金子選手 12年間ありがとう

金子選手12年間の現役生活お疲れ様でした。
1番好きな選手でしたし、二軍戦も金子選手を見る為に良く足を運んでおりました。
正直引退と聞いた時は信じられない気持ちと、まだやれるんじゃないか、という気持ちが渦巻いており、直ぐには受け入れられませんでしたが、金子選手が決めた事なのだからファンは最後まで応援するだけだな、と切り替えてそこから引退試合まで二軍戦に行ったりして心を落ち着かせておりました。二軍戦が終わった後ユニフォームにサイン頂けたこと凄く嬉しかったです。
これからはそのサインユニを着て、金子選手の分まで声出しして、ずっとこの先もライオンズを応援します。
そして、引退試合当日は遂にこの日が来てしまったと金子選手の打席が見れるという楽しみも有りつつも、これで最後なんだと思うと終わって欲しくないなぁと感じながらその日を迎えました。
そして試合が始まり、金子選手の1打席目で姿を見た瞬間、目から自然と涙が零れ落ちておりました。当日は何とかそれまでは試合前の高揚感で普段通り過ごせて居たと思うのですが、打席に立つ金子選手を見た途端に色々な思いが込み上げてきてしまい、あぁもう本当に今日でバッターボックスに立つのは最後なんだ、引退なんだ、とやっと咀嚼出来ました。
それからは毎打席打てますように、と祈る様に応援しながら、満員の客席から聴こえる応援歌に耳をすませながら、時には一緒に歌い、ずっとこの時間を過ごしていたかったのですが、そういう訳にもいかず、4打席目が終わってしまい、これで最後なのかな、と思っていたら、最後の最後に皆が繋いで金子選手に回ってきた際にはチームメイトとの絆、そして絶対に金子選手に回すぞという他選手の気持ちがダイレクトに伝わってきて、最後の打席で絶対に打って欲しいと全力で応援しておりました。
結果はアウトになってしまいましたが、相手も全力でプレーしている上でのアウトなので、凄くカッコイイ今までの野球人生を貫き通した、最後の打席でした。
本当に金子選手はプレー面もそうですし、凄く後輩思いで、今年から来た元山選手も1年目にも関わらず、金子選手に対して凄く良くしてくれたと、感謝を述べていて、どれだけ優しくて、周りの事を想える人なのだろうと感動しました。そして源田選手とのコンビも好きで、絆が手に取る様に分かり、本当に信頼し合ってるんだろうなぁと感じていたのですが、源田選手がホームランを打ち、そのまま2人が返ってきて、2人でハグした時、本当にこの2人は特別な絆で結ばれてるんだと奇跡的なホームランに確信せざるをおえなかったです。
そして源田選手のヒーローインタビューの際涙が込み上げていたのを見て、お互いに助け合って、支え合ってライオンズでプレーしてきたのだと、でもそれも今日で終わってしまうんだと同時に考えてしまい、胸が熱くなりました。
本当に金子選手ライオンズ一筋で12年間の現役生活お疲れ様でございました。選手では無くなってしまいますが、これからも1番好きな選手には代わりありません。この先の人生も幸あるものとなりますように、ずっと祈っております。
最後に、この感謝を伝える方法は無いかと考え、金子選手を描かせて頂きました。

沢山気持ちを込めて描かせて頂きました。またどんな形かは分かりませんが、ライオンズに帰ってきて下さると思うので、楽しみにしております。私の人生に彩りを付けて下さり本当にありがとうございました。これからもライオンズをずっと応援していきます。