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【読書日記 Part1】          アドラー心理学について漫画で学ぶ

 先日バイト先の倉庫からこの本が発掘されたらしく、「処分するくらいならあげるよ」と店長からこの本をいただきました。コロナの影響でおうち時間が増えたため、良い機会かと思い読んでみましたが、目から鱗がポーンと飛び出してしまうような考え方や心理学的な定義が多く飛び出してきて、人間関係で悩んでいる人などは絶対に一度読んでみるべきだと思いました。
特に心に残っている考え方として、

「原因を探ることは、解説にはなるけれど
解決に結びつかない」

というものがありました。

あるチャレンジをして失敗してしまったときに「過去は変えられないんだから、これからどうすればいいか考えようよ!」というようなアドバイスされたことがあなたにも少なからず一度はあると思います。
 このアドラー心理学ではこの考え方が論理的に説明されており、過去のトラウマや経験などが現在の行動に影響を与えていることはなく、結局のところ今の行動をすると決定しているのは自分自身である、という風に考えられています。
 どうしても現代の社会では「過去の失敗があるから・・・」や「昔ダメだったから今度もダメだろう」といったように、過去の経験から現代の行動を決めつけてしまうことが多いと思います。この例に当てはまるように、チャレンジに踏み出せない人などがこの本を読んでみると背中を押されるような気分になれると思います。
 今回説明した例はあくまで一部に過ぎないので、興味を持った方はぜひ一度読んでみることをおすすめします。

 今回はバイト先でたまたま出会ったという奇跡的なものでありましたが、この本に出会えたことは少なくとも自分の人生にプラスに働くことが多いように感じています。ありがとう、アドラー心理学。ありがとう、バイト先の店長。

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