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デンマーク滞在記

11月の終わりから12月の頭にかけて1週間ほど、デンマークへ行ってきました。今年は本当にたくさんの場所に出向きなら暮らしました。きっと今年最後の大きな移動です。今回コロナ禍ではありますが海外に行くことが出来、嬉しい反面複雑な心境でもありました。ありのままに記録に残し、未来の自分と誰かのお役に立てたらと思い、今回も感じたことや見たことをお伝えできたらなあと思います。

▼今までの旅はこちら

そして、今回一緒に旅をしてくれたひえちゃん(旧姓がひえいなので、そう読んでいます)が、全行程をわかりやすくまとめてくれたので、実際の暮らしの部分に興味がある人や、現地でのリアルな暮らしをイメージしたい人にはこちらをおすすめします。

一週間の概要

コペンハーゲンに到着し、次の日の朝にオーフスへ。オーフスに1泊滞在し、その後友人みくさんのいるフュン島にあるフォルケホイスコーレへ。

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黒線が移動経路のイメージです。小さな島のたくさんあるデンマークですが、主要な島同士は大きな橋でつながっており、バスや電車で移動することが出来ます。

ここからは私が感じたことを。

ストレスフリーな美しい街

デンマークへの第一印象は「ダサいものが一つもない」。というのも、空港を出て電車に乗っても、日本でよく見るような広告は無い。電車を降りて、ホテルに向かうまでに町を歩いても、町には広告が無い。バスやバス停、たまに車に広告が出ていたりします。私がデンマーク語がほとんどわからないこともありますが、視覚的な情報量の少なさはストレスなく過ごせる要因の一つだなあと思います。

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ストレスがない上に、町のデザインが美しく建物、道路、街灯、民家の中までも洗練されていたり、こだわりの詰まったものが多く本当に見ているだけでインスピレーションを受けたり、癒やされたり。今までにない環境でとても刺激的でした。

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こんな美しい街・建物を造り、守るには、デンマークの地震がない地理的条件は最適だったのだなあと思います。日本では絶対に出来ないことが、出来ていて、伝統や文化が建物・まちづくりという方法で守られ続けていることに感動すると同時に、羨ましくも思いました。

またHYGGE(ヒュッゲ)というデンマークのカルチャーと、その気候もこの雰囲気を作っているなあとも思いました。HYGGEとは英語で言うとcozy、穏やかな落ち着いたと言った和訳になります。くつろぐ時間を過ごす、今で言うチルな感じだと私は受け取りました。

デンマークの冬はとにかく寒くて暗い。朝8:00ごろからようやく明るくなりはじめますが、いつも曇ったりうっすら雨が降ったり、空が見えることは滅多にありません。明るい時間も15時頃には終わり16時を過ぎた頃には真っ暗。おまけに雨は夜になっても降っています。

基本的に少しの雨が、一瞬降ったり止んだりし続けているので傘はさしません。代わりにフードをかぶって凌いでいるので、体は冷え切ります。「ああ早く家に戻りたい」と思いながら街を歩きました。そんな時に可愛らしい灯の灯る、おしゃれなお家を見るとグッときます。こんな家ならすぐにでも帰りたいし、ずっといたい。そして、みんな大切な人との時間を穏やかに彩る術を知っている。これは、HYGGEしかない、一週間程の滞在だった私にもよくわかりました。

今回はここまでにしてまた気が向いたらまとめたいなと思います。





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