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「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術:若松 義人
父さんがトヨタ生産方式やっていたから家にトヨタ式の本が結構ある。
何ならキャノン式もあるし、サントリーもある。
父さんがどんな仕事をやってきていたのかは知らない。
高卒で電機会社に入って、作業着を着るタイプの仕事をしていたらしい。
そのあとは昇進したり、転職したりでスーツ着てたけど現場の人間だった。
モノづくりというよりは生産管理系だと知ったのは就活中に「仕事」の種類を学んだ時だった。そのころにはもういなかったけど。
せっかく製造系の仕事に就いたんだし、参考にならずとも家にあるんだから読んでみようかナみたいな気持ちで読んだ。
正直、新卒で入社して三か月。
ある程度分かるようにはなってきたと思うけど、
そんなに任せてもらえるような仕事がゴロゴロあるわけでもないので、
サクサク終わったときは時間を持て余すようになってきていた。
「ところで仕事ってなんだろうね」って思う余裕もできてきたけど、
身近な社会人はロクなのがいないので聞いたところでって感じ。
ベンチャーだから、上司や先輩もそこまで社会人経験が豊富ってわけじゃないだろうし、そんなことを聞くほどの関係性は作れていない。
まぁ、だから、父さんの本を読むことにしたんだ。
何かしら得られるものがあればいいし、ないならないでって。
仕事をする上では当たり前のことなんだろうなってことが多かったけど、
読みやすかったし、私には良かった。
改善と改良の違いとか。
お金にならない改善は改善じゃないとか。
OKRに生かせそうだなって思うし、
「これってどんな意味があるのかな」とか「惰性でとってる記録だな」とか
思っていた業務?作業を「仕事」にしていきたいなって思った。
仕事をするうえで何を考えたらいいかとか、
「この部署の人たちって何してるの?」からくるリスペクトの欠如とか、
新卒で何もわからなかったところから、多少わかるようになった私への
いい橋渡しになったんじゃないかな。
元の性格が傲慢だから、気を抜くと謙虚さが抜けてしまう私へ。
定期的に読み返して「仕事」ってものを理解してもいいかもね。
「若い人に向けて」と書いてあるように、本当にわかりやすかった。
下手なコンサル本読むより、いいと思うな。
お仕事頑張りましょう。好きな仕事だから、楽しんでいきたいね。
おわり