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牛乳を買いに行こう! 07/23
夜が熱すぎて寝苦しく、目が覚めてから二度寝もできないので化け物の頭を吹っ飛ばすゲームを遊んでおりました。
ごきげんよう。
ゴアシューターはいいね。リリンの生み出した文化の極みだよ。
血みどろゲームからしか得られない栄養があるんです!と素敵ノベルゲームを遊びながら熱弁していたらお友達から白い目で見られましたが……
最近仲良くしてくれている友達にゲームを投げつけるなどをしました。
最初に投げるゲームがMilk inside a bagなのは自分でもどうかと思いましたが。
精神的に病んでおり、自分をノベルゲームのキャラクターだと考えている女の子(Milkちゃん)の脳内上に呼び出されたプレイヤーとして、彼女のお買い物をお手伝いするゲームです。
どうやらノベルゲームを良く遊んでいる方みたいだったので、どうせなら私が一番好きなノベルゲームの一つを!短いしなにより安いし!!ということで投げたんですけども、感想まで書いてくださっててね……
嬉しみ……
哲学にかぶれていた学生の頃に遊びまして、そりゃスゴイ体験をしたんですよねコレ。
ビジュアルやサウンドトラックも秀逸なのですが、メタ演出がなにより素敵なんですよね。(メタフィクション大好き人間であるため)
基本的にゲームをプレイするにあたって、主導権ってプレイヤーが握っているものじゃないですか。
気に食わないものに対して、ゲームが許容する限りどのような対応を取ってもよい。
それが反転していることが本当に良いんですよ……
いくつかの選択肢を選んでゲームを進めるのですが、彼女に対して否定的な言動ばかり選び続けると、プレイヤーの存在を消されるんですよ。
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だから、プレイヤーはプレイヤーであるにも関わらず彼女を肯定し続けなければならず、要求されるキャラクターとしてプレイヤーを演じなければならない。
徹底的に彼女の望む都合の良い存在であるため、物語終盤に示唆される家庭不和にも一切関わることができない。
ある種ゲーム内のキャラクターとしての体験ができる唯一無二の作品ですよ。
とても好き……
あ、続編である「Milk outside a bag」に関してはそこまで好きじゃないです。
あっちもすごい良いけどね……insideのが無駄がない……
この曲を聴きながら書かれました
いい曲だな~