「男はつらいよ」はHSP向け?
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は休日らしく、ゆるくHSPの話を。
HSPが「ホラーもの」に弱い、というか見たがらない、というのはあるあるだと思いますが、もれなく私もそうです。
HSPは特に、共感性や共鳴性が高いので、怖いものや重いものを見るとそのエネルギーをそのまま受け取って落ちてしまうし、また常に思考が止まらず頭の中がぐるぐるしているので、そこに「難解なもの」を追加すると頭がパンクしてしまうわけです。少なくとも私は。
ちなみに、私が良く見るテレビは、真剣に見なくても適当に流し見できる「バラエティー」と、大体の展開も結末も予想できて安心して見られる「2時間ドラマ」が2大トップです。笑
「バラエティー」は、漫才とかコント番組よりは、何か大勢の人が、いろんなことをやってわちゃわちゃ笑ってる、みたいなのが好きです。とにかく、深く考えないで、適当に流しておきたいんですね。
「2時間ドラマ」は、2時間でストーリーが完結するし、流れが分かってるので楽に見れるというのもありますが、私にとっては「一瞬の夢を見る時間」でもあります。
諸々の理由により、しばらく離ればなれになっていた親子が、ずっと会っていなくてもかばい合ったり和解したり、なんてストーリーが良くあって、自分の叶わない夢をそこに重ねて涙したりするわけです。
2時間ドラマを語りだしたら何日あっても足りないので、それはまたいずれ。笑
ともかく、「見て疲れない」ということが、テレビや映画を見るときの重要なポイントになってる気がします。
そんなわけで、前置きは長くなりましたが、今日は、そんなHSPにも全く難解じゃなく楽に見られる「男はつらいよ」のススメでも書いてみようかと思います。ちょうど今晩放送もありますしね。
あ、テレ東は好きですが、回し者じゃありません。笑
私が始めて「男はつらいよ」を見たのは、2年前頃だったと思います。Amazon primeで、無料で全話見れた時期があったので。
名前は聞いたことあるし、いっちょ見てみるか、というような感じでした。
正直な話、最初見たときは、別に面白くなかったんです。テンポも遅く感じたし、何てことはないただの日常だし。
でも、その「ただの日常」「ただの人間」だからこそ良いんだ、と分かってからはもう、大好きになりました。
ほんと、何てことはないんです。しかも、毎回展開は同じです。同じことの繰り返し。笑
でも、人間って、そんなもんじゃないか、と思えると本当に面白い。
同じ過ちを何度も繰り返して、全然学習しなくて、年を取ったらこんな人間になりたい!と思った姿に、いっこうに到達しなくて。笑
寅さんなんて、言い方は悪いですが、ただの「その日暮らし借金男」なわけです。年中失恋してるし。笑
でも、どんな人間にも必ずいいところがある、必ず1つはあるんだと、見てて感じられます。
「人間は何のために生きてんのかな」と聞かれた寅さんが、「あー生まれてきてよかった。そう思うことが人生で何べんかあるだろう。人間そのために生きてんじゃねえのかな」と答えるのは有名ですが、ほんと、生きてりゃ何かしら楽しいこともある、と思わせてくれます。
何も深く考えることなく楽に見れて、終わるとすこしほっこりして、心がじわっと暖かくなる。
ま、平凡な1日を、明日もまた生きてみるか、という気持ちにさせてくれる。
だからほんと、「疲れてる人」には特にオススメなのです。
今では考えられない、昭和の慣習や言葉などもたびたび出てくるので、適当にツッコミながら楽しむこともできますしね。笑
また、当時全盛の俳優さんがたくさん出てくるので、単純に目の保養にもなります。松坂慶子さんなんて、美しすぎて口が開いたままになります。あくまで私の好みですが。笑
見てくださいこの美しさ…
「今日は疲れて何も見る気がしない、でも音がないのは寂しい」というようなときに、ぜひ軽い気持ちで、試しに見て、流してみてもらえたらな~、なんて思います。
下記、ツイッターで、「男はつらいよ」の「私的オススメ話」をまとめてます。50話あるうちから、独断と偏見で、9話を厳選しています。興味を持たれた方は、のぞいてみてください。
今日もお読みいただきありがとうございました。