夏に快適!コット泊のススメと5つの使い方
これまで購入をずっと迷っていたコットを購入し、初のコット泊をしました。
以前、キャンプ仲間には「コットは要らないよ。」って言われたこともありましたが、私にとっては今のところ快適でした。また、使ってみて気になるところもあったので、おすすめしたい点と気になる点を併せて紹介したいと思います。
コットとは
コットとは簡易的なベッドです。寝床が地面から離れているため、地面がごつごつしていても快眠ができます。素材はポリエステルやコットン、それらを混ぜた生地などがあり、人が座っても沈むことはなく、ベッド以外でも様々な使い方ができます。
購入したコット
購入したコットはこちらです。WAQのコット。こちらのコットの特徴は脚を取り外すことでハイ、ローどちらの用途でも使えることです。座ったり荷物を置くときはハイ、テント内で寝るときはローなどの使い分けができます。また、単純に価格が安いです。定期的に値引きや30%引きのキャンペーンを行っているため、¥12,000ほどで購入できました。ヘリノックスのコットに憧れましたが、高い・・・。
用途
①設営&撤収時
ハイコットを最初に設営すると、その上で他のギアを広げて設営することができます。地面で直接設営すると、ギアを保管しているケースが知らず知らずの内に汚れてしまっていることが良くあるので、地味に便利です。
撤収時も同様に、他のギアを畳んだり収納するのに便利です。また、疲れたらベンチとして座って休憩しながら作業できます。
②設営後その1
この前のキャンプでは設営終わりに芝生の上にコット広げ、大空を眺め ながらぼーっとしてました。アウトドアチェアで空を見上げたときのように首が痛くなる心配もなく、大自然に囲まれている空間をより楽しむことができます。
③設営後その2
夜になりお酒を飲みながら美味しいご飯を食べるときにはベンチや荷物置きとして使います。ただし、背もたれが無いので片側に体重をかけたりするとひっくり返るので注意です。
④就寝前
天気が良いキャンプ場であれば星空を楽しめます。このときも首が痛くなる心配はありません。テントの外で寝転がるのでそのまま寝ないようにしてください。
⑤就寝時
テント内にコットを持ち込んでベッドとして利用できます。地面からの距離が遠いと冷気を感じるので、寝袋&マットは必要です。夏はハイコットのままで快眠できましたが、冷気を感じる場合はローコットに切り替えることができます。
今までテントにマットを敷いて寝ていましたが、コットの方が明らかに寝つきが良いです。(地面が平らな場所って中々ないんですよね。)
使ってみて感じたこと
コット泊が非常に快適だったのでこれからも使おうと思っていますが、感じたことがいくつかあります。
・組み立てがめんどくさい
組み立てが簡単なようにかなりの工夫がされており、収納時はコンパクトになるという素晴らしい商品なので、私のわがままなのですが、脚の数が多く部品を無くさないか心配です。キャンプ仲間が要らないと言ったのは、こういう意味合いがあったのかなと思いました。
・ローコットは使わない?
ローコットにするとベンチや荷物置きとして使わないので、基本ハイコットとして使うことになります。私は寝るときもベッド感が出るハイコット派なので、ローコットにならなくても良いのではないかと思います。ハイコットだけなら他のブランドでより安価な商品もあります。
ただ、今後冬キャンをするときに、地面からの冷気を抑えるため、ローコットが活躍するかもしれません。これから使い続けて判断したいと思います。
簡易ベッド(ローコット)として使用する場合
私の用途してはほぼハイコットですが、イスは別で持っていくし、ベンチとしても使わないかな。という方もいると思います。そうなるとローコットのみで問題ないため、金額も安価で済ませられます。
そんな方のために特に最近インスタで投稿されている人気のローコットを紹介します。
ローコット①:DOD バッグインベッド
こちらは上で紹介したWAQのこっとよりも幅が広く、ローコットのみなので価格も1万円切ります。軽くて持ち易いので人気の商品です。
ただ、実際に使用したこともあるのですが、組み立て時にかなり力がいるのと、幅が広いゆえにテント内で使用すると場所を取りますので、サイズを考えて購入した方が良いです。
ローコット②:キャプテンスタッグ アウトドアベッド
安さと丈夫さが売りの鹿のマークのブランドから販売しているローコットです。値段が¥3,941と圧倒的な安さなので、試しに使ってみたいという方はこちらのコットをおすすめします。
まとめ
コット泊のススメ、いかがでしたでしょうか。天気の良い日に芝生のきれいなキャンプ場でコットに横になると、芝生と空の自然の色合いに癒されます。また、実際に使ってみて、意外と多くの使い方ができると感じました。ハイとローの使い方はそれぞれ好みがあると思いますが、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。