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心筋梗塞になりました。


初めて心筋梗塞と言われました。何度も心筋梗塞を起こすと、死んでしまいそうなので、心筋梗塞をまったく知らない方に、知っている方がお得ですよという記事を書いてみようと思います。

以下は、無料メール相談なるものがあるサイトに質問したメールです。
固有名詞はアルファベットに置き換えましたが、ほぼそのままです。

2024/12/16
初めて相談のメールをさせていただきます。T.Y.(69歳3ヵ月)と申します。
心筋梗塞と言われました。
次の薬を飲んでいます。
・アトルバスタチン錠10mg 1日2錠
・オルメサルタンOD 錠20mg 1日1錠
・バイアスピリン錠100mg 1日1錠
・タケキャブ錠10mg 1日1錠

相談の趣旨は以下です。
★    アスピリンは、出血リスクがあるので飲みたくないと言ったら、飲まなくてよいと言われました。
アスピリンは飲まなくても良いですか?やめれば、タケキャブもタケプロンも不要になります。

(注)アスピリンは解熱剤としてご存じの方が多いと思います。アスピリン350mgが処方されると解熱剤で、アスピリン100mgが処方されると、血液サラサラの薬です。バイアスピリンのバイは、ドイツのバイエル社のと言う意味だそうです。

(注)タケキャブ錠は、アスピリンを処方するときに、ほぼ一緒に処方される武田薬品の胃薬です。胃酸の分泌を抑制します。新薬で高いので、ジェネリック薬のタケプロンで代用してもらえないかという質問です。新薬のメリットは、すぐ効くことと、胃の強酸性の環境下で安定してとどまる時間がタケプロンより長く、ピロリ菌の除去率も高いそうです。

★★ アスピリンを飲む場合、私は24年前に胃潰瘍になり、入院し、その後は胃潰瘍になったことはありません。ピロリ菌の除菌を2回しているので、タケキャブをタケプロンに変更してくださいと
Kクリニックの医者に頼んでもよいですか?長く10年も飲むことになれば、ジェネリック薬にしてもらいたいからです。内科の医者だから、胃薬のことはよくお分かりだと思います。

★★★ TBIU医療センターの内科医の記事によると、
”抗血栓薬“を処方する場合に、PPI(一緒に処方される胃薬)を併用することが一般的ですが、ただし、“抗血栓薬”を内服する方全員にPPIを併用したほうがいい、というわけではありません。ポリファーマシーといって、あまりに多くの薬を内服することは健康被害につながることが最近わかってきました。胃酸の分泌を抑えることで胃潰瘍の発症のリスクを下げてくれるPPIも、一方で、骨粗鬆症や、感染症、腎障害などのリスクを上げるのではないか、と言われ始めています。

このような記事を目にすると、アスピリン単体のみの処方もありではないかと思いますが、そんなことを聞いてくれる医者は、ほとんどいないでしょう。聞くだけきいてみてもいいでしょうか?

★★★★ 死ぬまでこれらの薬を飲み続けるのでしょうか?世界中で使われているスタチンも、長期間服用し続けると、細胞の粘膜が弱くなって、癌のリスクが上がると言う本も読みました。
    心筋梗塞にはならなかったけれど、癌を発症したとか、認知症が早まったなどのリスクが上がるようです。

(注)スタチンはLDLコレステロールを下げる薬です。

★★★★★ 2025/04/14にSHC病院で心電図と、超音波検査の予約がしてあります。
これ以降は、別の病院の循環器内科に代わりたいのですが、2025/04/14に行ったときに、紹介状を書いてくださいとお願いすればいいですか?

★★★★★★ カテーテルでステントを入れるためには、動脈にどのくらいの隙間があればよいのですか?今更、詰まった個所をこじ開けるなんて、ありえないでかす?

事の始まりは、今年2024年の2月の最終週から3月上旬にかけてです。

2月27日(火)と28日(水)何となく上半身内部に引っかかるような違和感がありました。医者に行くほどでもないと思い、様子を見ました。
2月29日(木)に、近所のスーパーまで自転車で行こうとしたら、自宅から200mくらいの所で、呼吸が苦しくなり、慌てて自転車から降りて、歩道の端に立ってこのまま息ができなくなったらどうしようかと思いました。しばらく自転車の横に立って、道を通る人に救急車を呼んでもらおうか、自転車を置いて、そろりそろりと家に帰ろうかと考えているうちに息ができるようになりました。恐る恐る自転車をこいでみると、乗れそうなので、ゆっくり漕いでスーパーに行き、ゆっくり帰りました。

(注)狭心症で狭くなった心臓の動脈に、体を動かすために血を流そうするが、狭くて少ししか血が流れないので、息苦しくなる。しかし、少しは流れているので、じっとしていると、息ができるようになって、治ったと勘違いする狭心症の典型的な症状。これと似たようなことがあったら、すぐ循環器科を受診すべしだそうです。私は、まったく無知でした。

翌日3月1日(金)に医者に行こうかと思いましたが、呼吸ができるようになったので、行きませんでした。ところが、夜7時半から、10年くらい続けているジムのZUMBAのクラスに行って、息苦しいし、のど前の中央付近に球体の腫物ができているのに気づき、絶対明日は医者に行かなければならないと思いました。初めての経験なので、何科に行けばよいかネットで調べたら、わからない場合は、とりあえずかかりつけの医者の所で紹介状を書いてもらって、病院を受診するようにとありました。

3月2日(土)の朝8時頃、近くの内科のKクリニックに行き、上記の様子を話したら、医者が診察室から出てきて、診察もしないし、紹介状も持たされず、すぐにSHC病院(ここは心臓内科のある病院)に行くようにと言われました。私は息が苦しいのは、呼吸器科かもしれないと言うと、心臓内科でも、呼吸器科でもいいから、とにかく病院に行きなさいと言われました。
その時点では、原付に乗れたので、SHC病院に行き、心臓のレントゲンと、心電図と、超音波検査をしました。何と言われるかドキドキして待っていたら、心臓はなんでもないから、病院でもクリニックでもいいから、呼吸器科に行きなさいと言われました。終わったのが土曜日の午後で、病院はどこも新患の受付はやっていないし、呼吸器科のクリニックも少ないので、調べないと行くところがわからないので、家へ帰りました。

3月3日(日)は、明日の月曜日にどこの呼吸器科に行こうかとネット検索をしていたら、急に気持ち悪くなって、吐き気がして、1日中ご飯が食べられず、寝ていました。熱はないのですが、胸の中が変な気持ち悪さで、今まで経験したことがない症状でした。

(注)左の肩が痛いとか、歯やあごが痛いとか、吐き気がするとか、胸の圧迫感は、心筋梗塞の前兆だそうです。これに関しても、恥ずかしいほど無知でした。

3月4日(月)は、朝から気持ち悪くて、医者へ行くことはできないと思ったのですが、4日(月)の夕方4時に予約が取れた呼吸器内科のCクリニックへ夫に車で連れて行ってもらいました。
20も30もいろいろな質問をされました。先週に起きた事、3月2日に心臓は何でもないと言われた事などを話しましたが、これといった決め手に欠く様子で、レントゲンを撮った結果、気管支がただれているから、喘息の吸入薬を2週間使って、治らなかったら、また来てくださいと言われました。

帰り際に、のどが腫れているんですが、何科に行けばいいですかと聞くと、すぐに耳鼻科に行きなさいと言われました。帰りに家の近くの耳鼻科へ行ったら、CTを撮らないとわからないから紹介状を書きますと、その場で紹介状を書いてくださいました。痛くもかゆくもなく、触ると、ビー玉よりやや大きい球体が指で触れました。

3月5日(火)
まだ息苦しさがあるので、車で夫にKD病院に送ってもらいました。
病院の耳鼻科へ行き、CT を撮ったり、穿刺細胞吸引診をしたりしましたが、リンパ腺が腫れただけということで、なにもしないまま、3週間くらいで、腫れが引きました。

(注)穿刺細胞吸引診とは、腫れて出っぱているリンパ腺に針を刺して、中の細胞を取り、癌細胞などの悪性のものがないか検査機関に出す診断法です。

息苦しさの方は、吸入薬を2週間使って、少しづつ呼吸ができるようになったので、ステロイドを長く使い続けるのは良くないと思い、一度やめました。しかし、息苦しさが治らないので、呼吸器内科へ行こうと思い、ふと薬の袋を見ると、30日分の吸入薬が処方されていたので、残りの16日分を使い切りました。そうしたら、吸入薬を2週間使った時より、呼吸ができるようになった気がしました。また、気になったのどの腫れも自然に治ったので、様子を見ることにしました。

(注)喘息の吸入薬の成分には、ほぼステロイドが含まれています。ステロイドは、長く使わない方がよいと聞くので、一端やめました。しかし、コロナ患者のいろいろな症状の場面で、ステロイドが効くと聞いたことがあります。

ジムは2週間は休みましたが、週1回ヨガをやってみるとか、ピラテスをやるなどして、少しづつ行く回数を増やし、2か月後には、休館日以外は、ほぼ毎日行くように戻しました。
しかし、以前と同じように動くと息苦しいので、活動量は減らしました。

心筋梗塞とわかるまでの間、何か月もの間、医者の行っていません。この間、よくふくらはぎがつりました。前から時々つりましたが、回数がやたらに多いと思いました。それから、時々、胸骨の真ん中あたりを上から圧迫されているような痛みがありましたが、時間は長くなく、激しい痛みではなかったので、医者にはいきませんでした。

(注)狭心症や心筋梗塞の前兆です。なんで気づかないの?あほか!(自分のこと)

9月9日(月)に、M市の成人病検診を、近所のKクリニックで受けました。この時、上記の話をしたら、心電図が陰性T波でおかしい。M市には心臓病の良い病院が2つあるから、SHC病院か、NTB病院へ行きなさいと言って、紹介状を渡されました。
3月に1回行っているし、NTB病院より家から近いので、9月9日(月)の午後にSHC病院へ行きました。病院は曜日によって医者が変わるので、3月2日とは違う医者です。
レントゲンと心電図を調べた後、何の説明もなく、CTの予約を取ってから帰ってくださいと言われました。数日後にはCTの予約は取れたのですが、結果を聞くのに3週間もかかりました。9月16日と23日が祝日だったので、月曜日の医者と会ったのは、9月30日でした。

(注)これって、時間がかかりすぎだと思うけど。

9月30日(月)に、CTの写真の1枚をパソコンで印刷したA4の紙を渡され、心筋梗塞ですと言われました。そして、詰まった所の先に血液が流れているのは、何本もの毛細血管が冠動脈に血液を送り、【自分で自分を治しちゃっている】と言われました。
詰まった所は、7カ月もたち、完全にくっついているので、もうステントは入らない、治すのはバイパス手術しかないと言われ、驚きました。
激しい運動はできないけれど、日常生活は困っていないので、手術はしたくないが、手術した方が良いですかと尋ねたら、「患者さんが現状で困っていないなら、勧めない。」とのことでした。

(注)心臓には太い3本の冠動脈があり、真ん中の冠動脈の中央よりやや下の部分が詰まっているとの説明でした。

(注)左手の親指と人差し指の間や、手首の動脈からカテーテルという細い管を血管に通し、心臓まで送ります。閉じた状態の金属のステント(開くと金網の筒のようになります)をバルーン(風船)にかぶせ、血管の狭窄部に届いたら、バルーンを膨らませ、ステントを開かせ、狭くなった血管の内腔の広さを確保したら、バルーンをしぼませて、ステントを血管内に留置し、バルーンとカテーテルは、抜きます。

(注)心臓のバイパス手術とは、自分の血管を切り取り、それを使って、冠動脈の太い所から、詰まった個所の先へ血液を送るためのバイパスを、髪の毛より細い糸で縫い付けるという、非常に高度の技が必要な手術です。

3月2日にこの病院で何でもないと言われたけれど、心電図はどうだったのですかと尋ねたら、9月9日
とほぼ同じですというので、なぜ何でもないと言われたのですか聞くと、「僕じゃないもん。」いう返事でした。後で調べたら、陰性T波は、心臓の左側の心筋が正常に収縮していないことを示していることがあるとわかりました。内科のKクリニックの医者がおかしいと気づくのに、心臓の専門医でありながら何でもないと言った3月2日の医師と、僕じゃないもんと言った今日の医師と、この病院にも不信感が芽生えました。
あの時にわかれば、ステントを入れて、冠動脈の血流は回復できただろうし、心筋もさほど死なずに済んだかもしれないと思うと残念です。確実に私の寿命は短くなりました。

この9月30日に、心筋梗塞の患者は、コレステロールを下げる必要があると言われ、アトルバスタチン10mg1日に1回2錠を処方されました。この時に、血圧を下げる薬と、血液をサラサラにする薬を出すと言われましたが、狭心症のことも心筋梗塞のこともよくわからず、やたらに薬を飲みたくないので、断りました。

自分で自分を治しちゃっているという事は、自然治癒力が働いたのか?と思うと同時に、3月にいくつも病院や医院を受診しても、なんだか誰もわからず、半年以上、なぜ呼吸が元に戻らないのだろうか、何が原因なのかと悩んでいたのに、呼吸困難は狭心症から心筋梗塞になったせいだったとわかり、不信感が更に強まりました。

【コロナの仕業か???】
それにしても、心臓内科の医者に質問したところ、狭心症や心筋梗塞でのどのリンパ腺が腫れることは、まずないとの事なので、3月上旬の私の体の異変は何だったのかと調べていたら、コロナの後遺症で心臓疾患が増えているという記事や、YouTubeで、コロナワクチンの後遺症で心筋梗塞になる人が結構いるというのを見て、これかな思いました。しかし、今日現在で、判断できる人は、日本にも世界にもいません。

【狭心症や心筋梗塞の原因が思いつかない???】
中性脂肪62で高くない、BMIは21.5。血圧は少し高い、検診時150/86。糖尿病ではない、血糖84、HbA1c5.5。酒も煙草も関係なし。LDLコレステロール124。M市では119以上は市へ報告すると言われたが、一般的には基準値以下である。HDLコレステロール71。γ-GTP17。ASTは18, ALTも18。尿酸4.3。クレアチニン0.79。eGFRが55で、60よりやや低い。心臓病の家族歴なし。

去年の成人病検診では、Kクリニックの医者から100点と言われたのに、この1年間で、生活態度も食物も変わったことはほとんどないので原因がわからない。それで、やたらに薬を飲みたくないと言ってしまったのです。

10月28日(月)に、SHC病院で2回目の診察があり、「普段の健診と薬はKクリニックで受けるので、紹介状を書いて下さい」とお願いしました。血液検査をしたら、4週間アトルバスタチンを服用した結果、LDLコレステロールは124から60に下がっていました。この日も血圧を下げる薬と、血液をサラサラにする薬を出すと言われ、断ってしまいました。
「心筋梗塞になると、詰まった血管から先の筋肉は死ぬとネットの書いてあったんですが、死んだんですか?」と尋ねたら、今日、超音波検査をしてみましょうと言われ、その日に結果を教えてくれました。検査の結果、3月2日は、円の図形の中は全部緑色で正常だけれど、10月28日の円の図形の右上5か所に2という数字が見え、(欄外に2はHypokinesisとある)、色が黄色く表示されていて、この黄色い部分は心筋が死んでいるので、死んだ筋肉は、一生治りませんと言われました。

この10月28日に、普通に生活はできるけれど、早歩きすると息苦しい理由がやっとわかりました。3月2日から8か月が過ぎていました。

翌週、SHC病院から紹介状が郵送されてきたので、次回からは、Kクリニックで薬を貰わなければならないので、紹介状を渡しに行くついでに、Kクリニックの診察の予約をしました。

11月29日(金)の予約時間に、Kクリニックに行きました。私が血圧を下げる薬と、血液サラサラの薬を飲まないことを心配され、日本ではすごく寿命が延びているのに、薬を拒否していると長生きできないと言うようなことをおっしゃり、今日はこれから出かけるので、時間がないから、あなたと話をするために、時間を取ります。12月3日(火)の11時に来てくださいと言われ、その日は帰りました。

12月3日(火)に柿の木台クリニックへ行ったところ、12時過ぎに玄関の鍵をかけ、私の順番になりました。11月29日(金)から12月3日(火)の間に、わざわざ時間を取って話をしたいと言うのは、薬を飲むようにという事だと思ったので、心筋梗塞や狭心症のネットサーフィンをやりました。その結果、再発率が高い病気であり、心筋梗塞の二度目は、死亡リスクが高いと書いてあります。予防は、薬物療法、運動療法、食事療法、禁煙(関係ない)と、ほとんどのサイトで同じです。
運動療法、食事療法は自分でできますが、薬物療法を拒否しているので、確実に寿命を縮めていることがわかり、心筋梗塞の三種の神器と呼ばれている、1.脂質改善薬と、2.高血圧の治療薬、心筋保護の治療薬、3.抗血小板凝集薬をのむことにしました。
1.脂質改善薬はすでに処方されているので、2.と3.を出してほしいと、お願いしたら、心臓の専門家に薬は決めもらうために、また新東京クリニックへ行くように言われました。

12月12日(木
週2回しか外来がないので、こちらの都合と、医者の休みが重なり、12月12日に心臓内科の医者に会うことができました。上記のお願いをするときに、高血圧の治療薬はスタチンと同様、しばらく(もしかしたらずっと)服用しますが、「抗血小板薬に関しては、治療と予防というメリットと、血が止まりにくくなるデメリットがあり、いつまでも続けるべきでないと言う医者もいますが、先生はどうお考えですか」と質問したら、自分で決めて下さい。と言われました。飲みたくないと言う患者に、僕は飲めとは言いませんと言われたので、4時間近く待って、(予約も紹介状もないので最後に回されました。)やっと順番が来たので、今回は処方して下さいと言いました。

長くなって恐縮です。
冒頭の質問にアドバイスをいただければ幸いです。
お忙しいところ、お手間をとらせて申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
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まったくの素人なので、間違った記述があると思いますが、ご不明な点は、各自お確かめください。


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