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あおスタ起業塾の第一回に登壇させていただきました!

こんにちは、appcycleのYukaです。

青森市と商工会議所が運営するあおもりスタートアップセンター(通称あおスタ)が地域の企業家を支援する"あおスタ起業塾"が始まりました。


青森市にあるあおもりスタートアップセンター

青森市の駅前、アウガの隣にあります。
あおスタさんとは今年に入ってからVCさんのご紹介で出会い、それからappcycleが法人設立するまでずっと創業支援という形でサポートしていただいておりました。

担当の植松さんにはappcycleのメンバーかと思うぐらいslackを動かしていただきながら補助金申請の面倒なところまでお手伝いしていただきました。
時には個人的な人脈まで使ってサポートしてくださったり、大変助けていただいている存在です。私の植松さんの好きなところは物事をしっかり伝えてくれるところです。個人的に気がついてくださったことや、事業の穴、弱い点などはっきりと伝えてくださるのでとても助かっています。

当日の会場には20名の起業を検討している方が集まりました

もともと青森市はスタートアップの創出に力を入れているそうで、あおスタが設立されて過去の青森市の一年間の創業数を3ヶ月で更新されたそうです。これは本当に素晴らしい成果だと思います!


地方は個人事業主が多かったり、起業も少ない傾向にあるのかなと思うのですが、市がスタートアップや起業を後押ししてくださるのは自分たちのことを含め、本当にありがたいです。
私たちappcycleも地方からスタートアップが活躍することで地域が起業で活性化していくことを目指しています。魅力的な企業が増えていくことで雇用の創出はもちろん、地域の若手にも青森にもこんな企業があるんだ!と思っていただき県外就職しか思い描けなかった方にも地元で働くことを選択肢に入れてほしいなと思っています。


左:あおスタ植松さん(appcycle担当) 右:appcycle藤巻

第一回はオリエンテーションの回で、あおスタから創業した2組の起業が登壇しました。


古着屋さんで最近起業されたエッセンスさまのお話も聴かせていただきました。オーナー様がもう一人のパートナーと運命的なタイミングで創業されたストーリーや、紆余曲折あり最初に借りたいと思っていた場所の近くでお店を開店されたお話、Instagramでの集客や泥臭くビラ配りを今後していくというお話がとても素敵だなと思いました。

あと最後に

男手一人で子育てをしていて、子供に親が頑張っている姿を見せたい、というお話にとてもジーンとしてしまいました。
子を持つ親って強いなと、自分の子供に重ね合わせて聴いてしまいました。


当日は私はシンガポールからオンライン、共同代表の藤巻は会場で登壇させていただきました。正直言うと私も会場へ行って熱量感じたかったですw

植松さん、私、藤巻でappcycleの創業までを語りました

appcycleを創業するまで色々なことがありましたが、当日は主にこの二点を重点的にお話しました。

1 . 家族の同意を得ること・自分の精神面と向き合い整えること
2. 自分一人で全てやろうとせず、周りの方に感謝しながら頼ること


まず1から話すと、起業すると言うのは普通に会社で働くことと少しだけ違うことがあるので、家族にしわ寄せがいくことも多々あります。
そのため、どうしてこの会社を起業するのか(熱意)とその期間、どのような協力が必要なのかを家族と時間をかけて話し合いました。
私の場合は母親でもあるので、子供や主人に協力していただかないとうまく進められないこともあります。その他自分の母親にも協力を仰ぎました。

精神面でいうと、資金調達にあたりやはり覚悟がいりました。今までは自己資金でしか起業した経験がなく、大きな金額を出資していただいたり融資を受けることがなかったので、それを受け入れるためにしっかり覚悟を決める必要がありました。


私はシンガポールでコーチの方にマインドセットやセルフラブを習ったり、先輩起業家から起業においてのハードシングスやどうモチベーションをキープしているのかを教わったり、その他ヨガやアーユルヴェーダなどの東洋医学から自分を受け入れ、整えることをしました。もともと自己肯定感が高い方ではなく、人前で話すことやピッチにも実は消極的だったのですがスタートアップを立ち上げる以上そんな甘いことを言っていられないので、すごく時間をかけて自分と向き合っていたなと思います。


過去にスタートアップ企業で働いた経験があり、当時のco-founderたちがしている資金調達の話やVCさんとのミーティング含め外から見ていたのですが、他人がするのと自分がするのとでは全く違うなというのが個人的な感想です。資金調達の方法や選択肢についても一から勉強させていただきました。(まだまだ勉強中です)


2に関しては、藤巻しかり、植松さんしかり、青森市や青森県、VCや先輩の起業家さん経営者の皆様に本当に頼って、すごく助けて頂きました。1と繋がってくるのですが、appcycleを立ち上げるなら私一人の力では絶対に無理だ、と事業とも自分とも向き合い理解していました。大きなプロジェクトを掲げ、成し遂げるために多くの人を巻き込んで、感謝の気持ちを持って思いっきり頼ろう!と決めていました。自分一人ではなく、青森の人をたくさん巻き込みたいと思っています。山本食品さまなど、地元の経営者の先輩にもいつも小さなことも相談しています。創業するまでの間、シンガポール・東京・青森を含め、前職のボスや主人の友人に到るまで頼れる人をたくさんたくさん増やしていきました。

だからこれは本当に自身の実体験を持って、これから起業を考えるみなさまに色んな人に頼ろう!と言いたいです。


頼った先輩方がまたその仲間を引き連れて相談に乗ってくださったり、面白そうなことしようとしているこがいるんだけどちょっと助けてやってくれない?と言ってみんなが集まってきてくださるようになりました。
温かい方との出会いとご縁に本当に感謝しています。


私たちが登壇した後は挑戦したいことやなぜ挑戦したいのか、挑戦すると自分は・お客様・世の中はどう変わるのか?をアウトプットしていました。


会場にいなかったので空気感わからなかったのですが、お互いの自己紹介をする時や上記のアウトプットをお互いに伝える場面でも会場はとっても盛り上がっていたそうで、嬉しかったです。参加者やあおスタに関わるみなさまのおかげだと思います。
講義を聴くだけでなくアウトプット、自分の想いを具現化して誰かに伝えることもすごく大事ですよね。私も誰かに自分の想いを伝えていくことでどんどんやりたいことの骨格が現れてきて形になり、appcycleを創業できたなと思います。


あおスタ起業塾はまだまだ面白い起業家さんがこれから登壇しますのでお楽しみに。

この中から近い将来青森で起業する方が出るのかなと思うととてもワクワクすると同時に私も関わりたい!!と前のめりに思ってしまいます。


今後ともみなさまを何かしらの形でサポートできたらな、と思っています。青森から起業する人が増えるよう私たちも活動して参ります。

あおスタさんお声がけくださり誠にありがとうございました!

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