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読書会記録#3 演劇ワークショップ

2019.03.09 読書会×演劇ワークショップ

「本当にいい本だからみんなに絶対読んで欲しい!」でも、思うように相手に伝わらなくて、もどかしい。そんな思いから、「魅力的に伝える」をテーマに劇団に所属しているMayoさんを講師にお招きし、表現力をアップさせるワークショップをやりました。

最初は、読書会ということで本の紹介から★その時に紹介された本はこちら!

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📚「国語辞典の遊び方」サンキュータツオ

国語辞典には遊び方がある!!
オススメは「あなたに合う国語辞典」診断。
質問に答えていくと、あなたに合う国語辞典がわかる。
男性に擬人化されており、ある国語辞典は真面目、一方の国語辞典はチャラそうな見た目だったり...。また面白いのは、国語辞典は版を重ねるごとに、同じ言葉でも意味が時代に合わせて変化していること。国語辞典の見方がかなり変わる1冊。


📚「放浪記」林芙美子

過酷な状況にいたとしても筆者の林芙美子さんが書くとその表現がとても美しく素敵な自叙伝。


📚「週40時間の自由時間を作る「超時間術」」DaiGo

「日本人は働きすぎ」「やるべきことが多い」「忙しい人が仕事ができる」実はこれは勘違い!時間に対する「ゆがみ」がある。どうしたら時間をうまく使えるのか、教えてくれる本。


📚「思考の整理学」外山滋比古

日本の教育は、知識を詰め込む。でも、自分の考えを持てるようになろう。自分を鍛えて表現できるようになりたい。そう思った一冊。


📚「「おとなの教養」私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」池上彰

西洋の教養と日本の教養は考え方が違う。自分を知るためには、いわゆる「リベラルアーツ」を知ることが重要。


📚「Little Angel

励まされる言葉がたくさん書かれている。複雑に考えがちな生活だからこそ、読むと初心に帰ることができる。


📚「劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」」浅利慶太

今でこそ電車のアナウンスは綺麗な発音の日本語だが、少し前までは何を言っているかわからないアナウンスが多く、またそういうふうに言うことがよいとされる風潮だった。これに疑問を持った、劇団四季創設者 浅利慶太さんが日本語を美しく話す方法について教えてくれている本。


本の紹介のあとは、演劇ワークショップ。

まずは、発声練習から。「あ」という普段何気なく発音している言葉も、ただしい口の形、発声の仕方があると教えてくださいました。正しい発音をしてみると、口が痛くなったので、普段いかにその筋肉を使っていなかったかがわかりますね。日本語は、口を開けなくても発音できてしまう言語。大学時代に中国語の先生が、日本語は口を大きく開けなくても話せるから、中国人はかわいい言語だと思っているよとおっしゃっていたのを思い出しました。

次に表現力UPのための「ジップザップボーイング」ゲーム

わかりやすい動画がありました。

「舞台に必要な集中力、反応力、テンションを養う効果がある」そうですが、今回は相手よりも高いテンションで回すというルールでやったため、自分の殻を破るきっかけになりました。

そして最後に「わたしは木」ゲームをやりました。

一人が「私は木」と木を体で表現します。次の人が木と関連するものを表現し、さらに次の人がまた別の関連するものを表現します。最初に「木」を表現した人が、一人を指名して残し、またそこから関連するものを表現していゲームです。

動画を載せられなかったので、ぜひinstagramのハイライトをご覧ください!

3人ずつに分かれてやりましたが、それぞれのチームで個性が違っていたのも面白かったですし、想像力を働かせ、どう表現したらもっと面白くなるのかを考えながらできたのがよかったです。

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今回学んだ発声方法や表現力は一朝一夕では身につかないもの。しかし、開発するなら一生使うことができる「宝物」だと講師のMayoさんがおっしゃっていました。

毎日の生活の中で、演劇のような極端な表現はしないにしろ、普段から声は使うし、コミュニケーションのためには表現力は必須ですよね。いつも使うからこそ、適当になっていておろそかにしていた部分だったなと気づかされました。

一生付き合っていく自分の「声」開発すればもっと良いものになる可能性を秘めている。自分には可能性があった!そんな希望を持てる時間でもありました。


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