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青森商業高校への登壇で学んだこと

こんにちは、appcycleのYukaです。

先週、appcycleの代表として自身の母校である青森商業高校へ、校内で行われている起業プログラムの一貫としてオンライン登壇させていただきました。

登壇させていただき、高校生や先生方からの学びがあったので熱が冷めないうちにブログにまとめようと思います。

青森商業高校では、校内で起業体験のプログラムを行なっています。具体的には、各クラスにて社長を決め役員など各ポジションに対して適切な生徒をアサインし、10月に行われる文化祭に向け事業計画を作ったり実際に少額で資金調達を行なったりし、事業である文化祭を開催、株主総会なども行うんだそうです。


これを先生から聞いた時、高校生がこんなに本格的に起業プログラムに取り組むなんて本当にカッコいい、頼もしいなと思いました。
正直に自分の高校生時代を思い返すと、もっと子供っぽかったなと思います。(どんな生徒だったかはご想像にお任せいたしますが、素晴らしい生徒ではなかったことだけはお伝えいたしますね)

当日を迎える前に先生方とミーティングさせていただき、”起業とは"という題材で登壇させていただくことになりました。
新米起業家である私には大変恐縮なことですが、ありがたく受けさせていただくことにしました。

私はシンガポールからのオンライン登壇だったので現場には訪問することができなかったのですが、appcycleの共同代表である藤巻が青森商業高校へお邪魔させていただいていました。 


校歌懐かしいです。

藤巻が関心していたのが、藤巻が校内を歩いていると、生徒たちが自分のことを誰なのかもわからないのに大きな声で”こんにちは”と挨拶してくれたことです。


普段の先生たちの指導が行き届いているんだなと感じたそうです。

登壇では、

1.私がどうしてappcycleを始めようと思ったか

2.起業するにあたりやったこと

3.起業するにあたり出会った人・影響を受けた人(起業家や経営者)

4.起業とは人生の一つの選択肢であること


をお話ししました。高校生達はSNSに興味があるんじゃないかな?と思ったので起業するにあたり出会ったインフルエンサーやSNSとの付き合い方のお話もしました。知ってる人いたかな?

限られた時間の中で限界まで出会って来た素晴らしい起業家のお話をしようと思ったら結構時間がおしてしまって、もう少し質疑応答の時間が取れたらよかったなと思いました。

今回の講演でお伝えしたかったのは、"起業”って誰でもしようと思ったらできるんだよ、ということ。


お話の中で何度も伝えたのは、
私は高校生のときとてもじゃないけど素晴らしい生徒ではなかった
高校生の時に将来の夢は特になかった
でもいろんな人との出会いで今こうして起業している、ということです

起業するにあたり、たくさんの経営者・起業家と出会ってアドバイスをいただき、助けていただきました。
”起業家”という言葉を聞くととても勇敢で頭が良く優秀でアイディアがあり、素晴らしいキャリアがあり資本金がたくさんあって・・・と想像する生徒さんもいるかも知れませんが、少なからず私はそうではありませんでした。
たくさんの起業家に出会い、自分の中のスケールや習慣・考え方をガラッと変えてもらったと思います。

たくさんの方との出会いによって今は心からありがとうございます、と言えるようになりました。そしてまだまだ未熟な自分を受け入れ、助けてくださる先輩方やチームに思い切って身を委ねようと思えるようになりました。

真剣に聞いてくださっている各クラス代表の社長さんたち

講演後に熱心に質問してくださる生徒さんから私たちの方が勇気をいただくことができました。

今回は初めての学校での登壇ということもあり、皆様からのフィードバックを元に今後の登壇についてブラッシュアップしていきたいと思い、アンケートをお願いしていたのですが、全校生徒400人を超える人数の感想をいただきました。

"起業”というテーマに興味がある生徒さんは学校のプログラムもあってか全体の8割を超え、今後もOBや青森出身の外部講師の講話を聞いてみたいと答えた方が8割近くいらっしゃいました。ありがたい限りです。
SNSの企業の活用法や海外就職・SDGsにも興味がある生徒さんが多いことがわかりました。今後も青森商業高校の起業プログラムには関わっていく予定ですが、素敵だなと思った感想を少しだけあげていきます。


起業についての講話を聞いて、高校生の時に将来の夢が全くなくても、起業家の人たちなどの交流で起業の道も増えていくんだなと思ったし、起業することは楽しそううだと思いました。

起業ってハードルが高いことと思われがちだけど、そう思っていただけたら本当に嬉しい!


ゆかさんの力だけでなく、たくさんの人との繋がりや影響があって起業がより良いものになったのだと分かった。今の人間関係を大切にしてこれからやりたいことを定めていきたい。

私はこれをやりたい!この問題を解決したい!と声をあげましたが、周りの方の助けがとても大きく起業できたと思っています。


起業する上での大変さや大切なことを学びました。起業することは自分にとても勇気がいることだと思うけれども、それをすることによって自分の人生がガラリと変わることもあると思うので、何か迷ったとしても自分に自信を持って頑張って行きたいと思いました。

本当に自分を大切にすることが自分の自信に繋がるし、それが挑戦へと繋がっていくのでSelf Loveをとても大切にしてほしいなと思います。


住む場所が違ってもても変わらずに友達でいる関係がいいなと思った

これは共同代表の藤巻との関係だと思うのですが、地元の同級生で将来一緒に起業するとは夢にも思っていませんでした。お互い住む場所は違っていたけど地元を思う気持ちはずっと同じだったなあと思います。


青森から世界に出て、自分で起業している人がいるということにびっくりしました。わたしも今は将来の夢が決まっていません。でも今日の講話を聴いてこれからいろんなことに出逢いながら多くのことにふれて、自分のやりたいこと、将来の夢を決めたいなと思いました。

これはちょっと泣いてしまう・・・
高校生たちに今やりたいこと・夢がはっきりと決まっていなくても大丈夫だよ、と言いたいです。目の前のことを一生懸命・周りの人たちとの関係を大切にいきていたらいつか点と点が繋がる時がくると思います。


今日、企業体験プログラミングを聞いてみて、今まで起業している人はみんな自分の特技や自分の好きなものがあることに気が付いた。なので僕も自分の好きなものを見つけて夢を見つけて将来を組み立てていきたいです。 今日講話を聞いてみて起業するのは大変だと改めて感じましたが、その分楽しそうだと感じたので起業をするということを考えていきたいです。

とても面白かったです

好きなものを見つけて夢を見つけて将来を組み立てる・・・なんて素敵な言葉なんだ。起業が楽しそう!と思っていただけてすごく嬉しいです!


起業するときに自分の目標になる人を探して、人から学ぶというのが大切なのだと思った。 やって見たいことにどんどんチャレンジして、自分の考えを広めていきたい。

これはとても起業家インタビューの時にすごく意識していて、妬みとかではなくどうしてこの人は素晴らしいんだろう?って人のことを見るようにしています。どこがどうして素晴らしいのか、どういう意識からその行動は生まれているのかなあ?と。そして自分にないところで真似できることは真似します。他者から学ぶというのはずっとやっていくと思います。


起業することは私にとってすごいことだと思います。自分には起業は絶対できないと思っていました。でも、今回の講話を聞いて自分にもできるんじゃないかと思いました。起業には行動力と今までの人間関係が大事なんだなと思いました。また、失敗することはとても大事ということが分かりました。尊敬している人から直接起業するために必要なことを聞いていると知って行動力がすごいなと思いました。私も今日聞いたことを忘れずに過ごしたいと思います。

自分にもできるんじゃないか、と思ってくれたことがとても嬉しい。失敗、うまくいかなかったことはたくさんあるのですが、そこで救われた経験、学んだ経験、出会った人もたくさんいます。だからこれからも行動します!


青森県の課題については最近考え始めていたのでとても参考になる講演でした。将来、銀行員になって課題を解決するための金銭的サポートをしようと考えていましたが、講演を聞いたら起業をすることで自分が解決したいと思うことをできることがわかりました。新しい道を考えるきっかけになりました。

素直にかっこいい方だなと思いました。確かに銀行員になって起業したい方のサポートをするのも素晴らしい仕事だと思いました!ただなんとなく銀行員になる、のではなくてそこに課題解決があるなんてかっこよすぎます。
将来が楽しみです!


青森の課題や世界の課題を結びつけて起業しているのを知って、素晴らしい取り組みだと思った。

ありがとうございます。これからも地域の課題や世界の課題を解決できるように、チームと楽しみながら事業を進めていきます。


一つ、答えられていない質問があるのでこちらで回答していきます。
”青森商業で学んだ経験が仕事の中でいきたことはありますか?”

すごく難しいけどまず一つ言えるのが、集団生活の中で先生との関係性・友達との関係性・先輩後輩との関係性など人間関係を学べ、それを少なからず今にいかしていると思います。
もしかしたら将来従業員なしで一人でビジネスをする方もいるかもしれないですが、直接お会いしていないユーザーさんだったり、見えなくてもお客様がいると思います。同じ高校ではなかったのですがappcycleで共同代表をしている藤巻は中学が隣で、アルバイト先がずっと同じだった友人です。良好な友人関係があれば私たちのように一緒に起業したり、仕事を依頼したりなど、関係を続けることができると思います。

あと、これは大人になって企業で働いてから気がついたのですが、商売をするには簿記的な勘定だったりエクセルだったり当たり前に出てきます。私は情報処理科卒なのですが、仕事でエンジニアさんと話すと、ああこういう人たちが未来を作っていくんだな、と感じますしとても尊敬しています。

これに気がつくまでに自分の個人の成長が必要だったので今になって気がつきました。あの時本気で思っていたら、私はエンジニアになっていたでしょう。だから、もしかしたら今すぐにはわからないかもしれません。

数え切れないぐらい素晴らしいご感想をたくさんいただいて、全てに目を通させていただき本当に胸がいっぱいでした。
高校生たち、かっこよかったです。


今後も彼らの起業体験プログラムに参加させていただき、私たちも青森商業高校の先生や生徒さんからいろんなことを学びたいです。appcycle、チーム一同でサポートさせていただきたいと思います。

今後もこのような地域に寄り添った活動をして生きたいです。


青森商業高校さま素晴らしい機会をありがとうございました!


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