見出し画像

どん底からでも復活できる

改めまして、あっぷると申します。
自己紹介でも書きましたが、私は作業療法士を目指す22歳の大学生です。



病前の私

私は小中高校時代自分に対するコンプレックスこそありましたが、決していじめられることも無く、何か大きく失敗することも無く、とても幸せに生きてきました。

私は完ぺき主義な性格でそれがゆえに自分の能力に大きなコンプレックスを抱いていました。
ですが、昨年大学4年生の春、私は今の自分に満足して過ごせていました。
自分の成績やゼミのリーダーとしての役割、大学の同期ともみんなと仲良くすることもできていました。毎日が楽しくて自分のことが好きになれていました。
いつ聞かれても1番楽しかったのは1回目の大学4年生のこの時期と答えると思います。

そんなときに私は病気になりました。

きっかけは臨床実習でした。
詳しくは書けませんが、私はそこで体調を壊したことをきっかけに実習に行けなくなりました。しばらく休んだ後、久しぶりの実習で私は担当してくださっていたバイザーの先生の目の前で過呼吸になりました。それでも私は実習地へ通いました。
だけど、ダメでした。
実習中止と留年を言い渡されたとき、私は絶望しました。

自分はここで生まれて初めて大きな挫折をしました。

自分の今までの人生が順調すぎたと言われたらその通りだと否定もできないし、いつもテレビなどで病気になってしまった方たちを見て「変わってあげたい」と思うこともあった私ですが、『このタイミングでこんな風にしなくても…』と、とても悔しくて苦しい気持ちになりました。何度も繰り返しになりますが、私にとってこの当時が1番大学が楽しくて、頑張るスイッチが入っていたタイミングでした。だから本当に辛かったです。

そこからどんどんどんどん私は落ちていき、精神疾患になりました。本気で死にたい気持ちも頑張ってきたことをすべて失ってしまったという虚無感もイライラ・焦燥感・不安・思考障害・失声・暴れることもリスカ・ODなど何もかもを体験しました。

閉鎖病棟に2回も入院した私ですが、入院中もずっと『こんなはずじゃなかった、みんなと卒業したかった』と考えては泣いていました。

自分にとって大学が夢を追えるところであり、
大好きな友人がいる場所でこんなにも大きな存在なのだと実感しました。

約8ヵ月間のリハビリは効果もあり主治医の先生にも助けられ、今は退院して誰かと楽しく話したり、自分の好きだった趣味も楽しいと思えるようになりました。病気も回復傾向にあります。
また作業療法士になりたいという気持ちも持てるようになっています。

でも私にはまだできていないこともあります。
それは大学の友人に会うことです。
私は大学で知り合った友人が大好きです。会いたいと切実に思います。
だけど、大好きがゆえに会うことがつらいです。
楽しかった記憶が思い出されてしまいます。
( いつか勇気を出して会うことができますように…。 )


私を救ってくれているものの一つに闘病垢があります。私は勝手にですが、闘病垢のフォロワーさんをみんな友人だと思っています(笑)
私はリアルでほとんどの友人に会うことができません。だけど、孤独にならず毎日誰かと接することが出来ているのは紛れもなくフォロワーさんが居てくれるからです。私は4月から復学予定ですが、同期がいないので実質ぼっちです(笑)
でもそんな中でも闘病垢の皆さんと一緒に支え合って頑張っていきたいと思っています。
( もちろん後輩とも少しずつ仲良くなれればと思います。(笑))

長くなりましたが、読んでくださった方に伝えたいのは「人はどん底からでも復活できる」という事です。気持ちがダウンしている日もあると思うし、まだまだ回復までは遠い…なんて方もいるかもしれません。
でもきっといつか元気になれる…
私はそう思います。


ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
また何かの機会にnoteを書いていこうと思います。
ではまた…


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?