迷ったときは、前に出ろ！
皆さんこんばんは、えーぴーでございます。
早速ではありますが私、新たな2歳馬の共有申し込みをおこないました。
それがこちらになります。
シナノカラーの2019（父ラニ、母父アグネスデジタル）
https://db.netkeiba.com/horse/2019106722
こちらもシャルトリュー、ナスノカンザン同様YGG地方オーナーズの募集馬になります。
という事でなぜこの馬を共有しようと思ったか以下に書いていきたいと思います。
１，ラニ産駒の推測
まずラニ産駒ですが、初年度産駒は今年デビューとなります。
ちょうどこれを書いている今日、門別でポップツッキーが産駒の中央地方通じての初勝利を挙げました。
なのでまだ傾向とかわからないと思いますが、血統的にラニ産駒は地方向きだと思います。
まずラニ自身、地方（NAR）の競馬場で走ったことはありませんが、半兄のアウォーディーが川崎のJBCクラシック勝利、東京大賞典で2着があります。
更に半姉のアムールブリエも交流重賞で6勝。牡馬相手にも勝ったことがあります。
その事からも地方競馬でも産駒は走れる下地はあるのかなと。
またラニと言えば現役時代、日本馬で初めてアメリカ三冠を皆勤した馬です。
知っている人も多いでしょうがアメリカ三冠は１ヶ月半の間に三冠全てを行うハードな日程。
現地アメリカの馬でもケンタッキーダービーで負けた馬は、2冠目のプリークネスSを回避して3冠目のベルモントSに向かうか、ベルモントSは長距離なので、距離不安があればプリークネスSを使ってそのあとは休養するなど皆勤するのは稀です。
ラニはその中を皆勤し、更にレースを追うごとに着順を上げていきました。
以上のことからも叩き良化型で詰めて使ってもへこたれない、タフな産駒を生み出すのではないかと考えました。
まさしく短い間隔で使う地方競馬、そして深い砂にはぴったりではないかと思います。
２，母方について
そしてもう一つ血統で重視したいのが母方。
こちらは母父アグネスデジタル、20年以上前からの競馬ファンの方ならご存知。中央・地方・海外、そして芝ダート問わない最強のオールラウンダーとの声もある名馬です。
アグネスデジタル自身、地方の交流G1・南部杯を勝利していて地方適性も有ると思います。
更に母シナノカラーは現役時代地方で3勝、しかしその中に川崎900mでの勝利経験があります。
先ほどの父ラニの現役時代を知る人はわかると思いますが、まあラニはスタート遅く後方から追い通しで長くいい脚を使うタイプでした。
900mを勝とうと思ったらスタートは大事になりますし、そこで父の弱点を母方で埋めれないかと推測しました。
３，デビューは園田競馬場
以上のことから馬自身血統的にまあまあ能力を発揮できるのではないかと考えました。そして預託先は園田・保利良平厩舎となります。
自分がシナノカラー19を共有するにあたって園田（兵庫県競馬）だからこそメリットが3つあります。
（1）160方式→190方式へ賞金アップ、出走手当もアップ
※190方式は1～5着までの賞金合計が1着馬賞金の190％という事（つまり惜敗馬への賞金増額）
（2）父大系統ナスルーラ系が走りやすい園田
これは自分が園田の馬券買う時になんとなーく感じてることなので、違う意見だったらごめんなさい(笑)
（3）住んでるところから近い！
まあ園田は平日開催がほとんどですが、盆・正月・GWの開催ならば気軽に見に行けますからね。
とまあそれ以外にも細かいところをあげればまだありますが、個人的には魅力がある競馬場です！
４，ギリギリまで悩んだが・・・
実はこのシナノカラー19を申し込んだのが、締切10分前で本当にギリギリまで考えました。
一応サラリーマンなもんで収入もある程度限られてますし、既にこの世代では中央一口2頭、地方一口1頭、そして地方共有1頭申し込んでおり、
この後に控えている中央1歳の出資募集馬のことを考えると資金的にどうかなと考えて考え抜きました。
いきなりですが私はTwitterのプロフィールにも書いてある通り阪神タイガースのファンです。
2003年、18年ぶりのリーグ優勝に導いてくれた故・星野仙一さんには感謝してもしきれません。
そこで後を押してくれたのがこの星野さんの言葉です。
「迷ったときは、前に出ろ！」
やって後悔するより、やらなかった後悔のほうがやはり大きいですよね。
で、あと資金面は意外と何とかなるもんなんですよね(笑)
という訳で本日ポチっといきました。
さてそんなシナノカラー19ですが今月中には園田へ移動、デビューは順調ならおそらく8月になるでしょうか。
そうなるとこの馬が自分の地方馬主としてのデビュー戦になる可能性が高いという事になります。
それでは今日のところは以上になります。次回は気が向けばここまでの経費についても書いてみようかなと思います。