HSPの「パートナー選び」のコツ
いつも読んでいただきありがとうございます。
先日の「HSPと分かったきっかけ」の記事も、たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
これからも、実体験にもとづき、少しでもHSPが楽に生きやすくなるような内容を書ければと思っていますので、ぜひお付き合いください。まあ、一番は自分を楽にするためなんですが。
で、先週末に片付けをしてましたら、なぜか20代後半のときに書いていた日記帳が出てきまして。。
パラパラとめくってみると、「30までに結婚する」「30には結婚する」と、連呼してありました。。
え、私、ご多分に漏れずそんなに焦ってたっけ、なんて思ったんですが、いやいや、「焦っていた時」から年月が経ちすぎて、焦っていた日々をすっかり忘れていたことを思い出しました。笑
同級生と、「30になった途端に楽になったね!いろんな呪縛から解き放たれたね!バンザイ!」なんて話してたっけ。
でも本当なんです。結婚のことだけに限らず、30になったとたん、なんかいろんな(勝手に)背負ってたものが落ちたような感覚でした。
結局、私が結婚したのは37の時なんですが、私的には「このタイミングしかなかったなあ」と、振り返ってみて思っています。
HSPだということだけが理由ではないですが、まず、30代半ばまでは、「人と共同生活」ができるとはどうしても思えなかった。
どうしても1人の時間が必要だし、「365日、同じ空間の中に他人がいる」ということに耐えられるとはとても思えなかったのです。
20代後半で、体を壊し、心を壊し、それでもなんとか踏ん張って一人でやってたわけですが、34になる年になって、ふと「ああ、もうこれ以上、一人で生きていくのは無理だ」という気持ちになりました。
ある意味、覚悟を決めた感じでした。私はいつも「修行に入る覚悟ができた」と表現してましたが、「人と共同生活ができるよう、自分を育てていくしかない」と。
それからすぐに今の夫と出会い、4年付き合いながら、少しずつお互いの擦り合わせをしていき…なんて言ったら聞こえはいいですが、7割方私が快適に過ごすための方法を伝達していった、という方が正しいかもしれません。笑
これは、前からツイッターでも何度も言っていることですが、私は婚活に際してはまず、自分の求めているものを明確にするために「条件を1つに絞る」ことを提唱しています。
私の場合は「自分のことよりも私を大切にしてくれること」が「絶対に譲れない1つの条件」だったんですが、今になって、本当にこの条件で選んでおいて良かった、と日々噛み締めているところです。
HSPの人でも、それぞれ違うと思いますが、私の場合、
同じベット(部屋も)で寝られない→人の存在が気になってとても寝られないから
一人の時間が必要→お互い休みの日に、家で二人で楽しく過ごしていても、途中で自分の部屋にこもって休憩する時間が必要
などなど、他にも、食の好み、香りの好みなどいろいろありますが、合わせてもらわないと、理解してもらわないといけない事項がたくさんあります。
本当に私に惚れていて私のことを第一に考えてくれる人でないと、なかなか難しいだろうな、と思ったわけです。
そして、この「絶対に譲れない1つの条件」を満たした人の中から、
「生理的に合わない人を除く」
というのが私の婚活セオリーです。
HSPの場合、匂い等にも人よりかなり敏感だったりしますし、「感覚的」なものを察知する能力は優れていると思うので、妥協せず感じぬふりせず、生理的にしっくりとくる「快適な人」を選ぶことが穏やかな生活につながると思います。
私は本当にこの「快適」という言葉を良く使います。人と暮らしてみて分かることですが、快適さ、すごく大事です。昔から「お互い空気のような存在」なんて、ちょっとディスった感じで使われたりしますが、いや、最高です。最強です。
ドキドキ、ハラハラ、キュンキュン、は、恋愛で十分、というのが持論です。共同生活で目指すべくは「空気」か「マイナスイオン」だと思います。笑
HSPに限ったことではないですが、HSPの場合は特に、「自分を全面的に愛して尊重して大切にしてくれる人」を選ぶことが、穏やかに生活していく上での鍵になる気がしています。
今後、夫との出会いや、どのようにお互いを理解していったか、穏やかな日々を送るためにしたこと、など、順次、具体的にいろいろ発信していければと思っています。
今日もお読みいただきありがとうございました。