就活生のみんなへ。「同じ企業を4回受けた話」
今年もこの時期がやってきましたね。
3月1日、就活解禁。
今就活をがんばっているあなたに伝えたいことがあって、今日は久しぶりにnoteを開きました。
僕の就活の始まりは2019年の11月でした。
留学先で、ボストンキャリアフォーラム、通称”ボスキャリ ”に参加したのが始まりです。
その時、僕は卒業を半年遅らせていたので、周りで就活しているのは1つ下の学年の友人たちでした。
年上なのにも関わらず、就活に関する知識がこれっぽっちもなかったので、その友人たちに教えてもらいながら就活をスタートしました。
留学に行く前から広告業界を志望していたので、広告を中心に様々な企業を受けました。
その多くの企業の中に、”ここしかない!この企業になんとしても入りたい!”と思える企業がありました。しかし、その企業は新卒採用をボスキャリでしか行っておらず、毎年採用する人数も数名でした。
でもその時は、TOEICの点数850点以上、留学経験あり、部活も体育会系だったので漠然と「イケるんじゃないか?」と思っていました。
結果、書類選考落ち。
完全に調子に乗ってました。
その他にも30社ほど受けましたが、内定をもらえたのは1社だけ。
しかもその1社は面接で「地獄みたいな環境だけど大丈夫?」と圧迫面接をしてくる企業でした。
しかし、30社以上の企業に落とされ、精神的にも体力的にも限界にきてた僕は、喉から手がでるほど内定が欲しくて、その面接に耐え、内定をいただきました。
帰りの飛行機の中、「俺の将来どうなるんだろう。。。」と不安になったのを今でも覚えています。
その後、3月上旬にロサンゼルスキャリアフォーラムがありました。
現地に行くのも考えていましたが、コロナの影響でオンラインでの開催が決定しました。
参加企業を見てみると、ボスキャリで落ちてしまったあの企業が!
今回は絶対受かってやる!と意気込み、ESを練りに練りました。
3日後、書類選考通過のメールが!
すぐ次の日にオンラインで1次面接が組まれ、人事の方とお話をしました。
面接終了から3時間後、メールで2次面接の案内が来ました!
これはもうイケると確信していました。
そのタイミングで、コロナが広がり、大学から緊急帰国を命じられました。
帰国後、結果が来ないので問い合わせてみると、
2次面接落ち。
3次面接が最終だったので、だいぶ落ち込みました。
その後、すぐに国内の就活も本格的に始まり、ES締め切りに追われる日々が続きました。
しかし、大手の広告代理店は全落ち、そのグループ会社も落ちる日々が続きました。
そんなとき、マスナビ(マスコミ系の就活サイト)を見ていると、
あの企業がコピーライター を募集していました!
あまりコピーライター に興味はなかったのですが、どうしてもその企業に入りたくて、考え抜き、課題のコピーを提出しました。
結果、書類落ち。
ああ、俺には広告は向いてないってことなのか、、と思い、メーカーや、人材も受け始めました。どういうことなのか、広告以外の業界の面接は調子良く進みました。
しかし諦めきれず、広告業界も受け続けていた6月下旬、やっと第一志望郡の広告会社から内定をもらうことができました。
英語を評価していただき、面接官の人たちもいい人ばかりで心から納得のいく企業でした。
そして就活を終えようか迷っていた時、2020年度のボスキャリ の案内が来ました。
コロナの影響でオンライン開催されるとのことでした。
参加企業を見てみると、あの企業が!!
その時点で3回も落ちていた僕は最後に悔いの残らないようにと思い、課題設問を考え抜きました。
2週間経っても、いい回答が思い付かず、あれこれ考えるのをやめ、盛らずに自分の本当に思ったことを書き、締め切り5分前に提出しました。
1週間後、書類通過の案内がきました。
嬉しかったのを覚えています。
その時、大学の広告の授業でお世話になった代理店出身の教授を思い出し、調べてみると、出向でその企業で働いていたことがわかりました。これはもう運命だ!と思い、
すぐに教授に連絡し、働いている方を紹介してもらって、OB訪問をしました。
そして1次面接。
緊張しながら面接室(オンライン)に入ると、前回の1次面接でお会いした人事の方がいました。ニコッと笑って「何回も受けてくださっていますよね!ありがとうございます!緊張せず、前回と同じ感じで臨んでください」と言ってくれました。
無事面接を終え、数日後、2次面接の案内がきました。
前回はここでダメだったんだ、今回こそはこのチャンスを無駄にしない。と思い、企業について調べまくり、面接に臨みました。
2次面接の方も、すごく話しやすい方で、入社後にトレーナーになり得る人とのことでした。直感的に”この人みたいになりたい!”と思ったのを覚えています。
数日後、3次面接の案内がきました。
嬉しすぎてスマホを叩き割りそうになったのを覚えています(笑)
今回は悔いのないようやり切る!と決めていたので、留学で知り合った代理店で働いている先輩にその企業の新入社員の方を紹介してもらい、OB訪問をし、3次面接に臨みました。
3次面接は部長の方で、あまり手応えがありませんでした。
数日後、最終面接の案内が!
ついに来た、ここまで来たらあとはやり切るだけだ!と思いました。
最終面接も緊張しましたが、無事終わり、あとは結果待ちの状態になりました。
この時点で今年の2月でした。(ついこないだですね笑)
ソワソワして、みん就(みんなの就活:就活生の掲示板サイト)を数時間ごとに毎日見ました。
するとある日、コメントに「先ほど内定をいただきました」と書かれているのを見つけました。
しかし、その日僕のスマホが鳴ることはありませんでした。
どん底に突き落とされた気分でした。
放心状態になり、やっぱりそんなに物事うまくいかないんだ。と思いました。
そして次の日、どうやってあの企業に転職しようと考えながら帰り道を歩いていると、メールが来ました。
【最終面接の選考結果について】
ああ、落ちた連絡だ。と思い、開いてみると、
ぜひ弊社社員としてご活躍いただきたいという結論に至り、採用が決定いたしました。
。。。
??
嘘だ。。。
本当か?夢見てるのか?
道路で膝から崩れ落ち、涙が溢れました。
4度目の意地が伝わりました。
1回目 2019年 11月 ボスキャリ 書類落ち
2回目 2020年 3月 ロサンゼルス・キャリアフォーラム 2次面接落ち
3回目 2020年 6月 マスナビ 書類落ち
4回目 2021年 2月 ボスキャリ 内定
通算4回受けて、入社ギリギリに内定をいただくことができました。
YouTubeやネットなどで、就活の小手先テクニックをたっくさん学びましたが、今思えば、この企業の選考では1つも使いませんでした。等身大の自分でぶつかったことがよかったのかなと思います。
長い文章、読んでくださった方ありがとうございます。
今回、僕が就活を一生懸命がんばっているあなたに伝えたかったことは、
絶対に諦めてはいけないということ。
本当に辛い気持ちわかります。
僕も60社以上落ちました。自己否定してしまっていた時期もあります。
広告業界を1度諦めて、違う業界ばかり受けていたこともあります。
”好きなことで生きていく”という最近有名なコピーがありますが、好きなことで生きていける時代だからこそ、何が正解なのか、悩むと思います。
僕は家族、友人、教授、先輩、多くの人に支えられ、やり切ることができ、ありがたいことに一番行きたかった企業から内定をいただくことができました。
諦めずに、信念を持って、一生懸命突き進めば、必ずいい結果が待っています。
就職活動は人生の大きなターニングポイントだと思います。
悔いの残らないよう、頑張ってください。
あなたの就職活動が、あなたにとって、いい結果になることを心より願っています。
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