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レポート/育休中に第二種電気工事士の資格をとったおはなし(後編)

おはようございます。

さて、第二種電気工事士資格取得レポートの後編です。
前編では筆記試験の自己採点を終えて、技能試験の準備までを振り返りました。前回の記事はこちら

(あらすじ)
家の電気設備DIYがしたくてノリで受験。筆記試験会場が遠すぎて試験そのものより会場行く方が難しい!
余裕で合格点でした。わーい!

後編では技能試験、免状申請、勉強方法の振り返りなどを記事にします。

07.技能試験

筆記試験の結果とともに技能試験の受験案内が送られてきます。
下期日程では、技能試験は12月に実施されました。

技能試験の会場は市内の某大学で、バス一本で行ける場所でした。それだけでもうかなり救われた気分!
技能試験の持ち物は、工具一式、筆記用具、受験票。

散々練習していたはずですが、技能試験、ほんとうに時間がない!
2時間与えられる中1時間で終わる筆記試験とは異なり、技能試験は1時間もありません。

複線図は迷わず書けるようにしておいたものの、
本番に弱いわたしはケーブルの被覆剥がしを何度もミスしてしまい(心線が露出していると不合格)
切断して繋ぎ直し、なんとかギリギリ許されるであろう長さ(ケーブルが短すぎても不合格)で回路を完成させました。
そういえばスイッチがぐらついてた気がする…けどもう直す時間がない。
なんとか体裁を整え、試験終了時間を迎えます。
不合格を覚悟しましたが、採点するのも人間。
ヒューマンエラーでうっかり合格するように祈り続けました。

まあ、要領は掴めたし落ちても次頑張ればいいや…

08.結果発表!

結果発表当日、受験番号から試験結果を検索することができます。
ダメ元でしたが一応当日にチェックしました。
ウェブサイトで受験番号を検索して合否を知ることができます。

合格者一覧にあります

合格?でいいのかな…?
なんだか釈然としませんが不合格ではなさそうなのでよしとしましょう。

09.免状申請へ

合格発表から程なくして合格通知書が郵送されてきます。

免状の発行は郵送で申請が可能ですが、書留で送らなければならなかったのと近所で用事があったため県庁まで行って申請しました。
いるものは申請書と合格証明と、顔写真2枚、手数料。
庁舎内の売店で愛知県収入証紙(5300円)を購入して窓口に必要なものを提出します。
娘と行きましたが特に困ることはなかったです。
名城公園のイタリアンのランチおいしかったー!

免状は郵送で送られてきました。
名刺よりちょっとおおきめなサイズに用意した写真が貼られ、ラミネートされています。

10.かかった費用

  • 筆記試験テキスト 2090円

  • 過去問題集 1078円

  • 受験料 9593円

  • 技能試験テキスト 2090円

  • 工具セット 7120円

  • 技能試験の材料セット10500円

  • 免状申請費用 5300円

  • その他、交通費等 全部で1000円くらい

総額4万円弱かかりました。工具は今後使えるし更新もない資格なので、4,5回くらいコンセント増設したら元は取れるかな…?

ちなみにテキスト3冊はその後2500円程度で売りました。

11.勉強方法をふりかえる

わたしの勉強方法は「日常生活の一環にしてしまって、できるだけストレスなくやる」ことを重視していて、あんまり効率が良くないかもしれません。
長いスパンでとりかかり、子供が産まれてからは昼間はやらないと割り切って朝と夜にやると決めてました。

●筆記試験

①まずはテキストを一読、大まかな試験の内容を把握する。
②問題集を一通り解く。
 できなかったところは付箋を貼る。当然付箋だらけ。陣痛促進剤の点滴打ってる時とか(ここからしばらく途切れ、産後)糖尿病の検査の待ち時間にやってました。
③テキストを読み込み、自分の言語にしてノートに出力する。
④問題集をもう一周する。
 もう間違えない自信があれば付箋を剥がしていく。
⑤どうしても剥がせない付箋の箇所を③のノートに補足。
⑥過去問(実際の試験の体裁になっているもの)を解く。採点結果を記録しておく。

●技能試験

試験日が近づくもなかなかやる気になれず、実際に工具を使い始めて2週間くらいで仕上げました。娘を寝かしつけたあと夜な夜な作業をしていた思い出。

①テキストを一通り読む。
②1題テキストを見ながら配線してみる。
 とりあえず時間は気にしない。
③1日1、2題ひととおり配線してみる。
 制限時間内に仕上がるように意識する。
③複線図を完璧に書けるようにする。
④配線タイムアタック。
⑤苦手な作業をひたすら練習する。

12.おわりに

内容が盛りだくさんで本編より長くなってしまいました。

第二種電気工事士の内容は住宅の電気設備に関する内容がメインなので、知っていて無駄ではない知識ばかりです。理論については、わたしは高校で物理を勉強していたので(大学の物理はよく分からなくて定着しませんでした笑)懐かしくすぐ思い出せる内容もいくつかありました。

技能試験については、出題パターンが決まっているため対策はしやすいです。
が、あまりにも欠陥品認定される要素が多く、素早く間違いなく配線作業をできるようになる必要があります。支給される材料も余裕はなく破損して終わりというパターンもあります。
使うのはペンチやドライバー等の工具なので、ハンドメイドやDIYが好きな器用な方なら身につけるのは苦労しないかもしれません。

また、独学だと自分の配線を第三者の目でチェックしてもらえないのは不安要素になりますが、先述のテキストには欠陥扱いとなる要素が写真付きで解説されているので、テキストを丁寧に読んでいけば問題ないように感じました。

1年以上前の話となってしまいましたが、合格がわかるまでなかなかのプレッシャーを感じた試験だったことを思い出しました!
学生の頃と比べて記憶力は衰えてしまっているし、子育てしながらだと新しい知識を頭に入れるというのはなかなか大変ですが、出産育児を経て空っぽになった脳にとって良い刺激にもなりました。
今は仕事もしていて尚更時間がとれませんが、これからも興味のある資格の取得を目指していきたいです。
本業でいえば建築士の資格を取るべきなんですが、ハードルが高すぎてやる気になれないなあ〜と言い続けています。
テキスト買ってあるだけのFP2級の勉強をまた始めようかな。


最後までお読みくださり、ありがとうございました!
このnoteでは、わたしが雑談や勉強をしながら、【おやこですごすクリエイティブアパートmeme】の妄想を繰り広げています。
子育て中の方、ハンドメイドが大好きな方、もしかしたらワクワクした気持ちを提供できるかもしれません!よかったら、読んでみてください。

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