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Fearless Girl

2017年3月のInternational woman's day、ウォール街(NY)のシンボルであるチャージングブルの前に"ある銅像"が設置された。
Fearless Girlである。
女性差別の問題を意識させるとともに、女性がリーダシップを発揮している企業は投資収益率が高いという統計をもとに、女性の役員を増やそうというメッセージが込められている。
この行動により、翌年9月にはアメリカ、カナダ、日本などの国で女性取締役が増えたという結果がでている。

【名前】
Fearless Girl(恐れを知らぬ少女)by Kristen Visbal

【会社名】
資産運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザー(State Street Global Advisors)

【感想】
カラスの牧野さんのインタビューにて、この銅像が2017年のカンヌライオンズで様々な賞を取ったことにより広告のあり方が、どれだけ環境問題、ジェンダーレス、人種差別などの社会問題に貢献しているかにシフトしていったということを見て調べました。
今の時代、広告はモノ・サービスを宣伝するだけでなく、会社の社会に対してのスタンスを表明するために作られているものもある。
素晴らしいと思った点はしっかりと世界中に拡散され、女性取締役が増えたという結果があること。
実際にステート・ストリート・コーポレーションは女性の会社員が同じポジションの男性の会社員よりも給料が少なかったことを認め、500万ドルの賠償金を払ったらしい。
なんの変哲もない1つの小さな少女像が世界中をここまで動かすことができたことが素晴らしいことだし、アイデアやデザインが特別なものでなくても(Fearless Girlのアイデアはとんでもなく素晴らしいし、思いつくわけもないが)人々を動かすことができるという点に広告の本質を見た気がした。





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