心が疲れたときの対処法
いつも読んでいただきありがとうございます。
最近、悲しいニュースがたびたび目に飛び込んできて、HSPの方々などは特に、相手がどれだけ苦しい気持ちだったか慮って、自分も苦しくなってしまっているかもしれません。
私も、出来るだけ見ないようにしているつもりでも、けっこうキツい思いをしています。
そんな中、こんなツイートを見つけまして、ほんと首がもげるぐらいうなずいてしまいました。
で、私はこのツイートに対してこんなリツイートをしました。
繰り返しですけど、ほんとこれなんですよね。「悩んだとき簡単に人に相談したり、助けを求めたりできる人」で、病んだ人というのを、少なくとも私の周りでは見たことがないです。
身内だからこそ言えない、友人だからこそ遠慮してしまう、病院なんてもっとおっくう、となってしまうから、病む確率が高くなるわけです。
私も、最近でこそ、人に相談もできるし弱みも見せられるようになりましたが、他人から「真面目で、責任感が強くて、目標が高くて、完璧主義」のどれか一つを一度でも言われたことがある人は、「ちょっと疲れたな」と思ったらすぐに、相談できる場所を確保しておくことがとても大切です。
身内や友人で、聞いてもらえる人がいる場合は良いですが、私的にはぜひ「普段の生活で関わることのない第三者」=医療者、カウンセラーなども確保しておくことを強くおすすめします。
身内だからこそ、友人だからこそ言えない、話しにくいこともあるはずですし、そういうことは第三者だからこそ話せるからです。出掛ける気力もわかないときのために、電話カウンセリングもおすすめです。
まだ余裕のあるうちに、友人に「来週か再来週で、どこか時間もらえる?」と、日程に余裕を持たせて提案しておいたり、疲れたからせっかく勇気を出して行ったのに変な医者やカウンセラーに当たってさらに疲れることがないように、余裕のあるうちに幾つか病院やカウンセリングルームを調べて、口コミやホームページの文章などを読み込んで、「がっかりする確率が少しでも低い」と思われる所を探したりしておくことです。
疲れが限界に達してしまうと、これはかなりヤバイ状況ですが、そもそも病院を探す気力すらわかなくなることも多々あると思いますし、「行って期待外れだったときのショックを受け止める分の精神的余力」を残しておかないといけないというのもあるので、「限界状況にならないうちに」探しておくことをおすすめしたい。
で、この「限界状態」って、自分ではなかなか気付きにくいこともあります。私にも、思い返すと結構怖いエピソードがあって、
10年ほど前のある日のこと、そんなに限界まで疲れている自覚はなかったんですが、仕事の帰りに歩道橋を渡っていて、真ん中に来た時に、ふと、「飛び降りたい」という衝動が沸いたのです。ほんの5、6秒だったでしょうか。
体が歩道橋の端に寄ったくらいのところで、ふと我に返り、「これはヤバイ」と思って、帰宅してすぐに親友に電話したら運よく出てくれて、「びっくりしたの、歩道橋を渡ってたらね、飛び降りたくなっちゃった」と話し、「えー大丈夫~?」なんてのほほんと答える友人の声に安心して事なきを得た、というのがありました。
ですから、何度も繰り返しますが、敏感で、真面目で、頑張り屋で、人の目を気にして、目標が高くて、完璧主義と“人に言われる人”は、何もなくて元気でも、「疲れたときにどうするか」を考えておいてほしい。
「人からの評価」というのが重要です。真面目な人や完璧主義な人は、自分をそうだと思っていないことが多々あるので、自己評価は正直アテになりません。もちろん、自分で自覚できているならなお望ましいですが。
最後に、下記、「クラスメートの自死」と「遺族から聞いた話」という2つの体験を通しての私の持論を11ツイートにわたって書いています。
友人に、かなり辛い状況を相談されたとしたらどうしたらいいか、とか、止められなかったことをずっと心に抱えている、というような方にはもしかしたら何かの参考になるかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。