留学先でケツに注射3発、喉2回切った話【思い出日記】
あれは現地に到着して約2ヶ月経った頃、
就活と授業の疲れが襲ってきて熱が出た。
3、4日経ってもなかなか下がらず、彼女が看病に来てくれていた。
ある日、彼女が俺のベッドで寝落ちしてしまい、まぁいいかと思って隣で寝てたら、、、、
いびきがうるさすぎて寝れん!!!!!!!
仕方ない。。。入寮日からずっといないルームメイトのベッドで寝るか。
この選択が間違いだった。
2ヶ月間使われてないベッドに溜まりに溜まったホコリが喉に入り、細菌感染。
次の日起きたらバチバチに扁桃腺が腫れてる。
まぁ安静にしてれば治ると思い、2日ほど放置していたら、ついにピザ一枚分しか口が開かなくなった。(逆にピザ一枚入るから大丈夫だと思っていたあの頃の俺は完全にあたおか)
さすがにやばいと思い、大学内の病院へ。
お医者さんに見せた結果、結構深刻だと言われた。
薬を飲めば治りますか?と聞いたら、
「いや、今日喉かケツに抗生物質を打たなきゃダメ」だと。
は?ケツか喉??
無理です。まじで無理。
まぁ迷ってても死ぬので、渋々ケツを選択。看護師さんが注射を持ってきてくれたが、手には3本の注射。
3本!?
3本も打つなんて聞いてない。でも看護師さんは止まらない。
「Okay can you take your pants down a little?」 と言われ、お尻を出す。
その後は緊張のあまり、何言われたか覚えてないが右に2本、左に1本刺された。
相当の量の抗生物質をお尻にブッ込まれたらしく、杖ついたおじいちゃんのような歩き方で帰った。
これで一件落着と思っていた。
が、、、3日経っても腫れが引かない!なんなら前より口が開かない!
さすがにやばいと思い、もう一度診察を受けに行くと、
扁桃の奥に膿が溜まってしまっているとのこと。どうやら扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)というものらしい。
喉に注射か・・・。と思っていたら。
「喉切って直接膿を取り出すしか方法がないから、町の方の病院にいまから行ってもらう」と。
はい???????
喉切る!?急いでググると本当にその方法しか治療法がないらしい。日本では2~3日入院するとか。
勘弁してくれ。そんなことのために留学きたんじゃない。
いろいろ考えてるうちに病院に到着。
ついたらこんなものが用意されていた。
怖すぎる。
先生の説明があり、今日切ったら家でずっと安静にしててと言われた。
入院はしなくていいみたい。
スプレー麻酔をかけられ、ナイフみたいなもので中からサクっと切られた。
そこに注射を刺し、ギューーーと膿を抜いていく。
注射針1本分しっかり出てきた。えっぐい量。
その後は血が止まらない。
何か自分で処置をした方がいいかと聞くと、水とかアイス食べれば楽になるよと言われた。どんだけ適当なの(笑)。もはや笑えてくる。
その後は抗生物質を飲み続け、完治。
かと思いきや、
カリフォルニアに旅行中、また口が開かなくなり病院へ行き、喉をまた切ったが「膿ないね」と言われ ”喉切り損” した話は長くなるのでここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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