【アプリ甲子園2021】ファイナリストインタビューvol.3 | 繁野怜央さん、上坂進之祐さん、古田基忠さん、大塚嶺さん、藤井美羽さん、佐伯凜乃介さん
アプリ甲子園について
「アプリ甲子園」は、2011年より開催しているアプリ開発コンテストです。今年はスマートフォンアプリに限らず、Webアプリも審査対象となっています。
ファイナリストインタビュー
2021年10月3日(日)に行われた二次選考会を突破した10組のファイナリストのうち、以下の3組をご紹介します。※紹介順は順不同
「My Bookshelf」繁野怜央さん
「Albou」上坂進之祐さん、古田基忠さん、大塚嶺さん
「sitasuberi」藤井美羽さん
「Walk Promoter」佐伯凜乃介さん
過去のインタビューはこちらからご覧いただけます。
「My Bookshelf」 繁野怜央さん
参加形式:個人での参加
学年:高校1年生
【作品について】
Q1. アプリ甲子園2021ではどのようなアプリを制作しましたか。
スマホで簡単に本を管理できるアプリを制作しました。
Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
以前からとりあえずでも応募してみよう、と思っていました。
Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか。
アプリのUIです。
UI面では、シンプルかつ見やすくなるように工夫しました。ほかにも、操作に対してのリアクション(触覚フィードバック)を返すことや、ユーザーがスクロールしたときに意図せず画面を閉じてしまわないように工夫したことなどです。また、本を登録するまでが面倒にならないように、キーワード検索だけではなく、また、本を登録するまでが面倒にならないように、キーワード検索だけではなく、ISBNコード(本の識別番号)での追加やバーコードを読み取るだけで追加ができるようにしました。
Q4. アプリを作っていて苦労した点などはどこでしょうか。
ユーザー目線に立って考えることでした。
『もしも本を追加する手段が「キーワード検索」しかなかったら・・・』と考えたときに、ユーザーがアプリの使い始めた時期など特にそうだと思うのですが、「登録が面倒になって結局使わなくなってしまう」ということが真っ先に思い浮かびました。僕がユーザーだったらきっと使わなくなってしまいます。(笑)
このアプリを作ったこともきっかけで、最近読書をするようにしているのですが、実際に使ってみると、「まだここは改善できる」というポイントがまだいくつも残っていたりします。
Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか。
読書が好きな人や、本をスマホでかんたんに管理したい人、本を読んだ記録を残しておきたいという人たちだけでなく、読書をするすべての人に使っていただきたいです。
【繁野怜央さんについて】
Q1. いつからプログラミングを始めましたか。
中学1年生です。
Q2. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか。
5つくらいです。
Q3. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか。
常にユーザー目線に立って考えること、フィードバックは可能な限り反映させること、直感的に操作できるようにすることです。
Q4. アプリを制作していて、よかったなと思ったことはありますか。
欲しいアプリがあったときや、他の人が作ったアプリが使いにくいなと思ったときに、作れる範囲は限られますが、自分で作れるというのがとてもいいですね。あとは、自分が作ったアプリが世界で使われていたりするのを見ると、だれかの役に立てたんだなと思ったりします。
Q5. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
写真撮影や、映像制作(撮影、編集)などです。
Q6. 将来はどんなことをしたいですか。
クロスプラットフォームや機械学習など、まだ試したことのない技術・分野にも挑戦しながら、常にだれかの役に立つアプリやサービスなどを開発していきたいです。
Q7. アプリ甲子園2021 決勝への意気込みを聞かせてください!
全力を尽くしてがんばろうと思います!
アプリ甲子園決勝大会は、2021年10月24日(日)13:00より日本科学未来館 未来館ホールにて開催します!
アプリ甲子園 決勝大会2021の観覧は以下よりご記入ください。(無料・事前登録制)
「Albou」 上坂進之祐さん、古田基忠さん、大塚嶺さん
参加形式:チームでの参加
学年:高校3年生
【作品について】
Q1. アプリ甲子園2021ではどのようなアプリを制作しましたか。
世界初のAI英会話アプリ『AIbou』を制作しました。
相手がAIなので、シャイでも初心者でも気軽に英会話が楽しめます。AIを活用することで、自動文法修正、回答例生成、辞書機能など様々な機能を実装し、英会話に慣れていない人でも使いやすいように設計しました。
Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
アプリ甲子園での経験を弾みにして、今後のアプリリリースに繋げていきたいと考えています。また、審査員の方々からのフィードバックを生かし、さらにアプリを改善していきたいです。
Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか。
既存の英会話アプリは基本的に定型文しか返すことができません。AIbouは最新のAIを活用しリアルな英会話を再現したので、様々な機能と共に体験して頂きたいです。フィードバックをもらいながら改善していき、使いやすさとわかりやすさを追求した、シンプルなUIデザインしました。
Q4. アプリを作っていて苦労した点などはどこでしょうか。
GPT3というAIの特性上、会話が脱線したり、同じ文章を繰り返してしまうなど多くの問題がありました。AIによって会話が終わったことを判定したり、複数のInputを組み合わせるなど工夫を重ね、英会話に最適化されたAIを開発しました。
Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか。
英語を話すのに苦手意識を抱えている人たちに英会話学習の足掛かりとして使ってもらい、英語を好きになって欲しいです。
Q6. アプリ甲子園2021 決勝への意気込みを聞かせてください!
ユーザーのことを熟考した企画・UI/UXと、AIの可能性を最大限まで活かした実装。僕たちが半年以上かけたプロジェクトAIbouで、賞を掴み取ります!
【上坂進之祐さんについて】
Q1. いつからプログラミングを始めましたか。
小学4年生です。
Q2. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか。
1つです。
Q3. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか。
常にユーザー側の視点を持つことです。
Q4. アプリを制作していて、よかったなと思ったことはありますか。
世の中のサービスがどんな仕組みで動いてるか大体理解できることです。
Q5. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
ドラム、折り紙です。
【古田基忠さんについて】
Q1. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
週に何回かやる弟との卓球です。
Q2. 尊敬しているクリエイターはいますか。
チームメートの上坂進之祐と大塚嶺です。
Q3. 将来はどんなことをしたいですか。
大学で国際学を学ぼうと思っています。
【大塚嶺さんについて】
Q1. いつからプログラミングを始めましたか。
小学5年生です。
Q2. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか。
5つです。
Q3. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか。
デベロッパーとしての目線にどうしても偏ってしまうので、フィードバックを繰り返し、ユーザーがそのサービスについてどのように感じるのか、ということを大切にしています。
Q4. アプリを制作していて、よかったなと思ったことはありますか。
『自分の作りたいをかたちにできる』
これに尽きると思います。他の分野と違い、同じコードを書けば、プロと同じようなものができる。純粋に技術力を高めていくことで、クオリティーの高いものが作れる、ということだと思います。
Q5. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
映画鑑賞、UI / UX デザイン、写真です。
Q6. 尊敬しているクリエイターはいますか。
山内奏人、落合陽一です。
Q7. 将来はどんなことをしたいですか。
クロスプラットフォームや機械学習など、まだ試したことのない技術・分野にも挑戦しながら、常にだれかの役に立つアプリやサービスなどを開発していきたいです。
アプリ甲子園決勝大会は、2021年10月24日(日)13:00より日本科学未来館 未来館ホールにて開催します!
アプリ甲子園 決勝大会2021の観覧は以下よりご記入ください。(無料・事前登録制)
「sitasuberi」 藤井美羽さん
参加形式:個人での参加
学年:高校2年生
【作品について】
Q1. アプリ甲子園2021ではどのようなアプリを制作しましたか。
滑舌を良くするために最適な文章で練習し、滑舌向上を目指すことができるアプリです。
Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
去年のアプリ甲子園のファイナルの時期にアプリ開発を始めて、その時にアプリ甲子園という存在を知り、ファイナルの様子も見ていて興味があったからです。
Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか。
実際に声を使う仕事のプロの方も実際に使われている文章で練習できるという点と、原稿用紙風のデザインで統一したという点です。
Q4. アプリを作っていて苦労した点などはどこでしょうか。
原稿用紙風のデザインというのをどのように実装するかが1番苦労しました。
Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか。
滑舌に興味のある方には是非使ってみていただきたいです!
【藤井美羽さんについて】
Q1. いつからプログラミングを始めましたか。
高校1年生の秋です。
Q2. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか。
オリジナルはこれが初めてです。
Q3. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか。
自分が譲れないこだわりは絶対に諦めずに実装することです。
Q4. アプリを制作していて、よかったなと思ったことはありますか。
自分の頭の中にあるものを実際に目に見える形にできた時、達成感とやりがいを感じ、やってて良かったなと思います。
Q5. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
写真撮影とレタッチ、ベースギター、漫画などです。
Q6. 尊敬しているクリエイターはいますか。
フォトグラファーのKoichiさんです。
Q7. 将来はどんなことをしたいですか。
何かを作ってそれを世に発信していきたいです。
Q8. アプリ甲子園2021 決勝への意気込みを聞かせてください!
頑張ります!
アプリ甲子園決勝大会は、2021年10月24日(日)13:00より日本科学未来館 未来館ホールにて開催します!
アプリ甲子園 決勝大会2021の観覧は以下よりご記入ください。(無料・事前登録制)
「Walk Promoter」 佐伯凜乃介さん
参加形式:個人での参加
学年:高校3年生
【作品について】
Q1. アプリ甲子園2021ではどのようなアプリを制作しましたか。
散歩を促進する為のアプリを制作しました。
Q2. 今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
Life is tech Schoolに通っていて勧められた為です。
Q3. アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか。
距離だけを決めると何処に行くかどうかはアプリが決めてくれるという所です。
Q4. アプリを作っていて苦労した点などはどこでしょうか。
距離を決めてその距離を元にルート検索をしてピンを打つという処理です。
Q5. 今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか。
コロナ禍で運動不足になった人・日常にマンネリを感じる人・地元の景色をもっと見たい人に使って欲しいです。
【佐伯凜乃介さんについて】
Q1. いつからプログラミングを始めましたか。
小学5年生です。
Q2. 今までに完成させたことのあるアプリの数はいくつですか。
大小含めれば40以上です。
Q3. アプリを制作する上で大切にしていることはありますか。
日々の細かな気付きや問題を解決できるように制作しています。
Q4. アプリを制作していて、よかったなと思ったことはありますか。
実際に家族や友人にアプリを使って貰って喜んでもらったことです。
Q5. アプリ制作以外での趣味などはありますか。
競馬・釣りです。
Q6. 尊敬しているクリエイターはいますか。
岩田聡です。
Q7. 将来はどんなことをしたいですか。
第一次産業のDX化を勧めるための活動をしたいと考えています。
Q8. アプリ甲子園2021 決勝への意気込みを聞かせてください!
最高に楽しめるプレゼンをお見せします。
アプリ甲子園決勝大会は、2021年10月24日(日)13:00より日本科学未来館 未来館ホールにて開催します!
アプリ甲子園 決勝大会2021の観覧は以下よりご記入ください。(無料・事前登録制)