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地方競馬の馬主ってどれぐらいいるの?

こんばんは、えーぴーでございます。
今日はいつもの地方競馬話のスピンオフ企画と言いますか、
ふと思ったことがあるので調べてみました。
決して今後の馬主活動に

それが表題にもある通り、「地方競馬における馬主登録人数」です。
一体どれくらい人数がいるのか、調べてみました。

まず年単位での増減ですが、これに関しては日本地方競馬馬主振興協会というホームページがあり、
こちらに平成元年からの推移が書いてあります。
http://www.nichibashin.com/publics/index/57/#page57_96
見事にわかりやすく景気によって登録人数が上下しています。

バブル景気真っ只中の平成元(1989)年は7151人、以後競馬ブームとともに伸び続けピークは平成7(1995)年の7905人でした。
しかしそこからバブル崩壊とともに続く平成不況、それに伴い馬主数も減少していきます。
平成14(2002)年に7000人を、平成18(2006)年には6000人を、平成23(2011)年には5000人を割るところまで来ました。
その後地方競馬の売り上げの回復傾向もあり、そこから減少のスピードは鈍化、
そして平成30(2018)年から増加傾向に転じました。増加に転じたのはたったここ3年ということです。
令和元(2019)年は4686人、そして令和2(2020)年末時点での人数はここには出ていませんが、
昨年分は地方競馬全国協会の月ごとの会報で調べることができます。
調べた結果、前年から110人増の4796人と推定されます。

それにしても、4796人という人数。
多いとみるか、少ないとみるか。

話は少しそれますが、昨年コロナ禍の影響によりプロスポーツは無観客で開幕したり、移行せざるをえなかったシーズンでした。
7月にいわゆる「上限5000人」というガイドラインが制定され有観客試合が解禁されましたが、
これを読んでいる方の中で上限5000人試合に行かれた方もいらっしゃると思います。
私も7月、有観客解禁3試合目の甲子園球場に観戦に行きました。

単純に人数で例えるならば、あの日の甲子園に「全国の地方競馬馬主が甲子園に集結」ということになります。
集まっても甲子園全席の1/8に満たないぐらいの人数なんです。

その中には中央の馬主さんもいますし、いわゆる「一口馬主」のクラブ法人もいますし、私のようなサラリーマン馬主だっています。
そう考えたらなんだか不思議な感覚を覚え、今回の記事を書いた次第です。
もちろん私はこれから馬主さんが増えることは良いことだと思いますし、同じ地方競馬馬主(特にサラリーマン馬主)さんと交流するのも楽しみだったりします。
現状5000人に満たない人数ですから、興味があればやってみるのも競馬ファンならではの一つの特殊なステータスとして楽しいのではないかな?と思います。

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