
【WIXOSS】宇宙てさ、深いよね
はじめまして、主に宮城でWIXOSSを遊んでるクロリアです。WIXOSSは10周年で復帰したため歴は非常に浅いです。先日、ウィクロス集会所で行われたオンラインバトルラッシュでギリギリとはいえ勝ち越せた占星術リメンバを紹介します。正直マッチ運がよかった部分もあり、嘘デッキ紹介になりそうです…(ひとえ、あきらとほとんど当たらなかったです。)
宇宙は構築パターンが多彩で考え方もさまざまあるため、考え方の1つとして読んでいただけると幸いです。
拙い文章ですが最後までよろしくお願いいたします。
デッキリスト・戦績
デッキシート


戦績

コンセプト
相手に最低限のエナだけで戦わせるのを強要させて殴りきる高速寄りのデッキです。≪羅星ナントロク≫や≪羅星姫ホロスコープ≫、≪フォーチュンエンヴィジョン≫といったバウンス除去を駆使して相手に渡すエナを盾の7枚分+ターン1のエナチャージ分の約11枚程度に抑えます。もちろん自分のバーストでバニッシュしてしまう分や緑対面のエナ自活など、思うようにいかない部分もあるため毎回完全にエナを縛れるわけではありませんが…
採用カード紹介
L1 18枚 (LB11枚、非LB7枚)

≪羅星 ブーテス≫ 4枚
先1にスペースデブリとセットで投げたいのと、2t目のL1枠に出したいため4枚です。むしろ2tの方がトップ固定を確実に行えているため信用度は高いです。
≪小砲 カエンビン≫ 3枚
後1に2点要求できないのが嫌なため採用しました。宇宙ではないためホロスコープやリメンバのメイン開始時に邪魔になるのが厄介です。後手1では確実に欲しいですが4枚だと阻害するのが怖くて3です。
≪羅星 スペースデブリ≫ 4枚
先1のトップ固定するために必要です。回収はどれでも可能なので≪エンヴィジョン≫でトップに置いたサーバントを拾いましょう。後半も使うことが多いため4です。
≪羅星レプス≫ 4枚
L1の枠を増やしたくて採用しました。バーストは序盤捲れればエナを渡さずに1面空けれます。とはいえバニラなので3枚です。まれに先2≪ナントロク≫、≪ブーテス≫とセットで投げて12000,9000ラインを立てます。
≪サーバント #≫ 4枚
僕は水着コングラのサーバントが好きです。希先生のコングラサーバントとくろなゆた先生のコングラサーバントもイラスト好みなので4枚集めたいです。
L2 10枚 (LB3枚、非LB7枚)

≪羅星 ナントロク≫ 4枚
アタック開始時にトップがL1なら相手のL1を宇宙1エナでバウンスします。先払いなのがエナのないリメンバにとって苦しいですが盤面をエナに送りたくないのと≪ホロスコープ≫と合わせてバウンスすることが先行だとよくあるため使用頻度は高いです。最近は≪カリーナ≫との枚数配分を入れ替えようかなとは思っています。
≪羅星 カリーナ≫ 3枚
アタック時にトップがL1なら8000以下をバニッシュします。後払いなのが優しいのとこっちの方が後半使いやすいです。そのターンのエナは与えていないため許容します。今も3ですが後半使うことと後手とった際に使いたい場面が多いため4にしたいです。
≪羅星 ルナカー≫ 3枚
リメンバをリメンバたらしめている理由です。エクシア貫通はもちろん、各種シャドウ持ちを無効化して触れるようになります。バーストもかなりありがたく、3以降のあきらに踏ませたいですね。≪ルナカー≫自身で点を取れないため3にしてますが、2の枠を調整して4積みたいとは考えています。
L3 12枚 (LB6枚、非LB6枚)

≪羅星姫 ホロスコープ≫ 4枚
リメンバのパートナーです。シグニのレベルを下げ、アタック時にトップが宇宙なら<白><無>でL2以下をバウンスできます。シグニのレベル下げは相手だけでなく自分のも対象にとれることは覚えておきましょう。減らす理由もないため4です。
≪羅星姫 カーニバル//メモリア≫ 2枚
建前としては5,6枚目の≪ホロスコープ≫です。実はエナやトラッシュからシグニを触る手段がないため、あまり≪ホロスコープ≫を2枚同時に立てたくありません。そのため、≪ホロスコープ≫+≪カーニバル≫で実質2枚立てることを可能にしました。思った以上に感触がよく、後述の小ネタにも使うため個人的には入れていいと思っています。
≪羅星姫 キャトミ≫ 4枚
cipのエナチャージが優秀なのと≪オサコ≫などのサイズの大きいシグニを割るために採用しています。除去タイミングがアタック開始時なのがコンセプトとあまり噛み合わず、除去効果を使う機会は少なめです。とはいえ採用しないとエナが足りない気がします。4積んでいますが要調整枠です。
≪羅星姫 アンドロメダ≫ 2枚
アタック開始時にL1シグニ1枚につきエナ焼きか返しまでL1シグニのパンプ効果です。使っていて1回も起こったことはありませんが、2枚L1がいる場合は両方の効果を1回ずつ使います。2エナ焼くことはできないため気を付けましょう。基本的にはエナ焼き運用です。
≪アンドロメダ≫を立てる面は点が取れないためアーツ除去やバーストで空いた面に置きます。
≪キャトミ≫に4枠使っている都合上2枠しかありませんが、試合中に絡むことが体感多く、バーストも使い勝手が悪くはないため個人的には3か4にしたいと思っています。
ルリグデッキ

≪リメンバ≫L0~L2
僕は最近始めたので新弾しか持っていませんが、気に入ったイラストがあるならそれを使いましょう。(白であること、L1,L2は同名称がディーヴァセレクションで使えるものならOKです。)
≪占星術リメンバ≫
本デッキのL3ルリグです。メイン開始時に山上4ルックして宇宙シグニを拾います。フルハンデスされていても手札3枚からスタートするため、最低限の盤面展開は確約されます。
ゲーム1はデッキトップを裏向きでルリグゾーンに置き、相手アタック開始時にオープン後、同レベルのシグニアタックを封じます。だいたい1面は止まる想定で動けるだけでなく、「最大値の盤面を作ると点が取れなくなる裏目」を押し付けることが可能です。もちろん過信は禁物ですが、ルリグ本体に防御性能がついていることでアーツをメイン寄せにできます。
≪プロフィット・エンハンス≫
リメンバの欠点として、盤面を触るのにエナが必要なことが挙げられます。手札自体はハンデス対面以外では余りやすいのですが、エナだけはどうしようもないためエナも増やせるプロフィットを採用しました。≪スペースデブリ≫や≪エンヴィジョン≫でトップ操作を行いやすく、狙ったカードを引きやすいです。そのため、先1で切らずに、トップ操作を行った後に使うとバリューが高いです。遅くともL3リメンバになったターンには撃ちましょう。
≪フォーチュン・エンヴィジョン≫
単騎でリメンバを使うならほぼ確実に入るカードだと思っています。8000以下バウンス+5ルック2回収は既存のルック回収アーツサイクルと似ていますが、残りのカードは上か下に任意の枚数ずつ置けます。トップ操作はもちろん、見えた≪サーバント≫が山下に落ちないのも魅力的です。
リメンバは1,2ターン目の山上固定が難しく、8000のラインはL3以降は1面しか立たないことも多いため、2ターン目固定撃ちしています。先手なら3t目に撃つことも考慮に入りますが私はやったことがありません。先3で打てるようなプレイを意識したいですが、≪スペースデブリ≫がいないと点要求が安定しなくなるため2t固定でいいと思っています。
≪セイクリッド・フォース≫
白の最強アーツですが、実は採用が怪しいカードです。ハンデス相手の復旧手段にもなるためほぼ採用だとは思っています。基本的にはバウンスバリアを選択します。ハンデス対面には7ルックを絡めてきちんと点要求を行いましょう。あまりやりたくはないですが、鏡花炎月と併せて3点要求することがごく稀にあります。

≪鏡花炎月≫
単体で最大2点取れるカードです。ハンデス相手にはアサシン+4ドローで復旧する手段でもあります。L3以降は面空けるのにかなりのエナを要求されるため、3点要求ができない場面がありがちです。鏡花炎月があるだけで確実に1面要求は作れるだけでなく、余りがちな手札を打点に変換できます。初見殺し感は正直あります。
≪ゴシックリヴ・バウンダリー≫
8000以下バウンスアーツです。リコレクト達成でなんでもバウンスできます。1面しか止まらないですが、確実に面が開くカードです。受けだけでなく攻め手にも使えるため、個人的には防御アーツのうち1枚はこれだと思っています。
≪炎盾両面≫
20000以下のシグニアタックを2面封じます。2面止めアーツが欲しかったのですが、≪ホワイトウィッシュ≫はあまり信用できず、≪ネオバロック≫はコスト払えるかが微妙なため3エナで撃てるこちらを採用しました。
回し方
殴り方の意識
相手にあまりエナを渡したくないため、≪カリーナ≫や≪カエンビン≫は基本的に後ろの方に殴ります。また、自分のエナもそこそこ苦しいため、≪ホロスコープ≫も後にアタックです。私は以下のように殴っています。
空き面→≪ホロスコープ≫→≪カリーナ≫、≪カエンビン≫
もちろん、対面やバーストケアなどで殴る順番は変動しますが、基本的にはこの順番です。
マリガン
先手・・・サーバント≧スペースデブリ>ブーテス
後手・・・サーバント≧カエンビン=スペースデブリ
とにかく≪サーバント≫を探します。私は基本的に≪サーバント≫が無かったら全マリガン、≪サーバント≫があるなら下級シグニを探すようにしています。先手ならトップ固定できる≪スペースデブリ≫はあると嬉しいです。後手なら2点取る構えをするために≪カエンビン≫が優先度高めです。
1t目だけは≪スペースデブリ≫がないとトップ固定ができません。LB枠ではありますが、初手にあると動きの安定度が上がるため、1枚は欲しいです。
1ターン目
先手なら≪スペースデブリ≫と≪ブーテス≫を立てて7000を2面立てるのが理論値です。40枚のうち18枚がL1なので、素でヒットする可能性もそこそこありますが、盤面に2枚使って16枚、≪サーバント≫を抱えられていると仮定すると山札27枚のうち最大で15枚しか残っていません。期待値的には高そうですが、1t目から動きが大きくブレることは避けたいため、≪スペースデブリ≫があるなら使いましょう。
後手なら≪カエンビン≫と引いたL1を立てて2点取る動きをします。≪カエンビン≫は宇宙ではないため、≪ブーテス≫のパンプが振れません。そのため、添えて殴るシグ二としての優先度は低いです。
2ターン目
先手、後手共通で≪エンヴィジョン≫を撃ちます。
先手なら≪ナントロク≫1面+他2面で3面要求をします。≪ブーテス≫がいる場合、12000の面が残る可能性があるため、相手の要求を鈍らせることが可能です。返しもL1が相手盤面にいるため、2回分の要求ができます。
一方、後手はL2を≪エンヴィジョン≫でどかしたとしても、もう1面残っています。そのため、≪カリーナ≫+≪ナントロク≫+≪ブーテス≫が理想盤面です。
3ターン目
ここからはリメンバの自動効果でトップ操作が行えます。意識するべきポイントは、「L1宇宙を上に置く」です。≪ホロスコープ≫と≪ナントロク≫、≪カリーナ≫をすべて満たすためにはトップがL1宇宙である必要があります。もしそれを満たせない場合は点要求を諦めるか、≪セイクリッド≫で山下に送った後、≪スペースデブリ≫で固定しましょう。
先手ならホロスコープの効果は≪ナントロク≫前のシグニを下げます。他はホロスコープで戻せるだけでなく、≪カリーナ≫でも点を取れるため、無理に≪ホロスコープ≫を2面立てる必要はありません。
後手の場合は、≪ホロスコープ≫や≪カリーナ≫で点を取ります。
4ターン目以降
4ターン目以降も変わらずに点要求を行います。理想は先手5t以内、後手4t以内に試合を終わらせることです。それ以上は防御面が足りません。詰め切るターンに≪鏡花炎月≫を撃って倒しに行きます。相手シグニをバニッシュする行為は大体3回前後なため、エナ自活要因が無ければ相手が1試合中に使えるエナは15枚ほどです。グロウコストを考慮すると12エナ程度なのでエナを使う動作が鈍るはずです。(まあ自分もエナを使っているためお互い様なのですが…)
改造案(一例)

≪羅星 フォルナックス≫
≪レプス≫と入れ替え。最近のデッキは多色気味なため、刺さりはいいと思います。基盤として相手のエナを最低限にしつつ点を取る動きが多いため1枚エナが消えるだけでも苦しいはずです。バーストも優秀で、エナこそ与えてしまいますが手札を面除去に還元できます。
≪羅星 サシェ//メモリア≫
≪カエンビン≫と入れ替え。後手とった際に2点要求ができない対面(るう子、タマなどの白いデッキ、アンなど)が多い場合はこっちの方が動きがスムーズになりやすいです。貴重なデッキ上リセットカードなため、L3以降の山上に不都合があった場合でも役に立つかもしれません。
≪シャイニング・クロック≫
アーツ比率が4:2のためリコレクトアーツをアタック側に2枚いれたくないのですが、それを差し引いても優秀かもしれません。貴重なルリグ止めアーツに加え、緑子やちより、占星術リメンバ、アルフォウなどのアタック時に面を開けるデッキタイプに対しては2面防御にもなりえます。
ただし、普通に3面空けてくる相手にはアーツ2面+アストロジしか防御手段がない紙装甲になります。許容したくはありません。
≪集中紅火≫
≪鏡花炎月≫と入れ替え。赤が意外と多いため、多色エナを焼き切ることが狙えるだけでなく、リコレクト込みだと追加で2エナ焼けます。少ないエナをさらに削り、防御を撃たせないまま倒し切りたいです。
小技・小ネタ
アンドロメダを3・3・2で起動する
≪ホロスコープ≫は自分のレベルを下げれるため、≪ナントロク≫や≪カリーナ≫のレベルを下げて≪アンドロメダ≫の起動が可能です。このとき、パワープラスを選択すると、≪パープルデイズ≫や黒いL3のLBをケアできます。
ホワイトウィッシュをケアする
先ほどと同様に、≪ホロスコープ≫自身のレベルを下げることで≪ホワイト・ウィッシュ≫のケアが可能です。
ルナカーの後にアストロジを使う場合
≪ルナカー≫でL3を見せた後、ゲーム1で即座においても高い効果は見込めません。そのため、≪スペースデブリ≫とセットで使い、山上を一度変更しましょう。
カーニバルメモリア
現環境では、≪ヴリドラ≫や≪スヴァローグ≫、≪ツルマル≫など、相手シグニをコピーすることが有効な場面があります。バトルラッシュ中は≪ヴリドラ≫をコピーして相手のエナを焼き、アサシンまでつけて嫌がらせをするといったことまでやりました。
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます占星術リメンバには今回紹介した殴りきるデッキだけでなく、チーム構成にしてエナ焼きを強化する、白単にしてアシストサシェを使い、リミットを下げつつ立ち回るなどいろいろな可能性があります。是非、自分だけの宇宙を作ってみてください。
この記事を書いている時にランデス講座記事が遊々亭ブログに掲載されていたため、そちらも併せて読みましょう。私も読んでより効率的にランデスをできるよう練習します。