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モノづくりのどんな課題を解決しているの?~制御盤用クーラー編~

こんにちは。アピステnote編集部です。
学生さんから採用担当宛に下記のような意見が多数よせられているそうです。

みなさんは日々の生活の中で、家電、お菓子、ペットボトル飲料、自動車、冷凍食品などの完成品を目にしていると思います。

その完成品のできるまでがアピステの活躍するフィールドになります。具体的にいうと研究開発、加工、組立、検査、物流などです。

みなさんの目に見えないところでモノづくりを支えているため、 イメージがしにくいのだと思います。

自動車の生産工程のイメージ図

そこでnote編集部が総力をあげて、アピステの商品がモノづくりにおいてどのような課題を解決しているのか、わかりやすく解説したいと思います!

第一弾は国内シェアトップクラスの制御盤用クーラーを紹介します。
実はモノづくりに深く関わっている、重要な商品になるので必見です!


そもそも制御盤ってなに?

制御盤はさまざまな機械やロボットを動かすための電気部品が入った箱のことです。工場にあるロボットや機械、さらにはエスカレーターや自動ドア、駐車場の発券機、EV急速充電器、5Gの基地局といった身近なものまで、電気で動くものにはほぼ例外なく制御盤があります。

制御盤は動作を制御するための頭脳であり、重要な役割を果たしています。

制御盤

制御盤がかかえる問題とは?

制御盤の中には下記の図の通り、機械やロボットを正確に動かすための電子機器やセンサーがぎっしり詰まっています。

制御盤の中のイメージ(ほんとにぎっしり入っていますよね)

これらの電子機器は電源を入れると発熱(=熱損失)します。電子機器それぞれが発熱するので、制御盤の中の温度は50℃を越えることもあります。この発熱によって、ロボットや機械の誤作動、最悪の場合は停止(=ダウン)につながることがあります。ノートパソコンやサーバーが発熱してダウンするのも同じ原理です。

人も熱中症で倒れてしまうことがあるように、電子機器も高温によってダウンすることがあります。

モノづくりの現場では数百台~数千台の機械やロボットが連なって生産ラインを構築しているため、1つの機械がダウンすると生産ライン全てが停止する可能性があります。お客様から「仮に生産ラインが1時間停止すると数十万円~数百万円の損失につながることもある」と聞いたことがあります。

制御盤用クーラーの役割とは?

制御盤の発熱問題を冷却の技術で解決し、モノづくりの生産性向上や生産の円滑化を支えているのがアピステの制御盤用クーラーです。
機械やロボットの制御盤に対して1対1で設置されるため、お客様の1つの工場で1000台~2000台が活躍していることもあります。

アピステの制御盤用クーラー

制御盤用クーラーは、その名の通り制御盤を冷やすための装置です。制御盤内の熱い空気を制御盤用クーラー内に取り込み、冷やした空気を循環させて内部の温度を高温にならないように制御します。

冷却のイメージ図

どんなところで活躍しているの?

アピステの制御盤用クーラーは様々な業界のモノづくりメーカーで採用されており、導入実績は31,370社を越えます。
みなさんの知っているようなメーカーの生産ラインでは必ずと言っていいほどアピステの制御盤用クーラーが活躍しています。

取引業界

アピステの営業は日ごろから、いろいろな業界のモノづくりの課題と向き合っています。その中で、たくさんの生産工程を見たり、技術者から商品のこだわりを聞いたりした時、知的好奇心が満たされ、これは面白い!と感じることがたくさんあります。

さいごに

モノづくりを陰で支えるアピステがどのような課題を解決しているか、少しでもイメージできるようになっておりましたらうれしく思います。もっと知りたい!という方は下記ポータルサイトをご覧いただければと思います。


工場に潜入するテレビ番組などで生産工程を意識して見てみるときっとアピステの商品と出会うことがあると思います。街を歩いているとEV急速充電器や5Gの基地局、デジタルサイネージの制御部分にアピステの商品がついているかもしれません。

先日も自動車の生産工場を取材したテレビ番組を見ていると、生産ラインにアピステの制御盤用クーラーがたくさん映っていて、なんだか嬉しくなりました。

アピステの商品は他にも精密空調機器や環境改善機器、液体温調器などがあります。今後も継続的に紹介していきますので、続編も楽しみにしていてください!