アピアランスケアを広げるために 頑張っています!
こんにちは
アピアランスビューティクリニック®︎ 院長 堀口和美と申します。
私のクリニックは
JR山手線 都営地下鉄三田線 の巣鴨駅から 歩いて1分のところにあります。
アピアランスケア に特化したクリニックです。
アピアランスケア、ご存知でしょうか?
ぜひその最新の定義をご覧ください。
お近くに、がん治療の経験がある方がいらっしゃったら
よくお分かりになると思うのですが
がんに罹患する、そしてがん治療を受けるということは、外見(アピアランス)に大きな変化をきたすことを意味します。
近年、がん治療の発展は目覚ましく、治療成績は大変向上していますが
がん治療に伴うアピアランスの変化は、がん患者さまの苦痛の上位にあるにも関わらず、長い間、命と引き換えに、やむを得ないものと考えられてきました。
抗がん剤の影響で
髪の毛が抜けてしまうことなどはよく知られていると思います。
そのほかにも
がん治療の副次的な作用として
お肌がくすんだり、荒れたり、
シミやそばかすが増えてしまったり、
爪が傷んでしまったり、
手術の傷跡に長いこと悩んだり、と
多くのがん患者さまは、アピアランスの変化に心を痛めているのです。
私は、乳腺専門医として
日本有数のがん専門病院である
がん・感染症センター都立駒込病院で、16年間にわたって乳癌診療に専従してきました。
94000例を超える外来診療と、8500例の手術を行なって
毎日毎日、乳がん患者さまと一緒にがん治療を進めていく中で
患者さまはいつも私に、変わっていくアピアランスのお悩みを打ち明けてくださっていました。
2012年に、アピアランスケアという言葉に出会った私は
これを、がん治療の大切な一部として、これから自分でやっていこう、と思うようになります。
駒込病院でのアピアランスケア活動を経て
大手美容クリニックでの最新美容医療の修練を経て
2020年にアピアランスビューティクリニック®︎を開業いたしました。
今私が
どんなアピアランスケアを提供しているかといいますと
抗がん剤が終わったのに、なかなか髪の毛が元に戻らない、持続性化学療法誘発性脱毛症 (persistent chemotherapy-induced alopecia ; pCIA)にお悩みの方には、再発毛促進治療を
pCIAの一部分症としての、眉毛・まつ毛の脱毛に対しては、医療アートメイクを
抗がん剤に伴う肌荒れ、ざ瘡様皮膚炎、しみ・くすみなどには、美容皮膚科医療を応用した内服・外用・機器による治療を
手術のきずあと(瘢痕)のお悩みには修正手術を
乳がん手術によって乳頭乳輪複合体 (nipple-areolar complex ; NAC) をやむなく切除なさった方には、医療アートメイク技術を応用した医療補助色素形成 (パラメディカルピグメンテーション)を
いずれのお施術も、
まずはアピアランスケアガイドラインを遵守したカウンセリングを行なってから、私のアピアランスケアは始まります。
今こうして、私のクリニックに来てくださる患者さまに
アピアランスケアを提供できていることに感謝しながら
私のこれまでのこと、現在のクリニックのこと、この先のアピアランスケアのことを
書き留めておこうと思ってnoteを始めてみました。
ひとりでも多くの、
アピアランスに悩むがん患者さまに
笑顔になっていただきたくて、
私の宝物であるスタッフと一緒に、毎日頑張っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
がんと共に生きるあなたに、あなたらしい美しさを。