膝痛をツボ押しで毎日を明るい気持ちに
🟠膝痛をツボ押しで血流改善し,自分のからだをいたわりましょう!
膝の痛み効く効果的なツボを知り,自分のからだを平生からケアして膝痛の改善をする習慣を心がけていきませんか。
東洋医学では,ツボへ刺激を与えて血流を促します。
膝に痛みがあると動くことがだんだんと少なくなり,動かないため,血行が悪くなり,ますます痛みが増してきます。
この「痛み」を断ち切る方法として,血液の流れをよくすることが大切となります。
血液の流れが良くなると,おのずと血管もだんだんと丈夫になり,筋肉も柔らかくなってきます。
筋肉が柔らかくなることで,骨の引っ張りも軽減され,筋肉も弛んで,痛みも改善されてきます。
🟠ツボってそもそも何なのでしょうか?
ツボは,東洋医学の思想から生まれたツボ,人体にあるツボのことです。
ツボがあるのは知ってるけど,どこにあるかわからない。
押すと痛かったり気持ち良かったりするけれども,どんな効果がありるのだろう?
ツボの正確な位置や効果について,実はよくわかっていないという人もおられることと思います。
みなさんも,痛いところをさすったり押したりして,楽になった経験がありませんか?
昔,人々は,暮らしのなかで,本能的にそうするうちに,ある場所を刺激すると痛みが治まるなど,さまざまな効果があることに気づいたと思われます。
経験の蓄積によって,効果のある位置や扱い方が確立されたものが「ツボ」なのです。
その効果はすでに認められていて,現在361のツボがWHO(世界保健機関)によって定められています。
ツボは,東洋医学の「気血」の概念に基づくものです。
東洋医学では,気血とは生命エネルギーそのもの。
気は目に見えませんが,体を構成し,生命活動を維持する重要な働きがあります。
健康とは,気血が正常に生み出され,体内を規則正しく巡っている状態のことで,気血が不足したり滞ったり,逆行したりすると,バランスが崩れて病気になるのです。
「病は気から」とは,まさにこのことなのです。
気血は,体内に張り巡らされている「経絡」を通って、臓腑や筋肉,皮膚に働きかけます。
経絡には気の出入り口である「経穴(けいけつ)」があり,これがいわゆるツボなのです。
ツボは経絡に沿って、全身に点在しています。皮膚にある特定のポイントで,経絡を通じて体内の臓器とつながっています。
ツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき,気の流れがスムーズになると,経絡とつながる臓腑が活性化されて,体調が整っていきます。
このようにツボや経絡を利用した治療法としては,針や灸でツボを刺激する鍼灸,指でツボを刺激する指圧などがあります。
体内に張り巡らされている「経絡」悪いものを取り除いて治そうとする西洋医学に対し,東洋医学は,自然の摂理に従って,体全体のバランスをとることで健康になれると考えられています。
病原微生物のように原因が明らかなものや,手術で治せる大きなケガなどは西洋医学が有効ですが,原因不明の症状となると,西洋医学で解明できない時もあります。
そんなとき,鍼灸などの東洋医学が大きな力を発揮します。
🟠膝の痛みに効くツボを押してみましょう。
⭐︎内膝眼(ないしつがん)
⭐︎外膝眼(がいしつがん)
場所
「膝のお皿」のすぐ下にある外側と内側のくぼみです。
内側を内膝眼,外側を外膝眼といいます。
押し方
膝を曲げ両手で膝を挟むようにして中指で優しくもみます。
⭐︎委中(いちゅう)
場所
膝の裏側中央にあるツボです。
押し方
椅子に座って押すと比較的押しやすいので押すときには椅子に座って押すといいでしょう。
ゆっくりと弱めの圧で5秒ほどかけ圧を加えながら押し、5秒ほどかけてゆっくりと力を抜いていくような押し方をしてください。
⭐︎梁丘(りょうきゅう)
場所
膝の皿の外側にある出っ張った骨から,指3本分上にあるくぼみです。
押し方
椅子に腰掛け,膝を曲げ,両手で膝を挟むようにして親指の腹で押し込むようにします。3秒押し,3秒力を抜いてを3分程繰り返しましょう。
⭐︎血海(けっかい)
場所
膝のお皿の上,内側の角から指3本分上がったところ
押し方
椅子に腰掛けて,30回程度,両足を同時に揉み込みましょう。
🟠血の巡りをアップする方法
ツボに刺激を与えると,血流アップにつながります。
次のような方法があります。
⭐︎鍼(はり)
ツボに鍼をさす方法です。「はり」と聞くと,注射や裁縫などで使う針を想像するかもしれませんが,治療用に使う鍼とは大きく異なります。
鍼をさしたときの痛みの感じ方には個人差があり,体調によっても変化します。
以前にもお話しいたしましたが,鍼をさすにも,天性があります。
広島痛み専門整体院の先生の腕は抜群,痛くなく,センスも抜群です。
ある日,ギックリ腰になられた方が,治療に来られました。
30歳代の方でした。もうそれは大変痛そうで見るに耐えられないくらいでしたが,10分しないうちに,元気になって帰られました。
本当に腕も確かな鍼灸先生です。
⭐︎お灸
ヨモギの葉の裏にある白い綿毛からできた「もぐさ」を使う療法です。
もぐさをツボに置き,火をつけて温めて,血流を促します。
お灸というとお年寄りのイメージがあるかもしれませんが,最近では20〜30代の女性の間でブームとなっています。
火を使わないタイプやアロマが香るタイプなど,さまざまな種類が販売されており,自宅で気軽にセルフケアができます。
広島痛み専門整体院でも体験することができます。
一度試してみられませんか?
🟠今日から実践!
自宅でもできるツボ押しを覚えましょう。
基本的には,頭痛に効くツボは頭,腰痛に効くツボは腰というように,痛みがあるところに,その痛みに応じたツボがあります。
ツボはたくさんありますが,その中から代表的なツボをいくつか覚えておくだけでも,普段の健康管理に役立つでしょう。
ツボの大きさは,大きいものでも米粒大くらいです。
見つけるにはまず,大体の見当をつけて,そのあたりを押してみましょう。
ツボに当たると,イタ気持ちいいと感じます。
ツボを押すときは,指の腹で垂直に押します。
強さは、気持ちいいと感じるくらい。
軽く押すことで十分です。
3~7秒くらいかけてゆっくり押し,ゆっくり戻しましょう。
回数は1日4~5回が目安です。
押した直後に痛くなったり,押したところがあざになったりしたらやり過ぎです。
「このくらいがちょうどいい」と自分で見極めることも大切です。
指で押すだけでなく,ドライヤーの温風をツボに当てるのも良い方法です。
温風はお灸効果があり,周辺のツボもまとめて刺激することができます。
やり方は、肌から5~10㎝くらい離して,ドライヤーの低温風を当てるだけ。「熱い!」と感じたら,すぐ離します。
他人にしてもらうと火傷するので,必ず自分で行いましょう。
広島痛み専門整体院では,独自の温灸を行っています。
痛みも改善されて,皆さんに非常に喜んでいただいています。
みなさんも痛いときは「何が良くなかったのかな?」と生活を見直してみることで,症状が少しずつ改善されていくかもしれません。
その症状は,実は,生活習慣やストレスから来ていることも少なくないからです。
実体はなくても存在する。そんな不思議なツボのお話に引きこまれてしまいます。
はるか昔から現代にまで受け継がれ,世界にも広まっているツボ療法ですが,私たちも手軽に取り入れることができます。
東洋医学の考えにならい,体のバランスを整えることを意識しながら,気になるツボ押しを試してみませんか?
膝の不調に有効な血行促進は,セルフケアでできることも多くあります。
「痛みの悪循環」を断ち切って,長期的に膝の健康を守れると良いですね。
わからないことがありましたら,お気軽に広島市東区 広島痛み専門整体院へお問い合わせくだされば幸いです。
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