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【aespa世界観解説】アイドルと人権 │ 蔓延る誹謗中傷に終わりはあるか?

これはaespaの楽曲を全曲噛み締めて聴いていたり、ライブ会場に行ったり、その程度の熱心さを持ってファンをしている人間の文章ではないため、ファンから見れば知識不足の部分もあるかもしれない。
ただ、遠くから見ているからこその気づきというものもあるかもしれないから、残しておこうと思う。

aespaは世界的にも有名なKpopアイドルグループだが、デビュー当初からたくさんの批判が絶えなかったことはファンではない私にも印象深い。
デマや整形に対する批判、入社方法に対する懸念など、さまざまな方面から叩かれていたことをすごく心配していた。しかし彼女たちは非常に堂々とした態度と、超人間的なコンセプトで(本人たちも困惑している部分はあるとはいえ)世間に挫けない姿を見せてきた。アイドルに対する批判は本当にしょうもないものが多く、それが真実であれ虚実であれ我々の実生活に関係ないことまで確認され、監視され、タレ込まれ、それが人気を左右し、会社の株価まで変えてしまうようなものだ。彼女たちは同時期にデビューした別のアイドルたちに比べて比較的年齢が高く、精神的に大きく不安定である思春期を乗り越えてのデビューではあったものの、それにしても呆れ返るような批判が多かったものだ。そしてそれは今も続いている。

aespaはデビュー当初からたくさんの誹謗中傷に悩まされてきた。
そして実は、その誹謗中傷は彼女たちのパフォーマンスの一部として逆に消費されてきているのだということを私は伝えたい。(だからといって彼女たちの傷が癒えることはないが)
おかしな話だ。あの人が口走った悪口はブラックマンバの一部になり、あなたのKwangya119への申告はブラックマンバを倒す武器になっていたなんて。


aespa世界観整理

まず最初にaespaの世界観がどのようなものだったのかに関して再確認してみよう

aespa世界線:デジタル世界の自分を形成できる世界

SNSが流行し、かつて受取手であった一般市民も自ら情報を発信できるようになって早四半世紀。この世界にはaeと呼ばれるメタバース上の人格が存在していた。
aeはデジタル世界の自分、詳しく言えばネット上に載せた自分自身の姿をデーターベースとして形成される自分だ。例えば前後左右全ての方向から加工を施していない自分の写真を載せている人がいれば、その人のaeは現実のその人とほとんど一緒に写るだろうし、例えば脚を細く、目を大きく編集したものを載せている人がいれば、その人のaeは現実世界よりも脚が細く、目の大きなものになる。性格も然りで、いい言葉ばかりを載せればきっと性格の良いaeになるのだろう。インターネット上に載せる物など、皆見せたい自分を載せることが多いはず。いわば『理想の自分』なので、自分が見せたい自分の姿で構成されている。

aeと現実の自分が共存する世界。そこで使用される特殊な言葉がいくつかある。
aespaやSMCU世界線を理解するために、その言葉の意味を理解しておきたい。
この言葉は、公式的に説明が詳しくなされているものもあれば、ない中で筆者が予測したものもあることを踏まえてみてほしい。

SMCU用語の個人的解釈(出典:Zhenfan)

実際のaespaメンバーたちは基本的にREAL WORLDに存在し、aeたちはFLATに存在する。通常時人間とaeはそれぞれの世界に存在しながら共存し、行動を共にするときはSynkをする。そしてSynkレベルが高くなるには文章より映像がより良いとされる。わかりやすく例えると、あなたが自分の日常をブログに残すよりもYoutubeに残す方がネット上に載せられたあなたの情報はより具体的であり、ネット上の存在aeが現実の自分と共有している情報が増えていることによってSynk
(=同一化)が進むことがわかるだろう。そうしてaeと自分の同一化が進みきったその先にあるのはRekallであり、こうするとP.O.Sを通じてFLAT(aeの世界)に生身の人間が移動できるようになる。

aespaの世界線で重要視されるキーワード

実在は本質に先行する

サルトル

この言葉は「存在する全てのものが存在そのものに意味があるわけではなく、後に与えられた役割によって存在は意味をなす」というものだ。
例えば、りんごという果物は存在そのものに価値があるわけではなく、繁殖していくことで森を作り出したり、生き物の餌になることで存在の意味をなす。

Where did I came from?

SM Culture Universe  ep.1 Black Mamba

「我々はどこからきたのか」という言葉はSupernovaの歌詞が記憶に新しいが、デビュー当初の世界観映像でも触れられている重要なキーワードだ。
そしてここから思い起こされる絵画が一つある

我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか / ゴーギャン(1897-1898)

この画像は右から左にかけて人生の移り変わりを描き表していると言われている。

ゴーギャンはこの作品について「我々はどこへ行くのか?ある老女の死の近くに。地味だが一風変わった鳥が結論を下す。我々は何者か?取るに足りない存在。本能に生きる者にはこの意味が理解できない……既知のシンボルがキャンバスを憂鬱な現実として凝固させる。投げられた問いはもはや詩ではないだろう」と書き残しています。

アートをめぐるおもち(https://omochi-art.com/wp/

aespa世界線のあらすじ

ep.1 Black mamba

aespaのメンバーたちはREAL WORLDでaeと共に平凡な日常を過ごしていた。
aeは便利で素敵な存在。自分の思考を理解して、一緒に物事を成し遂げてくれる存在。いわば、自分の可能性が二倍に増えたようなものだった。
しかしある日世界からaeが急に姿を消す。これはaespaのメンバーたちにも例に漏れず起こった現象だった。
ジゼルが受けるメタバースに関する授業を行なっていた教授はその場に存在せず、自分自身のホログラム映像を送ることで授業を行なっていたが、aeが消えた瞬間、自分自身の接続も消えてしまった。それに焦った教授は授業を受けていた生徒の一人に伝えきれなかったことを他の生徒に伝えるようお願いしたが、生徒は「授業は滞りなく最後まで行われた」という。
一方、aeたちが姿を消す同時刻にカリナはプールで泳いでいた。異変を感じた彼女がプールから顔を上げると、そこにいるはずの自分自身のaeは何者か(Black Mamba)に乗っ取られていた。
そう、全てのSynkがBlack Mambaによって解除され、人々はaeを失ってしまったのだった。

ep.2 NEXT LEVEL

Synkが途切れた世界、ある日、aespaのメンバー4人はFLATへと招待される。
そこにいたのはNaevis。
彼女によると、この接続は一時的なものらしい。
通常であればFLATへREALWORLDの人間がやってくるにはSynkを行ったaeと人間両方が同じ空間(REAL WORLDかFLATのどちらか)に体を置く必要があるが、この接続は彼女たちの意識のみがFLATにやってきており、実際の体はREALWORLDにあるという状態だった。
NaevisはFLATとREAL WORLDの間でKwangyaという世界の存在(Black Mamba)が邪魔をしているという。
NaevisはFLATを管理しながらKwangyaを監視し、Kwangyaへの門を開けることもできる存在だが、彼女は決してFLATから動くことはできない。Naevisは遠い昔、Kwangyaから禁忌を持ち出してKosmoへと罪をもたらしたという。その罰としてFLATから出ることを禁じられてしまった。
そのため、Kwangyaにいってその存在と戦ってくれる人間を探してaespaを呼び出したようだった。
Naevisの願いを聞いてBlack Mambaを倒すことにした4人は急いでKwangyaへと向かうことに決めた。去り際、Naevisは1匹の蝶々をaespaに託す。この蝶々が正しい行き先を指し示してくれるという。

FLATからKwangya駅に到着した彼女たちは乗り換えの際に電車がBlack Mambaに乗っとられていることに気づかず乗ってしまう。
そして電車に乗り込んだカリナはBlack Mambaに飲み込まれそうになる。

急に彼女を襲った暗闇。そこには過去にカリナが言われた言葉たちが聞こえる。「カリナのこと信じてるよ」
「みんなのカリナだからね」
彼女に対する信頼と期待。一見素敵な言葉ではあるものの、彼女はこの言葉に支配されてきたのだった。彼女に対する期待の言葉は、完璧でいないといけないというプレッシャーに変わった。「頼りになるリーダーでありセンター」「SMの未来」そういった彼女の姿を作り上げてきたのは彼女が受け取ってきた数々の期待の言葉だった。
そう、実在は本質に先行する。
今彼女が作り上げている理想のカリナ、アイドルのカリナ──ae-Karinaは、まさしく彼女に対する言葉によって形成された後付けのものだった。
手元にはOZの魔法使いのライオンが。このライオンは「怯えるライオン」と呼ばれている。臆病なライオンは勇気を求めて旅をしていたがある日「危険から逃げることは臆病なことではない。君は勇気と知恵を混同している」という助言を受ける。そして「必要な時に行動ができるならそれは自分には勇気があるということだ」と考えることができるようになり臆病を克服する話だが、この本を落としたということは彼女が苦しみから逃げる選択肢を失ってしまったことを意味するのだろう。
そして同じように他のメンバーにも被害が。
ウィンターは自分に対するデマ
ジゼルはどんな時でもカメラをむけ続けられる恐怖
ニンニンは自分の行動一つを切り取られ炎上する様子
各々が恐怖を抱えて塞ぎ込んでしまう。

●アイドルが抱える精神的苦痛●
上記で述べた4人が遭遇した苦難は、
この世界のあらゆるアイドルが経験してきた苦痛ではないだろうか。
本当の自分を出せなくなってしまうような期待の言葉に
人から伝え聞いただけの確証のない噂の流布、
どこまでもカメラで追いかけてくるパパラッチにサセン、
そして誹謗中傷。

FLATというネット上の世界──アイドルにとっては活動における重要な媒体で彼女たちはBlack Mambaに飲み込まれる。Black Mambaとは人間の欲と悪意に塗れた存在。アイドルはその恰好の餌食のはずだ。

ここでカリナはaeの問いかけを聞く

「わたし(ae)はあなたの見せたいところや良いところだけでできた存在。(つまり、あなたがアイドルとして見せるべきだと思われている姿をした存在。)人間は衰えるし変わっていくけれど、私たちはあなたの一番最高の瞬間のまま居続ける。人々は変わりゆく、弱点のあるあなたと完璧な自分のどちらを好きになるのかは明白じゃない?」

その問いかけをきいたカリナは思う。

「私が自分のいいところばかりをインターネットに載せすぎたせいだ。そうだ、これまでの自分のデータを削除しよう。aeが人間の居場所を奪わないように、aeを消すいい機会だ。」
削除ボタンを押そうとするカリナ。しかしaeカリナの足元を見るとBlack Mambaに飲み込まれていることに気づく。
さっきの言葉を言ったのはaeカリナではなくBlack Mambaだった。カリナは削除をやめ、aeカリナとの共存を選んだ。

全員の自我が意識を戻すと場所は電車に戻る。
そこにはようやく実在としてのBlack Mambaが現れたのだった。

ep.3 Girls (Don't you know I'm a Savage?)

ようやく姿を現したBlack Mamba。彼女は道標となっていた蝶々を壊し、電車から4人を降ろした。目印がなく広がり続けるKwangyaで路頭に迷わせるためだ。

無秩序に物質が存在するKwangyaの世界で車を投げたり分身したりと様々な術を使って4人を倒そうとするBlack Mamba。しかし、お互いが助け合うことで攻撃を防御する4人。なかなか決着はつかない。

Black Mambaとは結局なんなのか?カリナの問いかけにBlack Mambaは答える。

「私はあなたたち人間の欲望によってKwangyaで作られた存在。デマやなりすまし、悪質コメントに仲違い。人間の欲と悪意に塗れた思考はインターネット世界の匿名性を恰好の居場所として広がっていった。そしてKwangya(人々の思考の果てにある無意識の世界)とae(インターネット上の人格)をどんどんと蝕んでいった」と。

●人間と匿名性、そこから生まれる極端な至上主義●
私たち人間はいい言葉と悪い言葉を持つ。
悪い言葉は何かを改善することに役立つときもあるが、
一方でそれほどの強制力がある、人を傷つける言葉でもある。
ナイフのような言葉を使っている人物が自分だなんて特定されたくはないから
人々は自分が話した内容だということは隠す傾向にあるのだろう。
そういった中で生まれたSNSは、
誰もが情報を発信できることに加えてその素性を隠すことは難しくない。
悪意ある欲に塗れた言葉を人間は発信しやすくなったのだった。
「この人は太ってるんじゃない?」
「50キロを超えてアイドル?」
「あの子は腹筋が割れてたけど、この子はそんな努力もできないの?」
軽い気持ちで話した言葉は、新しい常識を作り出してしまう。
きっと上記のような言葉が繰り返されるなら、世の中にはこんな常識ができる
「50キロを超えるようなアイドルはおかしい、みんな腹筋が割れているべき」
そしてその言葉を間に受けた人々は自分達のaeを、細くて腹筋の割れた存在に作り直すだろう。アイドルは、人前に映る自分の姿を実際にそう作り直すだろう。
「いくら知らなかったとはいえ挨拶はするべきじゃない?無礼な人」
「サイン会でもっといい対応できないの?」
「もっと投稿頻度を増やしたら?アイドルとしてどうなの?」
「成人しているとはいえタバコを吸っているなんて、失望した。」
一つ一つの投稿がネット上で新しい基準を作る。
それを投稿している本人でさえ守れない基準を。
どんどんと厳しくなる基準。
欲と悪意に塗れた言葉のナイフはKwangyaで一つなり、
それがBlack Mambaへと変化したのだった。

Black Mambaは「人間にとってaeは消耗品。気に入らなかったらすぐに消せる。だから SYNKOUTで人間をaeやKwangyaに関わらせないようにしたかった。」という。人間の欲望の塊が、いつしか人間を豊かにするはずだった存在ae──そしてアイドルを、いつしか代替可能な消耗品とする原因にしてしまっていたのだった。

その瞬間、NaevisがKwangyaへとやってきた。彼女にとって命懸けの決断
「どうしても助けてあげたかった」

Naevisの登場に気勢を負かされたBlack Mambaはどんどんと力を失っていく。そしてaespaはBlack Mambaの体が文字列で作られていることを発見する。ニンニンはそれを見てアルゴリズムを理解する。悪口の塊一つ一つを見ていくとそれは都市の名前だったのだ。これまで積もり積もった悪意ある文章のIPアドレスが、そこにはあった。

EDハッキングが必要とニンニンはいう。しかし彼女は意識だけをKwangyaまでSYNK状態。REAL WORLDでのハッキングが必要な彼女には解決できない。そのため、REAL WORLDで任務を遂行するためSYNK DIVEを解除したいと申し出る。Naevisによると、SYNK DIVEの解除は可能だが、もうFLATへは戻ってこれなくなるという。

戸惑うaespa。だけど私たちはREAL WORLDとaeのつながりを守る必要がある。

ニンニンは現実へと戻るとI Pアドレスをたどり、悪意あるコメントやデマなどを追跡して防ごうとした。しかし数が膨大で解決には至らない。
ここでニンニンは悪意ある投稿を一つ一つ潰すのではなく、一箇所に集めて悪の根源であるBlackmambaに送り返すことで倒せばいいのではと考えた。

●加害者と事務所のいたちごっこ、その解決策にKwangya119はなりうるか?●
上記の状況は、いわゆるインターネット上の誹謗中傷を発見してIPアドレスを確認し、開示請求するという行動を示しているはずだ。
元々、SMはそういった開示請求を表向きには告知せず静かに着々と行い、裁判を進めてきていたりする。
しかしここ数年でKpopへの関心は非常に大きくなり、世界中からデマや憶測が飛び交い、ルッキズムは止まることを知らない。
そんな現代では事務所から一つ一つに対処していく方法で人間の悪意の塊を処置することはできなくなっている。
そこでaespaたちが作り出したシステムがあった。
このシステムでは一つ一つの悪意ある投稿を一箇所にまとめ、全てをまとめてBlack Mambaに送り返すことで解決しようというものだった。
これに近しいシステムが近年SMには設置された。
これがKwangya119だ。
SMに所属するアイドルに関する虚偽の流布から誹謗中傷に至るまであらゆるトラブルを通報するところだ。
私たちはまだこのシステムの詳しいことを知らない。もしかするとただのお問合せ先かもしれない。
しかし、この映像が示唆するものは
大人数からの証言を一堂に集めてまとまった時点で開示請求をすることで
より悪意ある文章の投稿主に対して大きな制限をかけることができるということではないだろうか?
そういう意味で静かに水面下で動いていてほしいのだけれど…

結局この方法でaespaとNaevisはBlackmambaを倒すことに成功した。

カリナはaeカリナに問う。「どうして私に最初にSynkメッセージを伝えたの?」aeカリナは言う。「ただ(本当の)君に会いたかったから」

ルッキズムに行き過ぎた正義観。この時代を生きていく若いアーティストに向けられる目線は厳しい。「こうあるべき」に縛られて非人間的な美しさを追求したり、どんな状況下でも視聴者の望む回答を求められ、完全に作り込まれた存在になろうとするアイドルも少なくない。そんな中でも、「作られた常識にとらわれない本当のあなたを知りたい」という気持ち。「悪意のない気持ちがどこかにあると信じて見つけ出す」という気持ち。それがあれば私たち人間はインターネットと共存していけるはず。

aeに向き合う。aeはデータを利用して大きくなっていく存在、いつの日か現実の私の判断を乗り越えて自ら考える存在。記憶と記録の中で一緒に成長する存在。

NaevisはFLATを抜け出したことで叱責を受ける。それでも彼女はいう。
「救っていきたい場所ができた。それがREAL WORLDだ」

まとめ:これからのaespaとnaevisはネチズンに託されている

aeという存在から可視化する我々の原罪

aeは上記で何度も示している通り、私たちがよく見せたい部分の表れである。だからこそ、変わりゆくaespaのaeたちに着目していく必要があるはずだ。
最近投稿された新しいae-aespaの姿に違和感を抱いた人は多かったのではないだろうか?

ae-winterの姿。あまりにも腰が細すぎる。

世間がアイドルに求める美的要素を現したこのaeはあまりにも細く、白く描かれ過ぎている。これに対する違和感があるということは、私たち人間はインターネット上に外見に対して過度な要求を乗せ過ぎているということの現れではないかと思う。
初期aeは本人たちに全く似通っていないことで話題になったが、それは我々が知るaespaに関するデータが少なかったからではないだろうか?
そして長い時を経て我々がaespaをよく知るようになった今、以前以上に似た姿でありながらも、本人以上に体格に誇張のある姿になっているのだと私は考える。
私たち人間が作り上げる価値観に従ってaeは姿を変えていく。aeが私たちの知るaespaと変わらなくなった時、そして私たちにもaeがいるならば、そのaeも私たちと似通う存在になった時、人々は初めてありのままの自分をインターネット上に載せることができ、飾ることなくインターネットと共存できるようになるのではないだろうか。

naevisのデビューが示す彼女の現実世界での使命とは

REAL WORLDを救いたいと現実へ降りてきたnaevisはこの8月ついにデビューを果たした。

彼女のデビュー作は「Done」終わりという意味合いだ。彼女は悪意と欲望にまみれたこの世界を救いに来たのだろうか。彼女はKwangya119と何か関係があるのだろうか。

aespaとnaevisのいく末は未だ知れない。
ただ確かなことは私たちの行動にかかっているということ。

この世界の傷つけ合う言葉や噂に終止符が打たれる日は来るのだろうか。

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