見出し画像

「APK STUDIES」ラインナップ発表!2025年2月メンバー募集開始

2024年11月2日に東京・京橋に新しく誕生した「TODA BUILDING」(以下、TODAビル)。戸田建設はアート事業「ART POWER KYOBASHI」*を本格始動し、ラーニングプログラム「APK STUDIES(以下、スタディーズ)」の募集要項を発表しました。
このnoteでは、プログラムのお知らせや事務局による活動レポート、プログラムの裏側をお伝えする記事を発信していきます。今回はついに発表となったスタディーズの内容や、活動拠点「APK ROOM」をご紹介します。

*ART POWER KYOBASHI(略称APK)とは
TODAビルのオープンとともに戸田建設が始めた新たなアートプログラムの総称です。東京・京橋で 社業をはじめて100年余り、次の100年に向けて、アートによる新たなまちの価値づくりを推進しています。

APK STUDIES 事務局

多彩なゲストと共に「もやもや」に向き合う9ヶ月間

APK STUDIESロゴ

「ART POWER KYOBASHI」のラーニングプログラムとしてはじまる「APK STUDIES」(以下、スタディーズ)は、東京・京橋を舞台にアートでつながる新しいコミュニティ形成を目指し、メンバーの関心や課題意識を深めていく学びの場です。ファシリテーターにインディペンデントキュレーターの青木彬さんを迎え、上手く言葉にできない「もやもや」とした切実な疑問や関心と向き合い、社会へ働きかけるための新しい創造力を育んでいきます。
2025年6月から2026年2月の9ヶ月間、参加メンバーは定期的に集まり、ゲストのスタディを経て、最後には成果発表を行います。

上:左から青木彬、菊竹寛、田村かのこ(Photo: Flavio Karrer)
下:左から佐藤研吾、中田一会(Photo: Hajime Kato)、井出竜郎(Photo: Marcel Kampman)

ゲストには建築、広報、ギャラリストなど幅広い分野から5名の方にご参加いただきます。TODAビル内にオープンした「Yutaka Kikutake Gallery」代表の​​菊竹寛さんとは「作品を取り巻く環境」について、建築家の佐藤研吾さんとは「都市」、アートトランスレーターの田村かのこさんとは「コミュニケーション」について考えます。また株式会社きてん企画室 代表/プランナーの中田一会さんとは「表現の伝え方」、アーキビストの井出竜郎さんとは「表現の残し方」について考えます。
ゲストについては今後おひとりずつ、note記事でさらに詳しくご紹介させていただきます!
アートと社会の関係について理解を深め、創造力の可能性を探求したい方々のご参加をお待ちしています。

<第1期 スタディスケジュール>
期間:2025年6月~2026年2月
日程:第2・4水曜(全11回+成果発表) ※8月を除く、時間=19:00~20:30
実施方法:全日程対面形式
<参加方法>
2025年2月4日(火)から4月7日(月)までに、 以下の申込フォームより必要事項と課題をご提出ください。
https://forms.gle/22nzbT2dCDb4AyJB7
<対 象> 
・18歳以上(高校生不可)
・原則、全日程に参加できる方
定 員:20名
参加費: 一般:130,000円(税込)、学生:100,000円(税込)
申込期間:2025年2月4日[火]~4月7日[月]

スタディーズの詳細はこちらのWEBサイトをご覧ください。
https://www.apk.todabuilding.com/program/apkstudies/

スタディーズ活動拠点「APK ROOM」

Photo: Kato Ken

TODAビル3Fに、スタディーズの活動拠点「APK ROOM」があります。戸田建設のアート事業「ART POWER KYOBASHI」の全体の活動の拠点として、展覧会やレクチャーなど様々な活動を展開していく場所で、イベントが無い期間はフリースペースとして一般開放しています。完成したばかりでまだ真っさらな状態ですが、メンバーやゲストの皆さんと自由におもしろく使っていきたいです。

住  所:東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 3F APK ROOM
アクセス:「東京駅」(八重洲口)|JR各線 徒歩7分
     「京橋駅」(6出口)|東京メトロ銀座線 徒歩3分
     「日本橋駅」(B1出口)|東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線 徒歩5分
     「宝町駅」(A5出口)|都営浅草線 徒歩7分

チラシ完成!各所で配布中

APK STUDIES チラシ画像(デザイン:松岡未来)

「APK STUDIES 第1期メンバー募集」のチラシも完成しました!表紙の3人は、社会を変える創造力へと繋がる、それぞれ異なった「もやもや」を抱えています。美術館やギャラリー等さまざまな施設に配布予定ですので、見かけた際は、ぜひお手にとってご覧いただけたらうれしいです。

京橋のNEWスポット!アート作品も楽しめる「TODA BUILDING」に潜入

先日私宮﨑も、オープン直後の「TODA BUILDING」に伺いました!

写真左:下から見上げたTODAビル外観。身体をのけぞらせるほど高いです。
中央:1Fに入ると天井に作品が。TODAビル1-2Fではパブリックアートを自由に鑑賞できます。写真にうつっている作品はアーティスト・持田敦子さんの《Steps》他の作品や展示の概要はこちら→https://www.apk.todabuilding.com/program/public-art-program-vol1/
右:TODAビルの内外にはベンチやテラス席があり、街の中ですこし休むのに良さそうです。
写真左:開業前におこなわれたレセプションでは、スタディーズのファシリテーター・青木彬さんが多くの関係者の前でスタディーズについてお話しされました。
右:TODAビル内のサイネージでも「APK STUDIES 第1期メンバー募集」のお知らせが流れています。

そのほか、TODAビル内にはギャラリーやミュージアムもあり、どなたでも様々なアートを鑑賞できるスポットです。ぜひ京橋を訪れた際は、立ち寄ってみてください。


次回の記事では、スタディーズのゲストについて詳しくご紹介していきます!

スタディーズをより知るためのおすすめ記事

スタディーズの事務局による座談会を公開中。スタディーズがはじまった経緯や、準備のプロセスなどをお話ししています。スタディーズの目指したい方向や雰囲気を感じていただけるかもしれません。ぜひご覧ください。

「APK STUDIES」開講準備中!2025年春に京橋で新たにはじまる学びの場<前編>

<後編>

執筆:宮﨑有里(スタディーズ事務局)