強い信念が”私”を作る体験
そんなことわかっているつもりだったけど。
深い信念はあまりにも自分の1部になってしまっていて気づかないでいた。
いや、きっとまだまだたくさんの思い込みはあるのだけど。
その思考が外れてハッとして、思考が現実化する、
人は自分が信じている現実を生きている。
という体験をしたのがこないだのバイロン・ケイティのワーク。
彼女が色んな人と話す中で多くの人が共通して持っている信念(Universal statement)というのを使ってみんなでワークをしていた時、
その中に、
”Parents should love their children."
とあった。
私はそれが当たり前すぎてなんでこんなことが書いてあるのか全くわからなかった。
それをファシリテーターとワークしていく中で、
自分の中の怒りや寂しさに気づいた。
そこにまだ執着している私。
友達にこの信念どう思う?
ってきたら、
”It's NOT true."
って言われた。
”じゃあもし自分の子供が自分を殺そうとするようなサイキックのような子供だったら愛する?”
私は自分の体験からそういうサイキックな子供やいわゆる精神病になってしまう人の誰もが、親の愛の欠乏からきていると考えていた。
だからどうしても切り離すことなど考えられなかった。
本当にショックで。。
だって親が子供を愛するのは当たり前だよね?
、、、
あまりにも感情でいっぱいになり、
このわかってもらえない痛みや苛立ちで席をたった。
しばらく凍りついていたのだけど。。。
その翌日だったか、ふと、そうか、そういう考えもあるか!
と、その強い信念が外れた感覚があった。
と同時に、
そこにしがみついている(強く信じている・執着=should)から苦しくて、でも当たり前すぎて気づかなくて、shouldn'tになった瞬間に肩の力が抜けた。
そっか、、、
この世界に”すべき”はないんだ、、、すべきと思っているのは自分なんだ、、、と気づいた。
そうなったら、
周りの世界が少し変わって見えてきた。
みんなそれぞれが信じている信念により、それぞれの世界を生きている。
だからそこに正解も不正解もないのだけど、
”should"になってそこに執着してしまうと時に苦しくなる。
そして大概そこには強い感情がくっついているから、まずは向き合うこと、素直に受け入れることが難しい。
なんだか不思議な瞬間だった。
バイロンケイティのThe Work、
是非やってみてください。