地方共有馬たちの近況

おはようございます、えーぴーでございます。
さて今回は地方共有馬の近況を書いていきたいと思います。
その中でこんなやり取りもありましたよーという事も書いていきます。

1,ナスノカンザン(牡7歳)
引き続き骨折からの復帰を目指してケイワンステーブルにてトレーニングを重ねております。
この馬は骨折するまで南関東を主戦場としていましたが、この度新たな移籍先を決める投票がありました。
というのもYGG地方オーナーズの面白いところは共有者がオペレーションに出来る限り「参加できる」というのが良いところです。
とは言ってもいつ入厩させるとか調教とかの細かい指示なんてできませんし、出来るわけがないので。
今回行った投票ではまず南関東かそれ以外かという予備投票で、この投票で新たな移籍先が「南関東以外」に決まりました。
その後競馬場の決定に伴う最終投票が行われその結果、「高知競馬場」への移籍を目指して現在調整中です。(厩舎も決まってないので確定ではありません)
高知なら自分も車で1時間半の距離で行けますし、出来る限りは現地についに共有ではありますが「出走馬主」として入る事になりますからね!楽しみで仕方ありません!

後はこの投票を行う前にどこがこの馬に合っているのかという議論も活発で、このあたりの知識も他の共有者の方々の意見を読んでるだけでも非常に勉強になります。
で高知に決まった経緯として考えられるのが、
1、高知は下級条件の賞金が手厚い(最下級のC3でも1着50万)
2、10月移籍となると高知のクラス分け基準によりC3上のクラスになり、元々南関B1にいたので最初は無双できるのでは?
という事が考えられます。
ある意味これが馬主オペレーションの醍醐味というか重要な戦略ですからね。あとは砂の重い軽いの違いも競馬場によってバラバラですし。

2,シャルトリュー(牝2歳)
こちらは相変わらずスローではありますが徐々に良化してきました。
早ければ門別デビューも考えられましたが、やはり当初の予定通り大井入厩になりそうです。
なんとか自分の想定にある10~11月デビュー目指して、馬体のビルドアップを目指していってほしいですね。

3,アントラシート(牡2歳)
こちらは今月初旬に園田競馬場に入厩、そして今週ゲート試験を受験。見事に合格いたしました!
とはいってもかなり動きはもっさりしており、タイムもかかってしまいました。
園田の新馬戦は820mですがとても合うとは思えません。しかしそこら辺は想定済みなので叩いて上昇できる血統だと思ってます。
まずはスピードアップと気性面の成長に期待してデビュー戦まで頓挫なく行ってほしいですね。

4,モンタナドライブ(牡5歳)
そしてこちらは初めてnoteに書く馬です。またしてもYGG地方オーナーズがサラオクで落札した馬で募集がかかり、共有いたしました。
最近はサラオク自体が高騰しててちょっと素人には手を出しずらい金額になるほど人気で、それはYGG地方オーナーズも同じです。
今まではサラオク落札馬の共有募集は完全先着順でしたが、今回からは
1,募集初日は共有申し込みを受け付け、申し込みが多ければ翌日抽選。
2,もし抽選にならず余った場合は残口を先着順で受け付け開始
というシステムに変わりました。
過去には共有申し込み開始40分で満口になった事例もありますし、こういう所に柔軟なのはありがたいですね。

さて当馬ですが前のオーナーもサラオクで落札し、サラオクで売却するという形でのリリースでした。
成績見てもらったら分かる通り、かなりのムラ馬です。前走勝って落札額も預託料もペイ出来たし、成績が不安定でいつ走るかもわからないのでこのタイミングでの売却となったようです。
しかし父はプリサイスエンドで産駒は晩成型が多く、騎手も乗り変わりばっかりでちゃんと能力を引き出せてないのではと思い共有申し込みをしました。
そしてこちらも移籍先投票があり、結果は川崎の山崎裕也厩舎に決まりました!
今週門別・ノースクイーンCをコーラルツッキーで重賞初勝利を挙げた勢いある厩舎ですので期待したいところです!

ということで共有馬が全部で4頭、競馬場はバラバラで東西で2頭ずつのバランスの良い形になりました。
また新たな情報があればまた記事にしたいと思います。

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