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心が鎧に包まれてしまう
心の感度が高い状態の対局は、麻痺している状態だと思う。
毎日の忙しさや心を失う瞬間が続いてしまうと「これが普通なのか、こんなもんなのか」と心が勘違いしてしまう。
違和感や不快感をそのままに耐えようとしたり、小さな我慢をたくさんするようになる。
たとえば、満員電車に乗ること。外の空気を吸わないで、呼吸することを一度も意識しないで一日を終えること。
こういう毎日に心を殺されると、感度を高くするのが大変。
そういうときは、まず環境を変えることが大事。
特に「選ぶことができる」環境に身を置くことが、私の中ではとっても大事。
朝ごはんに食べたいものを選ぼう。ぱらぱら降る雨のなか、傘をささずに川辺を歩こう。好きな匂いを身にまとって出かけよう。いつもよりゆっくり歩こう。ちょっと脇道にそれてみよう。
私が欲しているものに耳を傾けて、目で見て匂いを嗅いで、肌で触って、五感をフル稼働して身の回りにあるものを見極める。
一つ一つの選択ができて、それに満足する環境にいないならば、今すぐにでもこの文章を読んでる私は逃げなさい。そこから、いますぐに。
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