【学マス】学園アイドルマスター GOLD RUSH の賛否両論を見ていく【ゴルラ】
"初"に
こんにちは、アポロです。
感想記事を毎週書いてる身でありながら、他の人の感想を見ないようにしていたのですが、先日の連休時に気が向いてゴルラの感想を漁ってみるとあまりにも賛否両論(主に否寄り)という感じで面白かったのが今回の記事を書くきっかけです。
批判意見の中には的を射たものも多く、確かに~と思うものも結構ありました。特に力を入れて記事など書いてる方は学マスが本当に好きなんだなという事はよく伝わってきました。
今回は特定の意見というよりは全体に共通する意見をいくつか抜粋して、自分なりの考えを述べていく形でいきたいと思います。あくまで解釈は各個人それぞれのものなので、違うなと思ったことはどんどんそう発信するべきだと思ってます。(ただし、言葉はあまり過激になりすぎないように自分も気を付けないとですね。声優の飯田ヒカルさんも感想を目にする可能性ありますし)
キャラの解釈違い
圧倒的に多かったのはこれです。特に4話の千奈に関しては彼女の良さが消えてて、こんな感じだと自分の担当キャラを出してほしくないと言ってる人までいました。千奈に関しては色々な方が批判してるので、気になる方は是非探して覗いてみてください。
ゲームと比較すると違うキャラというのはそうだと思います。ことねで言うと、今のところ「可愛い」より「お金大好き」の要素が強く出てるように感じます。完全にゲームとは別作品として楽しんだ方が心は安らかかもしれません。
ただ、個人的にはバンナムの監修がちゃんと通ってるならいいかなと思います。週刊連載とは言えある程度の書き溜めはしてると思うので、チェックは入ってると信じてます。
ただ、門司Pのミリマスやポップリンクスの4コマ咲夜などの一部口調が変で荒れた例もあるので、完全に信頼できるかというとあれですが。
多くの人が解釈違いを感じているのであればそれは制作側の力量の問題だと思いますので、これから良くなるように頑張っていただきたいですね。
ちなみに6話は結構良かったと思ってます。
作品として面白くない
ゲームのシナリオが神過ぎるあまり、比較されてしまうゴルラくん。
伏見つかさ先生は改めて本当にすごい方ですよね。自分も俺妹、ねこシス、エロマンガ先生を原作読んでるくらいにはファンです。
最近だとコンテンツに瞬発的な面白さが求められる故にあまり言われなくなってるかもしれませんが、マンガやシリーズもの小説ってだいたい3巻ぐらいから面白くなる印象があります。上のラノベ繋がりだと「ゼロの使い魔」とか「とある魔術の禁書目録」とか。
なので、個人的にはこれから更にゴルラが面白くなってくれることを祈ってます。自分自身は新規で出てくる知らない設定考察込みで楽しめていますが、単純にアイマスのコミカライズ作品と比較すると、現時点では「ジムシャニ」や「まなマス」の方が面白いというのが正直な感想。
あとは、学マスのゲームをプレイしてない人が読んでちゃんと楽しめてるのかも気になります。
花岡ミヤビへの扱い
ことねのかませ犬扱いで出てきた中等部時代NO.4の花岡ミヤビさん。
犬束Pの彼女への扱いがあまりにもひどいという事で結構怒ってる方が多かった印象。
・ことねが勝つと確信した上で、ミヤビのプロデュースも一時的に引き受ける
・ミヤビが負けた後も特にフォローはしない
・この一部始終をブログにて有料記事にして金儲けする。(流石に許可を取ってると信じたい)
ことねが勝つことに関しては特に私は違和感ありません。彼女は会長も認めるトップアイドルの器なので、本来のポテンシャルを発揮できればこのくらいは余裕だと思います。
ミヤビに関する扱いは正直まあしょうがないんじゃないですかね。非人道的、未成年のアイドル候補生の一時の過ちにこの仕打ちはどうなんだと言われたらそれはその通りなんですけど、残念ながらこれ週刊連載のマンガなのでそこのフォローに尺を割けなかったんだと思います。だからこそ、残念ながら描写的に後述する犬束P性格悪いという印象に繋がってしまうわけですが。
ミヤビのフォローに関しては単行本のおまけでされることを信じましょう。
犬束Pへのヘイト
天才という割にやってることが学マスPよりレベル低い、その焼き直し、性格が悪い、とか散々な言われようです。
現時点で犬束Pの経歴や設定があまり明かされていないので、謎の人物というのが正直なところです。犬束Pの深堀があまりない以上、天才と呼ばれてても描写にあまり説得力が出ないというのはその通りだと思います。
ただ、万年赤点のことねを見出し、中間試験E評価→A評価に、授業料70万円免除、仕事を取ってきてお金と学園の評価を着実に稼いでいる、など外から見た場合には優秀なプロデューサーとして映るのは客観的な事実だと思います。
また、プロデュースの間違いに関しては自責思考でしっかり反省して軌道修正できる能力を持っていたり、ことねに一途な部分はちゃんと美点だと思います。
更に、彼女はことねをプロデュースして、ユニットとして隣に立つという、星南会長がやりたいことを全てやってのけることが既に明言されてます。
本編でことねと星南がユニットを組むのはまず実現しないだろうというのが自分の考え(エイプリルフールネタでワンチャンレベル)ですので、その代わりのifストーリーがゴルラになると私は解釈してます。
せっかくこんなに設定を爆盛りしてるので、それを最大限生かせるように、今後更に面白く展開していくことを楽しみにしてます。
あとはゲームコミュとマンガという媒体の違いで損してる部分もあると思ってます。
まずゲームの親愛度コミュだと第10話までありますが、たった10話の中でスカウトからファーストライブ、その後日談まで描いてます。余計な話を入れてる余裕が一切ないので、調査やプロデュース方針は事前に決めてありますし、プロデューサーのパーフェクトコミュニケーションで話がどんどん進んでいくので、それ故にほぼ完璧な仕事をしてるように描写されているのが学マスPです。いくら天才犬束Pといえど、これと比較されるのはなかなか辛い。
そして、ゴルラはここまで結構テンポ良く来てると思いますが、週刊連載だと描写を丁寧にするとどうしてもテンポが悪くなり、ページ数に収まらない可能性があります。
例えば、中間試験前や学内オーディション前、なぜかことねに休ませる理由を2話の最後まで犬束Pは明かしませんが、最初に説明されるよりもそうした方がテンポよく、ゲームをプレイしてない読者ならハラハラしながらも最後で答え合わせされてなるほど、となるので、マンガの演出としては間違ってないと思います。(種明かしされた後は最初に言っとけやとなるのはそう。)
ただ、こういった描写で犬束Pに言葉足らず、ことねに大事なことを伝えない人物という印象を与えてしまっていることになるので、そういう意味で損をしてしまっている部分はあると思います。
最後に
ざっくりですが、大まかな賛否両論意見に関して私なりの意見とスタンスを述べていきました。なんやかんや言いつつ、毎週本誌を買って感想書いてるぐらいには楽しみにしてるので、より作品が面白くなってくれることを期待してます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回も記事を書いた際は読んでいただけますと大変幸いです。
それではまた。
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