付けSSD・HDDにバックアップを取るのにFinderアプリを開くだけでいい(iPhoneやiPadを操作する必要がない)ので楽だ。

iCloudストレージを50GBに増やすべき理由③デバイス・アプリの性能をフルに発揮できる。

iCloudは全てのApple製品に、機能の一部として組み込まれている。
つまり「カメラ機能」や「防水機能」「ワイヤレス充電機能」等と同等の扱いだということだ。
だから課金して容量を増やすことでiPhoneやアプリの性能をフルに発揮できるようになる。

その最たる例が「空き容量自動調整機能」だろう。
これは「iCloudに保存したデータを、デバイスの空き容量に余裕がある場合はすぐに取り出せるようにiPhone本体にも保存しておき、デバイスの空き容量に余裕がなくなった場合は自動的に本体から削除し、本体のストレージ容量を確保する」機能のことだ。

例えば5GBの動画データをiCloudに保存したとする。
iPhoneの空き容量に余裕があるときはiPhone本体にもローカル保存されているのでその動画データが必要になったときにiCloudからダウンロードする必要がない。すぐに動画の再生や、編集・共有等ができる。
しかし新しく写真や動画を撮影する、アプリをインストールする等してiPhone本体の容量が少なくなってくるとiPhone本体にローカル保存した動画を削除し(iCloudだけにデータを残し)、本体の空き容量を確保してくれるのだ。

旅行先で写真や動画を撮影しまくり、ストレージ不足の警告が出た経験をしたことのある人なら、課金することでもうその心配しなくてよくなる。


アプリの例でいうと、筆者は普段「Documenst」というファイル管理アプリを使ってデータの管理をしているのだが、このアプリにはiCloudストレージ容量を利用して他のAppleデバイスとデータを同期する機能がある。
無料の5GBだとデータを同期する余裕がないが、50GBだとデータを同期する余裕が生まれるため、このアプリが持っている機能をフルに活用できるようになるといった具合だ。

このようなアプリは他にもたくさん存在する。有料アプリにこのようなiCloudストレージを利用する機能が備わっている場合、iCloudに課金しないのは有料アプリの機能を制限していることになるので非常にもったいない。

・月額130円は自販機の飲料1本分の価格でしかない

月々のお金がかかることに抵抗感があるかもしれない。
しかしかかるお金は自販機の飲料1本分でしかない。
その金額でiPhoneのバックアップを取れる他、様々なメリットがあることを考えると十分お金を払う価値があるのではないだろうか。

ちなみにiCloudの料金はAppleIDにチャージした残高でも支払い可能。
つまりクレジットカードを持っていなくてもAppleGiftCard(旧iTunesカード)を買うことで毎月の料金が支払える。







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