![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164848969/rectangle_large_type_2_dba09a8d3bd33b411e6420dc9720ae07.jpeg?width=1200)
【学マス】星南と咲季の関係性考察【せなさき】
”初”に
こんにちは、アポロです。
本日12/7(土)は十王星南さんの誕生日ということで、せっかくなのでお祝いとして記事を一本書くことにしました。
今回は学マス関係性考察の記事第2弾です。
初星学園が誇る一番星の十王星南会長と入学試験主席の花海咲季さんの関係性について、既出のコミュや情報から考察していきたいと思います。
先日書いた会長の記事はアイドルコミュ中心の内容で、イベントコミュやサポートコミュにはほぼ触れずじまいでしたので、ここで書けなかったことを今回書いていきます。
前回の記事はこちら
公式インタビュー記事と前提情報
今回の記事は星南と咲季の親愛度コミュ、基本情報は履修していることを前提として話を進めます。以下でそれ以外の補足情報をまとめます。
星南と咲季の近さ
下記URLのインタビュー記事にて山本APが以下のように語っています。
※山本APは咲季のキャラ設定を担当された方です。
山本:逆に、星南と近い考え方を持っているアイドルを挙げるとするならば咲季だと思います。シビアな目線で結果を重視するところは似た者同士なのかもしれません。
そんな星南と咲季が、似ているようで明らかに違う点が、「もうこれ以上、自分の成長は見込めないかもしれない」という段階まで行き着いた後のアプローチなんです。
そこで星南は他者のプロデュースという新たな方向性に展開していきますが、咲季は「自分は早熟型ですぐに成長限界にぶつかる」と自覚したうえで、なおもアイドルとしてトップの座を獲りにいこうとするわけです。通じ合えそうな部分はありながらも、別の道を歩んでいこうとするふたりが絡んだときに何が起こるのか、という部分は今後ぜひ描いていきたいですね。
内容を要約すると、
・星南と咲季は結果重視な部分など、考え方が比較的近いところにある。
・しかし、「もうこれ以上、自分の成長は見込めないかもしれない」という段階まで行き着いた後のアプローチは両者で異なる。
・星南は諦めてアプローチを外(他社のプロデュース)に求めるのに対し、咲季は諦めず内に(成長限界を自覚した上でなおもトップの座を)求める。
だいたいこんな感じです。後述しますが、イベントコミュ「生徒会のアイドルたち」でもそんな2人の絡みを見ることができます。
アイドルを諦めている会長
下記URLは会長実装前の11/14(木)に公開された「のっちはゲームがしたい!」の記事になります。この中で小美野Pは以下のように語ってます。
のっち でも星南って最強のアイドルなんですよね? それを私がプロデュースしなきゃいけないんですか?(笑)
小美野 どうなると思います? 楽しみじゃないですか? 星南はもうすでに学校のトップにいるわけですからね。でも実は彼女、アイドルになることを諦めてるんですよ。自分の能力に限界を感じていて、学校の外でプロとして活躍しているほかのアイドルには敵わないと感じていて。だからプロデュースする側に回りたくて、自分からは才能にあふれているように見えることねをずっと追いかけてるんです。
アイドルコミュ(親愛度コミュ)ではプロデューサーが星南をスカウトすることで、彼女はアイドルを諦めることなく、新しい自分を見つけてトップアイドルの夢を叶えます。
それに対して、今回の記事で中心となるイベントコミュ、サポートコミュ、に関しては、星南にプロデューサーが付いていません。
つまり、程度の差はあれ、
「星南は既にアイドルを諦めた状態」で各コミュの話が進む、
という事を念頭に置いてコミュを読み進める必要があります。
星南と咲季が直接絡むコミュ
イベントコミュ
「生徒会のアイドルたち」第4話
生徒会メンバーの最後の一人を探すため、1年生の教室を見て回ることに。目当ては内部進学組ではなく外部入学の生徒たち。
そんな中、咲季を見かけて声をかける会長。「あなたは近い将来・・・絶対に越えられない大きな壁にぶつかるわ。成長限界を迎えたアイドルに、未来なんてない。夢に届かなかった星は、ただ消え去るのみよ」と忠告をする。
それに対し、咲季は入学前から目標としていた『一番星』の後ろ向きな発言にがっかりしつつも、「私があなたの模範になってあげる!わたしにアイドルを教えてくれた、かつてのあなたの代わりにね。」と力強く宣言をする。
![](https://assets.st-note.com/img/1733578455-xGniPFp7B9QZUAh5XwmSHNoW.png?width=1200)
咲季の言葉に闘志が燃え上がる会長。
「やってみなさい。できるものなら。」
咲季の無礼さに怒りを燃やしつつも、どこか嬉しそうな会長。
花海をスカウトしたらどうだという燕の言葉に対して、
「あの子は私の後継者じゃない。」
「敵よ。」
そんな会長を見て、燕と莉波は2人は似ていると指摘。
「言葉の選び方。大きな口を叩くところ。昔の貴様にそっくりだろうが。」
「誇り高くて、努力家で、実力があって、可愛らしいところが似ています。」
![](https://assets.st-note.com/img/1733557035-hrEYgseFbvi3VczPnouTlaxC.png?width=1200)
サポートコミュ
「プロデュースって大変ね」より「頼れる先輩の心労」
佑芽の事を知るため、朝の自主トレーニングに付き合う会長。遠慮せずに普段のペースで走りなさいと促す会長。はい、学園一のアイドルに遠慮なんてしませんと言う佑芽。
![](https://assets.st-note.com/img/1733557733-z1mhAtyEWwpQjl7foHXUZxsN.png?width=1200)
「星南先輩すごーい!余裕そうですね!」
佑芽のペースに並走しながらも余裕さを崩さない流石の会長。
![](https://assets.st-note.com/img/1733558329-PVMhF2dKCxSwk7lfLe9qDXQv.png?width=1200)
朝のランニングが終わり、さすが元アスリートね、と佑芽を評価する既に体力が限界な会長。そんな会長にダンスのお手本を見せてほしいとお願いする佑芽と、最早やけくそ気味な会長。
![](https://assets.st-note.com/img/1733558835-Wkg5BNbOJK2Qp9XvoSf10ARj.png?width=1200)
自主トレ終了後、疲れ気味に廊下を歩く会長に咲季が一言。
![](https://assets.st-note.com/img/1733559101-jJKhLoVUNgt8p0EsG4mAHZS2.png?width=1200)
「佑芽の『頼れる先輩』でいるのは骨が折れる」ということを身をもって知った会長なのでした、チャンチャン、というオチで終了。
ポイントの整理と考察
なんとコミュで直接絡みがあるのはこの2つだけです。咲季と上級生の絡み自体が超貴重なので、これでも供給がある方という。
重要なのはイベントコミュの方ですね。
前提情報で語った通り、咲季に対して後ろ向きな忠告をする会長の姿は、自身がアイドルをやることに対しての諦めの気持ちが読み取れます。
咲季がコミュ内で語っていたパンフレットは恐らく以下のものですね。
現新入生の多くが自信と誇りに満ち溢れた会長の姿を見て、アイドルを志し、初星学園へ入学してきたことは想像に難くありません。自分でも頂点に立てるものを探していた咲季も、どうやらその中の一人だったようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1733562668-Vnmv54tP7ExsXJzCFG0qhdBZ.png?width=1200)
実際会長の言葉は咲季にとって図星だとは思いますが、咲季はそんな素振りを見せず、”一番星”に向かってあなたの模範になってあげると大口を叩きます。恐れ多くも、あまりにも格好良すぎる主人公。無事会長からは作中唯一の”敵”認定をもらいます。
ただ、この咲季の言葉が会長を奮い立たせる燃料になります。プロデューサーのいない世界線では咲季という敵の存在が、星南がアイドルを続ける動機となるわけですね。ありがとう花海咲季。
そして前提情報でも語った通り、会長の事を良く知る生徒会の2人からも似ていると言われる星南と咲季。プロデューサーのいない世界線で花海咲季の存在が、会長のアイドルとしての初心を取り戻すきっかけ、刺激になることを心から願います。
星南と咲季の絡みがない部分で
前項で語った通り、星南と咲季は直接の絡みこそ多くないですが、直接の絡みがない部分でもリンクする点が存在します。
アイドルコミュ(親愛度コミュ)
親愛度コミュでのライブ前後の言動・展開が奇しくも似ており、既視感を感じた方も多いと思います。(恐らく意識された構成になっているのだとは思いますが。)
咲季の親愛度コミュ第9話 ライブ前
「プロデューサー、そこで見ていて。」
「このわたしの、一世一代の悪あがきを!」
![](https://assets.st-note.com/img/1733574684-pPjG2H47rFVcxtuZRzqLXn6v.png?width=1200)
星南の親愛度コミュ第8話
「先輩・・・私の一世一代の賭けに、付き合ってくれるかしら?」
![](https://assets.st-note.com/img/1733574784-ozeFIs1yTY8QvqMUl4p2nr0w.png?width=1200)
両者ともに、格上のライバルに挑むことを一世一代の「悪あがき」、「賭け」という自分の分が悪い言葉で表現しています。
咲季の親愛度コミュ第9話 ライブ後
「プロデューサーぁ・・・わたし、歌も、ダンスも・・・何もかも、ぜんぶ佑芽に負けてたわよね。・・・なんで勝てたんだろう?」
![](https://assets.st-note.com/img/1733575686-Ia5ACULOG6DXEdWqhcyBen8Z.png?width=1200)
星南の親愛度コミュ第9話
「最高のライブができた理由さえ、はっきり言語化できなくて。」
![](https://assets.st-note.com/img/1733575728-NyWraq3z7cvmE4MkhgDCRefx.png?width=1200)
星南が世間でトップアイドルと呼ばれる歴々に勝てたこと、咲季が能力面で全て上回る佑芽に勝てたのは、目に視えない、数値化できない、言語化が難しい部分で上回る事できたから、という点で共通しています。
星南は新しい自分を見つける過程でアイドルとしての初心を取り戻し、より多くの人から応援されるアイドルになれたから(アイドルはファンの応援によって輝くもの)、咲季は「アイドル力」という魅力、彼女の意地ともいえる部分が佑芽を上回ったから、と私は解釈しています。
まとめ
星南と咲季の関係性について、ここまでの情報を整理します
・星南と咲季は考え方が比較的近いところにあったり、努力家な部分など性格的に似ている点が多数存在する。
・しかし、「もうこれ以上、自分の成長は見込めないかもしれない」という段階まで行き着いた後のアプローチは両者で異なる。星南は諦めてアプローチを外に求めるのに対し、咲季は諦めず自身を高め続ける。
・アイドルを既に諦めている星南に対して、咲季は「あなたの模範になってあげる」と大口を叩く。それに対して、星南は咲季のことを”敵”認定し、心を燃え上がらせる。(イベントコミュ)
・佑芽の先輩、お姉ちゃんであることの苦労をお互いに知る。(サポートコミュ)
・直接の絡みがない部分でありながら、親愛度コミュのライブ前後で両者にリンクする点が存在する。(アイドルコミュ)
最後に
これまでの内容を総括して一言で言うと、
2人の関係性は「似ているようで似てない」と解釈します。
例えるなら、リーリヤと清夏のようなコインの裏表の関係性のようでそうではなく、近しいようで遠い、交わりそうで交わらない、ねじれの位置にあるような関係性と私は捉えています。(敵としてぶつかることにはなると思いますが)
そんな彼女たちの関係性がどのように進んでいくのか、十王星南さんの担当Pとして今後も注目していきたいと思います。プロデューサーのいない世界線での彼女の結末が幸せなものである事を祈って、今回の記事の〆とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回も記事を書いた際は読んでいただけますと大変幸いです。
それではまた。
改めまして、
十王星南さん、誕生日おめでとうございます!