Let’s Go To The Sea
個人的に大優勝サマーソング選手権堂々の第一位「Let’s go to the sea」
世間はまだ知らない
サマーソングは夏の終わりに聴くのが1番エモいという事実を。
※音楽用語は全く知らないのでご了承
歌詞和訳
♦️あの青い空の下
あなたと私が立っていて
柔らかい白い砂浜を君と一緒に二人きり
二人きりで歩きたい
ただ君だけを見つめながら
♣️最初の二行で状況が把握できます。
四行目の「歩きたい」から、この物語は彼女の妄想であることが分かります。
♦️花びらが舞っていたその瞬間
まるで映画の中の主人公のように君は
そうやって蜜が落ちる笑顔を浮かべて
そっと抱きしめてくれますね
♣️語尾が요で終わる曲の8割は名曲。
四行中上二行は倒置法が用いられています。
K-pop は、曲を聴き歌詞を想像し、実際に日本語の歌詞を見るというように、楽しみが2回あるのが良いですね。
現在韓国でJ-popが流行しているのも、同じような理由ではないでしょうか。
優秀な意訳の投稿が多い時代だからこそ、私はGoogleの直訳が好きです。
歌詞そのものの魅力を等身大で感じられるというか。
サビ
♦️青い海、熱い太陽
ロマンチックなそこに旅立ちます
全部捨ててもっと自由に
二人だけの旅行に出かけましょう
海に飛び込みたい
私たちの思い出が美しく
私の目の前に波が
もっと甘く感じます
♣️天才的なサビ入り
「青い海、熱い太陽」
歌い出しの「青い空」から「青い海」へと視線が下がっていきます。
海はいつも青く、太陽はいつも熱い。
しかし、あなたと一緒なら、いつもより海が青く、太陽も熱く感じられる。
この二言だけで永遠に語れる自信があります。
♦️二人だけの時間 二人だけの空間
君と一緒なら
みんな惜しみなく
私の愛をあなたにだけあげる
♣️サビから急に歌詞の解像度が高くなっているように感じられます。
彼女の願望が現実になったのでしょうか。
「二人だけの時間、二人だけの空間」
語呂も意味合いも最高級。
敬語の中に少しタメが混ざっています。
一個上の幼馴染と再会して、昔はタメで話していても、社会的な立場によって敬語になってしまって、それでもタメが残っている。そんな感じでしょうか。
年齢による上下関係が厳しい韓国だからこその切なさやエモさがありますね。
2番
♦️夜空が特に輝いていた
あの星たちに名前を刻んで私たちだけ
好きだった甘かった
その幸せを思い出すよ
♣️四行中上三行は過去形になっているのが印象的です。
去年の夏を思い出しているのでしょうか。
2サビ前の時点で相当な時間経過がみえます。
2サビ
♦️青い海、熱い太陽
ロマンチックなそこに旅立ちます
全部捨ててもっと自由に
二人だけの旅行に出かけましょう
海に飛び込みたい
私たちの思い出が美しく
私の目の前に波が
もっと甘く感じます
♣️1サビの前半と一致しています。
永遠を旅することができると信じ、全てを捨て、自由になります。
Cメロ
♦️花風が吹いてくるところ
私たちの甘かったその時間も
いつか消える
悲しくて涙が出る
あなたと一緒にいられるなら
もっと美しい
♣️サビが途中で終わり、Cメロが現れます。
「花びらが舞っていたその瞬間」とリンクします。
「2人だけの時間、2人だけの空間」が永遠では無いことに気づきます。
「あなたを見る私」から「あなたといた私を見る私」というように、視点が変わっていきます。
大サビ
♦️私の目の前に波が
もっと甘く感じます
二人だけの時間 二人だけの空間
君と一緒なら
みんな惜しみなく
私の愛をあなたにだけあげる
♣️急に思い出したかのように、サビが再開します。
どんなに美しい思い出でも、時間が経つと忘れてしまうのでしょう。