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共有馬アントラシートに会ってきました

こんにちは、えーぴーでございます。
この記事は帰りのフェリーの中で書いていますが、金土日の3日間で関西方面へ競馬関係の小旅行に行ってきました。
一番の目的は共有で持っている園田の2歳牡馬、アントラシートに会う事ですが、その前にその金ナイターに行ってきました。

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この日は東京オリンピック開幕日で休日、早い段階から多くのお客さんが来ていました。
御覧の通りかなり暑く

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よく酒が進みましたね🍺
個人的に園田に来たからには明石屋のたこ天は外せませんね!
この日の最高気温は実況席手元の温度計によると36度!!
その中でも皆さん熱心に馬券を買っていました。

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何とも言えない綺麗な夕焼けを迎えた後、完全に日も落ちてメインの兵庫サマークイーン賞を迎えました。
そしてこの人!まるでコロナ前に戻ったかのような人の多さでした。
そしてレースの発走時刻は20時ちょうど、オリンピック開幕式と同時という事ですので少なくともここにきてる人はオリンピック<<<その金ナイターということでしょう。まあ自分もその一人ですが(笑)

2日目!この日午前は京都の藤森神社へ!

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ここでは愛馬達の健康と安全を願ってきましたが、絵馬には共有・一口関係なく全馬名を書くのですが、いつの間にか12頭に。スペースはありましたがペンで書くと滲んだりしてちょっと大変。
しかし他の人の絵馬を見ると20頭ぐらい書いてる人も・・・上には上がいますね。

そして午後、今回の目的であるアントラシートに会ってきました。
もちろん非開催日の園田競馬場なんて初めて。
当然ファンバスも運行されてませんので路線バス使用で行ってきました。
警備員さんのいるところまで行って電話したら保利先生自ら自転車に乗ってやってきました。
初めての厩舎訪問ですから全部が新鮮な景色でしたね。
そしてこちらがアントラシート(父ラニ 母シナノカラー)です!

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最初は暑いので厩舎内で見せていただきましたが、厩舎の方がせっかくなのでという事でご厚意で外で写真をとらさせていただきました📷
本当普段はおとなしい馬という事で、確かにのんびりとした感じが出ていました。アメリカ遠征の際に現地関係者から「ゴジラ」とか「珍獣」とか言われたラニの仔には見えないのですが・・・
しかし先生からはとにかく気性が幼いとのこと。走ることにまだ前向きさが足りないというのもありますし、馬っ気もかなり盛んとのこと。
先日のゲート試験では隣が牝馬だったので隣をずっと見ててゲートの出ももっさりでした。
そこらへんはとにかく成長待ちという所でしょうかね。
そういうのもあって徐々に徐々に鍛えていって早いところの時計を出してないのですが、この暑さですのでかなり調教時間を早めて対応しているそうです。
朝3時4時からとかじゃなく、なんと0時から初めて6時ぐらいに終えるようにしているそうです。
園田のダートは照り返しが強いですからね、仕方ないところです。
気になる能力検定ですが、「現状ゲート試験のタイムでは落ちてしまう。この暑さなので試験だけで2度使うことは避けたい。そうなるともうちょっと調教を重ねて(カレンダーを指しながら)8/13かなと。
そうするとそこから追い切りなしで次回開催(番組概要では8/20に1400m新馬戦)にいくのは流石にどうかと思うので、9月頭のにデビューの可能性もあるかなと。」
とのことでした。
なにより「若駒はここでへばったりすると立て直すのが本当大変、とにかく慎重にやらないと」と言っていたように
本当に色々考えながら試行錯誤しながらやってるんだなと感じました。

あと保利良平厩舎にはクーラーが完備されてて「園田でクーラーがあるのはうちだけだったと思う(保利良平調教師談)」ということで快適で過ごしやすい厩舎内でした!
その上で「このクーラーがあることによって夏場は調子落ちが少なくなって相対的に成績も向上する。事実最近は成績も良いし。」とのこと。
園田の馬券を買われる方にとっても夏の保利良平厩舎には注目してみてはどうでしょうか?

で、最後に歩きながら質問。
「これだけ前向きさが欠けるとブリンカーなどの馬具とかつけないんですか?」と質問したところ、
「もちろん馬具をつけることは考えてるけど、最初から馬具に頼るとそれに頼りっきりになってしまう。」とのこと、馬具はあくまでも補助的なものなのだなと見解でした。
また馬具が必ずしもいい方向に作用するとは限らず、同厩で同じYGG所属場であるビスバルトの話に。
「ビスバルトは臆病だからとブリンカーをつけてみた、ところがつけてみたら更に臆病になってしまって結果外した。」とのこと。
この馬に関しては先生もかなり苦労されたらしく、前走で待望の初勝利を挙げ疲れもたまっていたとのことで放牧。南関転入条件も満たしているとのことでしたが、格付け修正が行われた後も園田でぎりぎり古馬混合のC2に出れるという事で園田に残留という事になったそうです。
いずれにせよ継続預託は良い事ですね!

時間にしてわずか20分ほどでしたが非常に中身の濃い、いい勉強をさせていただきました。
いくら情報を文字や映像で見ても百聞は一見に如かず、実馬や現場を見ることがいかに重要か。改めて知ることができました。
そして園田はこうして外部の方も入れてくれるという環境に感謝です。場所によってはコロナ禍の影響で未だに馬主であっても厩舎訪問できないところもあるみたいですし。
保利良平調教師はじめスタッフの皆さん、ありがとうございました。これからどう成長していくのかが楽しみです!

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